【桐谷さんの新境地】2025年注目の高配当株3選!「脱・優待」も視野に入れた失敗しない銘柄選びの掟

「株主優待の神様」桐谷広人さんと、「人気芸人」EXITのりんたろー。さん。異色の二人が投資を語る動画が今、大きな話題を呼んでいます。
しかも、その内容は「優待生活」のイメージを覆すものでした。「2025年下半期に注目している」として桐谷さんが挙げた銘柄には、なんと“優待のない高配当株”も含まれていたのです。
この記事では、桐谷さんがなぜ今、高配当株に注目するのか、その理由と具体的な3つの銘柄を徹底解説。さらに、りんたろー。さんのような投資初心者でも明日から真似できる「失敗しない銘柄選びの掟」まで、動画の要点を凝縮してお届けします。
優待だけではない、桐谷さんの新たな投資戦略。この記事を読めば、あなたの投資の視野がぐっと広がるはずです。

動画で紹介された株や投資のコツを、初心者でも分かるようにまとめました。
注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。
桐谷流「失敗しない銘柄選び」の掟
桐谷さんの投資術の根底にあるのは、ただやみくもに銘柄を選ぶのではなく、明確なルールに基づいて判断するという堅実な姿勢です。りんたろー。さんのような投資初心者に向けて、桐谷さんは4つの「掟」を伝授しました。
1. 合計利回り4%以上を狙え!
桐谷流の基本中の基本。株価の値上がり益(キャピタルゲイン)だけでなく、「配当+優待」の合計利回り(インカムゲイン)が4%以上になる銘柄を選ぶのが大原則です。これにより、たとえ株価が下がっても、配当や優待が心の支えとなり、長期的に安心して保有し続けることができます。
2. 分散投資でリスクを管理せよ!
どんなに魅力的な銘柄でも、一つに集中投資するのは危険です。桐谷さんは、優待がもらえる最小単位(主に100株)で多くの銘柄を保有することを推奨しています。これにより、特定の企業の株価が下落しても、ポートフォリオ全体への影響を最小限に抑えることができます。
3. 企業の「将来性」と「割安度」をチェックせよ!
銘柄選びは、利回りだけでなく、企業の健全性を見極めることが重要です。
- 会社四季報を読む: 企業の将来性を判断するための必須アイテム。
- PBR・PERをチェック: PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)が低い株は、企業の価値に対して株価が割安である可能性が高いと判断します。
- 理論株価を調べる: ネット証券のツールや「ダイヤモンドZAI」などのマネー誌で「理論株価」を確認し、現在の株価がそれよりも安い「割安株」を狙うのが桐谷流です。
【桐谷さんの注目株①】野村證券
なぜ今、野村證券なのか?(証券コード:8604)
桐谷さんが一つ目に挙げたのは、意外にも(?)優待がない野村證券です。その理由は、現在の日本政府が推し進める「資産運用立国」という大きな流れにあります。
- メリット:
- 高い配当利回り: なんと配当利回りが4%以上あります。優待がなくても、十分に魅力的です。
- 割安な株価: バブル期には5,990円だった株価が、現在は約1,000円。桐谷さんはこれを「割安」と見ています。
- 将来性: 新NISAの開始など、国民の投資熱が高まる中で、証券業界のリーディングカンパニーである野村證券の成長が期待されます。
- デメリット:
- 優待がない: 桐谷さんファンにとっては少し寂しいですが、今回は配当重視の選定です。
特徴
野村證券は、高い配当利回り(4%以上)と割安な株価(約1,000円台)を持つ、日本を代表する証券会社です。株主優待はありませんが、国内の資産運用拡大の流れに乗り、安定した配当収入と将来の成長期待を両立できる長期保有向きの銘柄です。
未来見通し
野村證券は、配当重視の安定株として初心者にもおすすめです。特に長期で保有することで株価上昇の恩恵と高配当の両方を享受できる可能性があります。新NISAや資産運用ブームの追い風により、今後も個人投資家からの需要が増え、配当の安定性と将来的な株価上昇が期待できるでしょう。
【桐谷さんの注目株②】SUBARU(スバル)
自動車株の中でもスバルを推す理由(証券コード:7270)
二つ目も、優待がない自動車メーカーのスバルです。こちらも「配当の高さ」と「株価の割安感」が選定のポイントです。
- メリット:
- 高い配当利回り: スバルも配当利回りが4%以上と高水準です。
- 割安な株価: 数年前は100株50万円台でしたが、現在は約28万円と、以前に比べて手が届きやすくなっています。
- 購入タイミングのヒント: 桐谷さんは「トランプ氏が関税をかけると言った時に株価が下がるので、そこが買い時」というユニークな視点も披露しています。
