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【Amazonで受注生産】納期2〜4ヶ月でも売れる?中国工場を活用したスポーツウェア販売のリアル

おっさん事業主
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「大量在庫は持ちたくない…でも、ブランド商品は作ってみたい」
「注文が入ってから生産する“受注生産”ってAmazonで通用するの?」

そんな風に考えたこと、ありませんか?

今回は、中国の工場を使ってAmazonで受注生産型のスポーツウェアを販売する方法について、
納期2〜4ヶ月という長期リードタイムでも実現できる方法と注意点をまとめました。

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そもそも「受注生産」とは?

受注生産とは、注文が入ってから製造を開始する販売方法
在庫を抱える必要がなく、在庫ロスのリスクを最小限にできるのが最大のメリットです。

今回のケースでは:

  • 販売商品:スポーツウェア(上下セットや単品など)
  • 生産地:中国の提携工場
  • 納期:注文から2〜4ヶ月後に発送
  • 販売チャネル:Amazon(FBAは使わず自己発送)

どうして受注生産をAmazonでやるの?

受注生産型ビジネスは「在庫を持たずにブランド商品が作れる」点で、個人・スモールチームに人気。
とくにアパレル業界では以下のような理由で採用されることが多いです。

アパレルで受注生産が向いている理由

  • サイズや色展開が多く、在庫リスクが高いため
  • 独自デザインで差別化しやすい
  • 発注ロットが読めない段階でもスタートできる
  • スポーツウェアは“機能性+デザイン”で根強いニーズがある

Amazonで売ることで、集客力を使いつつ自社ブランドの価値も広げられるのが魅力です。

納期2〜4ヶ月…それでも売れるの?

ここが最大の壁です。

Amazonは「翌日配送」など、即納が当たり前の環境
そんな中で「納期4ヶ月」となると、当然購入ハードルは上がります。

ですが、以下の条件を満たせば受注生産でも販売は可能です。

成功のために必要な5つの工夫

工夫ポイント内容
納期の明示商品ページに「納期:2〜4ヶ月」と明記(説明欄・画像にも)
予約注文形式注文=契約であることを伝え、キャンセル防止につなげる
ブランドストーリーの訴求「なぜこの商品なのか」「どんな想いで作っているか」を伝える
ユーザーの共感を得る「あなたのために1点ずつ生産します」といった丁寧な姿勢
商品の独自性他にない機能・デザイン・素材など、明確な差別化要素を持つ

注文から納品までの流れ(イメージ)

  1. Amazonで注文が入る
  2. 担当者が中国の工場に発注
  3. 生産開始(納期目安:60〜120日)
  4. 工場から納品 → 自社倉庫で検品
  5. 購入者に発送(自己発送 or Fulfillment by Seller)

このように、「納期の長さ」も前提にしたビジネス設計が重要です。

Amazonで受注生産を行うための出品手順【保存版】

受注生産でもAmazonで販売は可能ですが、通常の出品と異なり「事前に整えるべき設定・配慮」が多数あります。以下のステップを順に進めることで、トラブルを避け、購入者の信頼も獲得できます。

1. 商品登録時に「納期の明記」を徹底する

  • 出荷作業日数(handling time)を「60日~120日」など実際の納期に合わせて設定
  • 商品タイトルや商品説明にも「受注生産・納期○日」と記載
  • メイン画像の1枚目以外に「納期案内バナー画像」を挿入するとより丁寧

2. 予約注文(プレオーダー)として出品する方法も検討

  • Amazonでは「30日以内の発売予定商品」に限り「予約商品」として登録可能
  • それを超える場合は、あくまで「通常商品+長納期設定」で運用するのが基本

3. 自己発送(MFN)で出品し、配送をコントロールする

  • FBA(Amazon倉庫発送)は使えないため「出品者自身で発送」設定にする(出荷元=自社拠点または国内物流倉庫)
  • 発送トラブル時も自分で対応できる仕組みにしておくこと

4. 商品の説明欄で「オーダーメイド感」を出す

  • 「一つひとつご注文後に丁寧に生産いたします」など、納期の理由=価値として伝える
  • デザインや生産背景のこだわりを記載することで、納期への納得感が上がる

5. 注文後は必ず進捗連絡を入れる

  • 注文確定後、自動送信メールとは別に「〇月上旬発送予定」などのメッセージを送信
  • 購入者が不安にならないよう、進捗報告(生産開始/検品完了など)を定期的に実施

6. トラブル対応フローを用意しておく

  • 万一のキャンセル依頼や納期遅延に備えて、工場側とのやりとりは常に記録
  • キャンセル対応・返金ポリシーも予め明確にしておく(セラー情報欄やFAQに記載)

注意すべき落とし穴とリスク管理

納期遅延のリスク

→ 工場側の稼働状況・旧正月など、中国ならではの事情も影響します。

対策: 注文後すぐに「現在の製造状況」「納期目安」を個別連絡し、
購入者の不安をフォローしましょう。

クレーム対応の難しさ

→ 納期が長いため、「忘れられていた」「まだ届かない」という問合せも増えます。

対策: メールやAmazonのメッセージ機能で定期的に進捗報告を行うのが◎。

すぐ届かないけど、“あなただけの1着”を届ける価値

Amazonでは即納が基本。
それでも受注生産という形をとることで、

  • 在庫リスクゼロ
  • ブランド価値の維持
  • 顧客との深いつながり

が可能になります。

ただし、誤解されないように伝える力と段取り力が不可欠。

あなたが届けたい“本当に価値ある商品”なら、
それを待ってくれるお客様も、必ずいます。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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