Amazonせどり
PR

【中国輸入 FBA納品の教科書】代行業者からAmazon倉庫へ直送する全手順と注意点を初心者向けに解説

おっさん事業主
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

副業で始めた、中国輸入ビジネス。
アリババで有望な商品を見つけ、勇気を出して輸入代行業者と契約。
「これで、俺のビジネスもいよいよ本格化するぞ…!」
そう胸を躍らせたのも束の間、ふと、巨大な壁の前で立ちすくんでいる自分に気づく。

「…で、この商品を、どうやってAmazonの倉庫に送ればいいんだ?」

代行業者のサイトと、Amazonセラーセントラルの画面。 二つを交互に眺めながら、その連携方法が全くわからず、途方に暮れてしまう。

この記事は、かつての僕と全く同じように、希望と不安のど真ん中で立ち往生してしまっている、未来のビジネスオーナーであるあなたへ贈る、具体的な「道しるべ」です。

スポンサーサイト

「で、次に何をすれば…?」中国輸入、代行業者と契約した後の”壁”にぶつかっていませんか?

「教えてくれる人が、急に音信不通になってしまった」 「どこに、何を質問すればいいのか、まったく分からない」

わかります。その気持ち、痛いほど。 僕もそうでした。右も左もわからず、ただ時間だけが過ぎていく。商品は、中国の倉庫に届いているらしい。でも、そこから一歩も前に進めない。

「代行業者に頼めば、あとは全部やってくれるんじゃないの?」 そんな淡い期待は、すぐに打ち砕かれます。 なぜなら、そこには、このビジネスの”大前提”が存在するからです。

大前提:Amazonと輸入代行業者者は”他人”。指示を出すのは「あなた」です

まず、この一点を、心の真ん中に刻みつけてください。

Amazonと、あなたが契約した輸入代行業者(BUYERCENTRALなど)は、全く関係のない、別々の会社です。

彼らが、あなたを介さずに、勝手に連携することはありません。 両者を繋ぎ、タスクを前に進めるための「司令塔」。それが、他ならぬ「あなた自身」なのです。

「難しそう…」と思いましたか? 大丈夫。これから、あなたが”司令塔”として何をすべきか、5つのステップに分けて、具体的に解説していきます。

【5ステップで解説】申込みからFBA納品完了までの全手順

ここが、この記事の核心です。 この5ステップを順番通りに実行すれば、あなたの初めての商品は、必ずAmazonのFBA倉庫にたどり着きます。

ステップ①:【あなた】Amazonで「納品プラン」を作成する

すべての物語は、ここから始まります。 まずは、Amazonセラーセントラルにログインし、中国から発送したい商品の「納品プラン」を作成してください。

これは、「これから、こういう商品を、これくらいの数、FBA倉庫に送りますよ」という、Amazonへの”事前申告”です。 このプランを作成することで、Amazonは、あなたの商品を受け入れる準備を始めます。

ステップ②:【あなた→代行業者】商品ラベル(FNSKU)をPDFで送る

納品プランを作成する過程で、「FNSKU」という、商品一つ一つに貼り付けるためのバーコードラベルがPDF形式でダウンロードできるようになります。

このPDFファイルを、そのままメールなどで輸入代行業者に送ってください。 これが、あなたから代行業者への、最初の”指令”です。 「このラベルを、私が頼んだ商品に貼り付けてください」と。

ステップ③:【代行業者】検品・ラベル貼り付け・梱包作業

あなたの指令を受けた代行業者は、中国の倉庫で作業を開始します。

  • 商品にキズや汚れがないか検品する
  • あなたが送ったFNSKUラベルを、一つ一つの商品に貼り付け
  • 商品を段ボールに梱包する

作業が終わると、代行業者から「梱包が完了しました。段ボールのサイズと重さは、こうなりました」という連絡が来るはずです。

ステップ④:【あなた→代行業者】配送ラベル(FBAラベル)をPDFで送る

代行業者から受け取った「段ボールのサイズと重さ」の情報を、先ほど作成したAmazonの納品プランに入力します。 すると、今度は「配送ラベル」という、段ボールの外側に貼り付けるためのラベルがPDFで発行されます。

この配送ラベルには、

  • 届け先であるAmazon倉庫の住所
  • 荷物を識別するためのバーコード などが記載されています。

このPDFを、再び代行業者に送ってください。 これが、「この荷物を、この住所に送ってください」という、最終指令になります。

ステップ⑤:【代行業者】発送 → 【あなた】納品プランを完了させる

最終指令を受け取った代行業者は、荷物を日本のAmazon倉庫へ向けて発送します。 同時に、配送業者(DHL、FedExなど)と、追跡番号(トラッキングナンバー)をあなたに知らせてくれるはずです。

その追跡番号を、Amazonの納品プランに入力し、ステータスを「発送済み」に変更する。 ここまでやって、ようやく、あなたの仕事は完了です。

あとは、商品がFBA倉庫に到着し、在庫に反映されるのを待つだけ。 セラーセントラルの在庫管理画面に、あなたの商品の数が表示された時、きっと、今までの苦労が報われるはずです。

【失敗しないための3つの注意点】僕がヒヤリとしたポイント

この流れの中で、初心者が陥りやすい「落とし穴」が3つあります。 僕自身がヒヤリとした経験から、これだけは絶対に気をつけてください。

注意点①:「輸入者」は誰になるのか?を必ず確認する

国際配送では、必ず「輸入者(Importer of Record)」を税関に申告する必要があります。 Amazonは、絶対に輸入者にはなってくれません。 通常は、あなたが契約した代行業者が、この役割を担ってくれるはずですが、契約内容によっては、あなた自身が手続きをする必要があるかもしれません。契約時に必ず確認しておきましょう。

注意点②:商品ラベルの貼り間違いは、”致命傷”になる

違う商品のFBAラベルを貼って納品してしまうと、FBA倉庫で受け取りを拒否されたり、アカウントの評価に傷がついたり、最悪の場合、あなたの商品が”消滅”するリスクさえあります。 信頼できる代行業者を選ぶことが、いかに重要か、ということです。

注意点③:納品先の倉庫は、”変更される”ことがある

納品プランを作成した時点と、実際に出荷する時点では、Amazonが指定する納品先倉庫の住所が、予告なく変更されることがあります。 代行業者に配送ラベルを送る直前に、もう一度、納品プランを確認する癖をつけましょう。

初めてのFBA直送は、”未来への滑走路”

どうでしょう。 巨大で複雑に見えた「FBA直送」という名の壁が、たった5つのステップで構成された、シンプルな「手順書」に見えてきませんか?

初めての納品は、誰だって怖いものです。 でも、この滑走路を一度走り抜けてしまえば、あなたのビジネスは、一気に加速します。 世界中の商品を、日本のどこにいても、あなたの代わりにAmazonが販売してくれる。そんな未来が、あなたを待っているのです。

この記事が、あなたの輝かしい第一歩を、力強く後押しできることを、心から願っています。

スポンサーサイト
ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
記事URLをコピーしました