知的財産権の申し立てで商品削除！対抗に必要な書類とは？

「“突然、商品が削除された——理由は知的財産権の申し立て!?”」
そんな青天の霹靂から始まったのが、Amazon出品者である筆者が直面した“ブランド権利侵害”による商品削除トラブルの実体験レポートです。

この記事では、申し立ての通知内容やAmazonの対応、そして“対抗するために必要だった書類”や提出の流れを、筆者の実例をもとに詳しく紹介。
さらに、「正規品なのになぜ削除？」「どこまで証明すればいい？」といった疑問に対して、請求書や仕入れ証明、ブランドとの関係性を示す資料の重要性が語られています。

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「えっ、また消された…」というあなたへ

せっかく商標登録までして、自分のブランド商品として出品していたのに、
またあのセラーから「知的財産の疑い」で訴えられた。
そして、商品が突然消された——。

「もうどうしたらいいかわからない…」
そう感じたなら、あなたは決して一人ではありません。

この記事では、同じ悩みを抱えた方の投稿をもとに、
知的財産の申し立てにどう対応すべきか、
どんな証拠や書類をAmazonに提出すべきかを、わかりやすく解説します。

あなたの状況、こんな感じでは？

• 同じ中国製品を扱うセラーから繰り返し知的財産権侵害で訴えられている
• 商品をノーブランドから自社ブランドに切り替えたが、それでも訴えられる
• 商標のPDFや商品タグ付き画像など提出したが、対応が通らない可能性
• 「もう嫌がらせにしか思えない…」と感じている

これ、完全に“あるある”トラブルです。

「知的財産の疑い」Amazonが見ている3つのポイント

Amazonに知的財産侵害で商品を削除される場合、主に次の3つの点が問われています：

① 商標権

商標が「登録済み」で、対象商品に明確にブランド名が表示されているかがポイント。
たとえば：

• 商標登録証（PDF）
• 商品パッケージやタグにブランド名が印刷された写真
• 商標を使って販売する正当な根拠（製造者・販売者情報など）

② 著作権や意匠権

製品デザイン・ロゴ・キャラクターなどが独自性を持つか。
「誰でも売れる既製品」に見えると、後発は不利になります。
とくに中国製OEM品は、“後からブランド化”では保護されにくいです。

③ 模倣・流用の有無

Amazonは、「実質的に同じ商品に別ブランドを載せただけ」
という場合、知的財産侵害と見なすこともあります。

Amazonに提出すべき資料：これで勝率UP！

知的財産の申し立てに対抗するには、感情ではなく証拠で動くしかありません。
以下の書類を揃えて提出しましょう：

注意：「同じものに後から商標」は弱い

今回のように「ノーブランドで売っていたものに商標を後付け」した場合、
Amazonや他セラーからの信用度は下がります。

それがOEM商品の場合は特に要注意。

対策としては、

• 製品に“独自性”を加える（外観、素材、パッケージなど）
• Amazonブランド登録（Brand Registry）を行う
• 他社と差別化した商品説明や画像で「別物」とアピールする

ことが必要です。

嫌がらせ申立て？対抗の一手

もし相手セラーが明らかに「権利を持っていない」のに繰り返し訴えてくる場合、
以下の手順も検討できます：

• Amazonの「悪質な権利侵害報告」フォームから、相手を通報
• 商標登録証と一緒に、「相手には権利がないこと」を証明する
• 消費者庁や特許庁、法的機関への相談（証拠を残しておく）

最後に：あなたのブランドは、守れる

「もうAmazon無理かも…」
そう思っても、事実と証拠があれば道はあります。

むしろ、商標を取得し、自分のブランドとして戦おうとしているあなたは、
正しいステージに立っている証拠です。

「勝てるのは本物だけ」
だからこそ、“本物”としての証拠を整えることが、最大の防御になります。

まとめ：Amazon知的財産の申し立てに勝つために

知的財産権の申し立ては、正規に仕入れた商品であっても突然起こり得るリスク。
そのときに慌てないためには、“日頃からの証拠保管”と“冷静な対応”がカギになります。

「Amazonでの販売を続けたい」「理不尽な削除に泣き寝入りしたくない」——そんな出品者にとって、“備えと対処法”を学べる一記事です。
トラブルに強い出品者を目指すなら、ぜひチェックしておきましょう。

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おっさん事業主

急に事業を始めた人

40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。