- デメリット:
- 優待がない: こちらも配当狙いの銘柄となります。
特徴
スバルは、高い配当利回り(4%以上)と手が届きやすい株価(100株約28万円)を兼ね備えた自動車メーカーです。株主優待はありませんが、安定した配当収入を得ながら、電動車や自動運転技術など将来の成長にも期待できるため、長期保有に向いた銘柄と言えます。
未来見通し
スバルは、配当収入を重視しつつ将来の株価上昇も期待できる銘柄です。電動車や自動運転技術の開発に注力しており、今後の自動車市場の成長と共に業績改善が期待されます。初心者はまず100株から購入し、長期で保有することで安定した配当+将来的な値上がり益の両方を狙えるでしょう。
【桐谷さんの注目株③】リコーリース
優待も配当も!長期保有で旨味が増す銘柄
三つ目は、桐谷さんらしさが光る優待と配当のバランスが取れたリコーリースです。
- メリット:
- 連続増配: 毎年配当を増やしており、持っているだけで配当利回りが上がっていく傾向にあります。
- 豪華な長期保有優遇: 1年以上の保有で4,000円分、3年以上の保有で5,000円分のクオカードがもらえます。
- 将来性: 今後、金利が上昇する局面では、リース業界は利益を出しやすいとされています。
- デメリット:
- 株価が高値圏: 現在の株価は比較的高値圏にあり、購入タイミングは慎重に判断する必要があります。
特徴
リコーリースは、長期保有で配当と優待の両方が増えるリース会社です。1年以上保有で4,000円分、3年以上で5,000円分のクオカードがもらえ、さらに連続増配実績があるため、持っているだけで配当利回りが上がる傾向があります。
未来見通し
今後も金利変動や企業向けリース需要の増加により、利益が伸びやすい構造です。また、配当と優待の両面で長期保有の魅力が強く、初心者でもコツコツ資産を増やしやすい銘柄といえます。
初心者でも安心!桐谷さんの株選びの掟
「投資って、何から見たらいいか分からない…」
これから投資を始めるあなたへ。テレビでおなじみの桐谷さんが、実際に使っている銘柄選びの「3つの掟」を特別に教えてくれました。難しい知識は不要!これさえ守れば、あなたも賢く優待生活を始められますよ。
掟1:合計のお得度が「高い」というお守り
まず一番に探すのは、プレゼント(優待)とお小遣い(配当)を合わせた合計のお得度(=総合利回り)が高い株です。
なぜなら、この「お得」がしっかりあれば、日々の株価の動きにハラハラ一喜一憂せず、「まあ、優待と配当があるから大丈夫」と、ゆったり構えていられる心の“お守り”になるからです。
掟2:「プロの鑑定額」でお買い得かチェック!
次に、その株が「お買い得」かどうかをチェックします。 桐谷さんが使っているのは「理論株価」という、いわば「プロが見た、その会社の本来あるべき値段」です。
これはネット証券のサイトや投資雑誌で簡単に見ることができます。もし、今の株価がこの「プロの鑑定額」よりも安ければ、それは絶好の買いチャンスのサインです!
掟3:「100株ずつ」が一番おいしい買い方!
株主優待は、実は「100株」持っている人が一番お得(利回りが高い)になるように設定されていることがほとんど。
だから、一つの会社に大金をつぎ込むのではなく、「100株ずつ、色々な会社を応援する」のが、リスクを上手に抑えながら、たくさんの優待を最大限に楽しむ賢い方法なんです。少額からでも、たくさんの会社の株主になれるなんて、ワクワクしませんか?
まとめ
今回は、桐谷さんがりんたろー。さんに伝授した「2025年注目の高配当株3選」と、「失敗しない銘柄選びの掟」についてご紹介しました。
「優待名人」として知られる桐谷さんですが、その投資術の根幹には、
- 「優待+配当」の総合利回りを冷静に判断する視点
- 「理論株価」を参考に割安なタイミングを狙う分析力
- 「100株ずつ分散投資」でリスクを管理する堅実さ
という、一貫した哲学があります。今回はその哲学を、新NISA時代の流れを汲んだ「高配当」という新しい切り口で見せてくれました。
優待は生活を豊かにする素晴らしい制度ですが、配当は資産形成の強力なエンジンになります。桐谷さんのように、時には「優待」という視点をあえて外し、「配当」や「割安性」に目を向けることで、新たな優良銘柄に出会えるかもしれません。
ご紹介した「銘柄選びの掟」は、初心者から中級者まで、誰もが応用できる普遍的なルールです。桐谷さんの進化する投資術を参考に、あなたも自分だけの「お宝銘柄」を探してみてはいかがでしょうか。
投資は自己責任でお願いします。上記の情報は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。