【本音レビュー】「バイマって儲からない?」と言われる理由と、稼げる人が実践している戦略とは?

副業として人気を集めているBUYMA(バイマ)。
「在庫を持たずに海外ブランドを販売できる」「初心者でも始めやすい」などのイメージがありますが、実際には“儲からない”と悩む人も多いのが現実です。
この記事では、
- なぜ「バイマは儲からない」と言われるのか?
- 本当に稼げる人が実践しているロードマップ
- バイマのメリット・デメリット
について、複数の実例や専門記事をもとに整理しました。
「バイマは儲からない」と言われる5つの理由
1. 価格競争が激しすぎる
バイマは同じ商品を複数の出品者が扱うため、値下げ合戦になりやすいです。
後発の出品者ほど「安さ」で勝負しがちですが、利益率がどんどん圧縮され、手数料で赤字になることも…。
2. 仕入先の確保が難しい
「正規品」「本物保証」が求められるバイマでは、信頼できる海外の買い付け先を見つけるのが超重要。
個人で調達しようとすると価格が高くなり、結果的に利益が出ないという悪循環に。
3. 手数料・経費が重い
- バイマの販売手数料:約5.5〜7.7%
- 決済手数料:3.6%
- 売上から送料や関税も引かれる
これらの実質的な負担が大きく、想定より利益が少ないという声が多数上がっています。
4. リサーチ・出品作業に時間がかかる
売れる商品を探し、ライバルと差別化し、魅力的な商品ページを作るには膨大な時間と作業量が必要。
副業感覚で始めたものの、「全然時間が足りない…」と挫折する人も。
5. クレームや返品リスクがある
「思っていた商品と違う」「関税がかかった」など、購入者からの問い合わせやトラブル対応が多く、精神的にも負担に。
それでもバイマで稼ぐ人は何をしているのか?【成功のロードマップ】
バイマで本当に稼いでいる人は、次のような戦略的ステップを踏んでいます。
STEP1:リサーチ力を磨く
- 売れ筋ランキングや検索ボリュームを活用
- 季節やトレンドを先読みして、「まだライバルが少ない商品」を狙う
STEP2:信頼できる仕入れルートを確保
- 海外の正規サイトや現地バイヤーと提携
- “安定して仕入れられて本物である”ことが重要
STEP3:利益率の高い商品を選ぶ
- 安く仕入れても高く売れないものは意味なし
- ブランド小物・限定アイテム・ニッチなカテゴリが狙い目
STEP4:外注化・自動化で作業を効率化
- 出品代行や画像加工を外注
- リサーチやメッセージ対応をツールで効率化
STEP5:ブランディング&リピーター獲得
- ショップの世界観・プロフィール・口コミを強化し、「また買いたい」ショップ作りへ
バイマのメリット
メリット | 内容 |
---|---|
在庫不要 | ドロップシッピング形式で在庫リスクがない |
初期投資が少ない | パソコンとネット環境があれば始められる |
海外ブランドに特化 | 他のECと差別化しやすい |
スマホでも運用可能 | 在宅・スキマ時間でも対応できる |
特に副業初心者には、リスクの低さが大きな魅力です。
バイマのデメリット・注意点
デメリット | 内容 |
---|---|
時間がかかる | リサーチ・出品・問い合わせ対応に手間が多い |
利益率が低い | 手数料や送料、関税で利益が圧迫されやすい |
トラブル対応が必須 | 納期遅延・関税負担・返品など、対応力が必要 |
資金繰りに注意 | 売上入金が遅く、先に仕入れるケースもある |
「手間が多くて割に合わない」と感じる人が出てくるのも、無理はありません。
結論:「ラクに儲かる」は幻想。でも戦略次第で可能性はある
バイマは“簡単に稼げる副業”ではありません。
リサーチ力・仕入れ力・対応力が必要で、コツコツ積み上げる努力が求められます。
しかし、正しい手順とツールを活用すれば、副業月収5万〜10万円も現実的。
中には、本業を超える収入を得て独立する人もいます。
「バイマ=儲からない」と一括りにせず、自分の環境・目的に合った運用方法を見極めることが大切です。
BUYMAの始め方【登録から出品までの5ステップ】
バイマを始めるためには、「アカウント登録 → 出品」までの基本手順を理解しておく必要があります。以下の5ステップでスタート可能です。
STEP1:BUYMAに無料会員登録する
- 必要なのはメールアドレス・パスワード・ニックネームなど
- 購入用アカウントと販売用アカウントは同じでOK
- 登録後、「パーソナルショッパー登録」に進むと販売が可能になります
STEP2:パーソナルショッパー登録(出品者登録)
- 住所・本人確認書類(免許証など)の提出が必要
- 簡単な審査があり、数日以内に結果が通知されます
- 登録後、自分の「ショッパーページ」が作成されます
STEP3:出品リサーチ
- 売れている商品を分析
- ライバルが少ないカテゴリやブランドを狙う
- 「BUYMAランキング」「いいね数」「出品数」を参考に
STEP4:仕入れ先の確保
- 海外ブランドの公式サイトやセレクトショップを調査
- 代理購入代行(バイヤー)や、現地在住の知人と提携するケースもあり
- 信頼できる仕入れルートが最大の成功ポイント
STEP5:商品を出品する
- 商品名・ブランド・価格・写真・説明文などを入力
- 関税や送料の記載を忘れずに
- 購入されてから仕入れる「無在庫販売」が基本(後述)
バイマの注意点とリスク管理
❗ 購入者とのトラブル対応が避けられない
- 商品が届かない、偽物だと思われる、関税請求など…
- メッセージ対応や返品・返金トラブルへの備えが必要
❗ 海外仕入れは時間とお金がかかる
- 為替変動、配送遅延、関税リスクなど、国内販売より不確定要素が多い
❗ 出品ページの質が売上を左右する
- 写真が暗い、説明が雑だと売れません
- 初心者でも、プロっぽいページ作りが必要です
バイマの「無在庫販売」ってどういう仕組み?
BUYMAでは、在庫を持たずに販売できるのが特徴です。これが「無在庫販売」です。
▼ 無在庫販売の流れ
- バイマに商品を出品(まだ仕入れはしていない)
- 購入が入ったら、仕入れ先に注文
- 商品を仕入れ、BUYMA指定の方法で購入者に発送
このモデルにより、在庫リスク・資金リスクを減らせるのが大きなメリットです。
ただし注意すべきリスクも
リスク内容 | 説明 |
---|---|
商品が売り切れる | 購入後に仕入れ先が在庫切れ→キャンセルになる可能性 |
配送遅延 | 海外発送は予想以上に時間がかかることも |
クレーム対応 | 「届かない」「関税がかかった」などの問い合わせに対応が必要 |
信用問題 | 無在庫によるトラブルが増えるとショップの信頼低下に |
無在庫販売のコツ
- 仕入れ先の在庫状況をこまめに確認
- 納期や関税について商品ページに明記
- 販売実績を積み、将来的に在庫販売へ移行も検討
まとめ:始め方を押さえ、リスクと戦略を理解すればチャンスはある
バイマは初心者でも参入しやすいビジネスモデルですが、成功するためには「始め方」「リサーチ」「仕入れ」「顧客対応」すべてが重要です。
また、無在庫販売という特有のメリットがある一方で、在庫切れや配送遅延などのリスクをどうコントロールするかも求められます。
リスクを理解したうえで、正しい手順と継続的な改善を行えば、個人でもしっかり利益を出すことは可能です。