セカストせどりで1,000円の利益を出すには?初心者が絶対に知っておくべき仕入れ・販売の目安と実例5選

「仕入れたのに利益ゼロ…なんで?」
そんな悩み、あなたも感じていませんか?
前回の記事「『セカストせどりはもう稼げない?』挫折しがちな初心者が知るべき5つの改善ポイント」では、セカンドストリート仕入れで成果を出すための「5ステップ戦略」を紹介しました。
でも、実際に利益を出そうとすると――
「1,000円の利益を出すには、いくらで仕入れて、いくらで売ればいいの?」
「メルカリ手数料や送料を引いたら、赤字じゃない?」
そんなリアルな疑問が湧いてきますよね。
今回は、「セカストせどり」でしっかり1,000円の利益を出すために必要な“数字”と“実例”をわかりやすく解説。これから始めようとしている方、思うように稼げずに悩んでいる方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
〜初心者が利益1,000円を狙うための“リアル”な数字と5つの実例〜
「やってみたけど、ほとんど利益が出なかった…」
それ、もしかすると“計算ミス”かもしれません。
実はせどり初心者が最も失敗しやすいのが、「仕入れと販売価格のバランス」なんです。
特に、利益が500〜1,000円出せるラインを狙うには、感覚ではなく“数字の逆算”が絶対に必要。
この記事では、
✔ 1,000円利益を出すための【仕入れ・売価目安】
✔ 送料や手数料を含めた“シビアな”計算式
✔ 初心者向けの実例(アパレル・家電など)5選
✔ よくある失敗とその対策
を、初心者にもわかりやすく解説します。
【利益1,000円】を出すには、いくらで仕入れていくらで売る?
◆計算式(メルカリ販売・送料込の場合)
利益 = 販売価格 -(仕入れ + メルカリ手数料 + 送料 + 資材 + 振込手数料)
◆ざっくり目安
項目 | 費用例 |
---|---|
メルカリ手数料(10%) | 売価の10% |
送料 | 500円(宅急便コンパクト程度) |
梱包資材 | 100円(クッション封筒など) |
振込手数料 | 200円(メルカリ通常) ※商品が売れる毎に振り込みをしない場合は含めない |
→ 1,000円の利益を出すには、最低でも売価は2,800〜3,000円、仕入れは1,000〜1,500円以内が安全ラインです。
【実例】利益1,000円が狙える商品と価格シミュレーション
◆1. アパレル(ブランドTシャツ)
- 仕入れ:500円
- 売価:2,600円
- 経費:
- 手数料:260円
- 送料:500円
- 梱包+振込:300円
- 利益:1,040円
✅ 状態良・人気ブランドであれば回転も早い。
◆2. 家電(乾電池式ドライヤー)
- 仕入れ:2,000円
- 売価:4,500円
- 経費:850円(送料・資材・手数料)
- 利益:約1,650円
✅ 動作確認は必須。箱なしでも需要あり。
◆3. スポーツ用品(サイクルグローブ)
- 仕入れ:800円
- 売価:2,800円
- 経費:830円(送料・手数料ほか)
- 利益:約1,170円
✅ サイクリスト向けブランド物がねらい目。軽くて送付も楽。
◆4. 書籍(理系専門書)
- 仕入れ:300円
- 売価:2,300円
- 経費:880円
- 利益:1,120円
✅ 古書でも状態がよければ高利益。ISBNで検索してから仕入れる。
◆5. おもちゃ(未開封プラモデル)
- 仕入れ:1,500円
- 売価:4,000円
- 経費:950円
- 利益:約1,550円
✅ 人気作品・限定品はプレミアが付く可能性も。
【注意ポイント】ここをミスると赤字に…
❌送料の読み違い
→ 特にサイズ・厚みに要注意。「ゆうパケット」で送れないと送料爆増。
❌安価な資材でトラブル
→ 安っぽい梱包はクレームにつながりやすい。
❌価格競争に巻き込まれる
→ ライバルを把握して「価格」ではなく「状態・説明・写真」で勝つ。
❌売れ残り
→ 回転率も収益に直結。1か月以内に売れるものを選ぶ意識を。
【まとめ】厳しめな計算で「小さく始めて、大きく育てる」
せどりで月1万円稼ぎたいなら、
「1,000円利益×10商品」=まずはここが最初のゴールです。
そのためには、
- 仕入れ時点で「利益の逆算」ができること
- 手数料や送料を見落とさないこと
- 無理のない価格帯で経験を積むこと
が何よりも大事です。