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【Amazon出品者向け】不当な評価の削除方法と対処術|報復レビューに泣かないために

おっさん事業主
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「正当な対応をしたのに、理不尽な低評価をつけられた…」
Amazon出品者なら一度は経験するこのトラブル。
特に、返品を断ったことに対する“報復レビュー”は、売上や評価に直結するため、見過ごせません。

この記事では、Amazonで「不当な評価」が投稿されたときの削除申請の方法や、現実的な対処法を詳しく解説します。

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よくあるケース:「開封済み未使用」と偽って返金を要求された

たとえば、以下のようなケースです。

  • 購入者が「未使用」と偽って返金要求
  • 出品者は返品キャンセルと80%返金で妥協
  • その後「全額返金に応じない」と事実に反する低評価を残された

こうしたケースは、Amazonの評価削除ポリシーに違反する可能性があります。

削除対象となる「評価の条件」

Amazonでは、次のような評価が削除対象です:

削除できる例削除できない例
他者を誹謗中傷する内容単なる主観的な意見
商品と無関係な内容(例:配送の遅延)使用感の不満
明らかな虚偽情報(嘘・事実無根)「期待したほどではない」などの感想
購入とは無関係なレビュー価格への不満(ただしAmazon販売分の場合)

削除申請の手順

1. セラーセントラルにログイン

セラーセントラル にログインし、「注文」→「評価の管理」へ。

2. 評価欄の「違反を報告」リンクをクリック

不当と思われる評価の横にある「違反を報告」を選択。

3. 対象内容を選び、コメントを入力

「誹謗中傷」「虚偽情報」「商品と無関係」など該当項目を選び、理由を具体的に記入します。

削除できない場合の「現実的な対処法」

Amazonが削除に応じない場合、以下の方法で“ダメージ最小化”を図れます。

1. 公開返信で冷静に事実を説明する

評価が「出品者のサービス」に関する場合のみ、公開返信が可能です。

例:「本件は開封済み・互換性確認済みの商品につき、Amazon規定に基づき返金額を調整させていただきました」

ポイントは感情的にならず、事実のみ淡々と書くこと

2. 他の購入者レビューを強化する

ポジティブな評価を増やすために、以下を実施:

  • 商品梱包の改善
  • お礼メッセージカードを同梱(評価依頼含む)
  • 丁寧な発送&迅速な対応

3. 低評価レビューの位置づけを説明する

記事・FAQをブログや商品ページに設置が、信頼の補完手段として有効です。

よくある質問(FAQ)

Q.「配送が遅い」理由で評価1は削除されますか?

Amazon自身が配送した(FBA)場合に限り、削除対象です。

Q. 商品レビューと出品者評価の違いは?

→ 商品レビュー(カスタマーレビュー)は削除不可。
出品者評価(フィードバック)であれば報告できます。

Q. 購入者に直接削除依頼できる?

→ できますが慎重に。Amazonのガイドラインに沿い、見返りを提示してはいけません

今すぐやるべき3つのアクション

  1. 該当評価の「違反を報告」を実行
  2. 評価返信が可能な場合は事実のみ冷静に返答
  3. 他のレビュー強化&高評価促進施策を開始

悪質クレーマーへの正しい向き合い方(Amazon編)

Amazonでは、まれに明らかに理不尽な要求をしてくる購入者=“悪質クレーマー”に出会うことがあります。
適切な対応をしないと、「評価」「返品率」「アカウント健全性」にまで影響するため、慎重に対処することが重要です。

ステップ1:すべてのやりとりは「Amazonメッセージ経由」で行う

クレーマー対応で絶対にやってはいけないのが、感情的な反論や個人間でのやりとりです。
Amazonメッセージを通すことで、プラットフォーム側の監視対象となり、自衛につながります。

ステップ2:「Amazon規定に基づく対応」で一貫させる

「返金は受け付けません」など個人的なルールではなく、
「開封済みのため、Amazonポリシーに沿って返金額を調整させていただきます」といった第三者のルールを引用することで感情的な摩擦を避けられます。

ステップ3:エスカレーションも視野に(ケースIDをつけて相談)

執拗な嫌がらせや脅し文句があれば、セラーセントラルからケースを開き、Amazonに報告しましょう。

  • スクリーンショットを添付
  • 時系列で発言の記録を残す

→ カスタマーサービスが調査に乗り出すことがあります。

やってはいけないNG対応例

NG対応なぜNGか
評価削除の代わりに返金する対価を伴うレビュー操作は規約違反
怒りの返信をしてしまうアカウント停止リスクあり
個人メールでやりとり証拠が残らず、Amazonに認められない

プロ出品者の心得

「一線を超えた要求には冷静に線引きしつつ、記録はすべて残す」
これが悪質クレーマーに負けないための基本戦略です。
泣き寝入りせず、仕組みと証拠で対抗しましょう。

まとめ:不当評価に冷静&戦略的に対応しよう

Amazonでビジネスを続けていれば、どうしても避けられない不当な評価。
しかし、冷静に対処し、他の評価を積み上げていくことで信頼は回復可能です。

「感情で動かず、事実と仕組みで処理する」。
それがプロセラーの戦い方です。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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