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【川合俊一が語るバブル狂騒】ゴルフ会員権が数億円!元日本代表がEXITに明かした、天国と地獄の投資術

おっさん事業主
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銀行金利8%、経費は青天井、ゴルフ会員権が数億円で取引された時代──。

元バレーボール日本代表のスーパースター・川合俊一さんが、人気芸人EXITのりんたろー。さんを相手に、現代の常識では計り知れない「昭和バブル」のリアルを語りました。

この記事では、その狂騒の時代をトップランナーとして駆け抜けた川合さんが、どのようにして投資に目覚め(きっかけは、あの「写ルンです」!)、そしてバブルの熱狂と崩壊を通じて何を学んだのか、その一部始終を徹底解説します。

これは、単なる景気の良い昔話ではありません。お金の価値が激しく揺れ動いた時代だからこそ見えてきた、「資産よりも本当に大切なもの」とは何か。あなたの投資観、そして人生観をも変えるかもしれない、深遠な教訓がここにあります。

【川合俊一がバブルで学んだ投資術】EXIT・りんたろー。も唖然…昭和の日本は想像以上に元気だった/投資に目覚めたきっかけは『写ルンです』/バブル時代にお金より大事だった2つのコト(マネースキルセット)

動画で紹介された株や投資のコツを、初心者でも分かるようにまとめました。

注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。

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日常にヒントあり!川合流「実感」投資術

川合さんの投資哲学は、難しい経済指標を分析するのではなく、自身の日常生活における「実感」を何よりも大切にする点にあります。

  • 消費者の目線を忘れない: 彼の最初の成功体験は、画期的な新商品「写ルンです」を見て、「これは絶対に流行る!」と直感したことでした。プロの投資家ではない私たちにとって、自分が消費者として「便利だ」「楽しい」「これはすごい」と感じる感覚こそが、成長企業を見つけるための最も強力なヒントになります。
  • 世の中の「大きな波」に乗る: NTT株の上場が国民的なお祭りとなり、誰もが「財テク」に熱狂した時代。川合さんは、この大きなトレンド(波)にうまく乗ることで利益を得ました。個人投資家が市場の細かい動きを読むのは困難ですが、社会全体が向かっている大きな方向性(例:現在のAI、脱炭素、健康志向など)を捉えることは、投資の成功確率を高める上で非常に重要です。
  • 一つのものに固執しない「分散」の考え方: バブルの熱狂と崩壊の両方を経験したからこそ、川合さんは「一つのものに依存しすぎない」ことの重要性を説きます。これは、特定の銘柄に全資産を投じるのではなく、株式、不動産、あるいは自分自身のスキルといったように、収入源や資産を複数に分けておく「分散投資」「分散収入」の考え方そのものです。

投資の目覚めは「写ルンです」と「NTT株」

意外にも、川合さんが投資に目覚めたきっかけは、現役アスリート時代の非常に身近な出来事でした。

「写ルンです」の大ヒットを予見

  • きっかけ: 当時、現像に時間とお金がかかるのが当たり前だったカメラ。そこに登場したのが、撮りっぱなしで現像に出せる画期的なレンズ付きフィルム「写ルンです」(富士フイルム)でした。
  • 投資へ: 川合さんは、この手軽さと革新性に「これは絶対に流行る!」と直感。富士フイルムの株を購入したところ、株価は狙い通りに高騰。これが彼の最初の成功体験となります。
  • 教訓: 彼の投資の原点は、日常生活の中にある「消費者のリアルな感覚」でした。自分が「これは便利だ」「これはすごい」と感じるサービスや商品に、大きなビジネスチャンスが眠っていることを見抜いていたのです。

NTT株上場と「財テク」ブーム

  • 国民的イベント: 1986年のNTT株上場は、まさに国民的なお祭りでした。抽選に当たれば誰もが儲かると言われ、日本中が「財テク」に熱狂します。
  • 川合さんの経験: 川合さんもこの波に乗り、NTT株を購入して利益を得ました。この経験を通じて、世の中の大きなトレンドに乗ることの重要性を学びます。

りんたろー。も唖然…昭和バブル時代の狂騒

動画の大部分を占めるのが、川合さんが体験したバブル時代の驚愕のエピソードです。これは単なる昔話ではなく、現代の私たちがお金とどう向き合うべきかを考える上で、非常に示唆に富んでいます。

「お金が余っていた」時代

  • 驚異の金利: 当時の銀行預金の金利は6%を超え、郵便局の定額貯金なら8%にもなりました。何もしなくても、お金が勝手に増えていく時代だったのです。
  • 湯水のように湧く経費: バレーボール選手の飲み会の経費は、会社が青天井で出してくれたと言います。タクシー代として1万円札を掴ませてくれるなど、金銭感覚が今とは全く異なりました。
  • ゴルフ会員権が数億円: 土地の値段が上がり続け、ゴルフ会員権も投機の対象に。数千万円だった会員権が、数億円にまで高騰しました。川合さん自身も、会員権の売買で大きな利益を得ています。

お金より大事だった「時間」と「信用」

しかし、そんなバブルの狂騒の中で、川合さんはお金よりも大切なものがあったと語ります。

  1. 時間: 当時、人気絶頂だった川合さんのスケジュールは分刻み。お金はあっても、それを使う「時間」が全くありませんでした。この経験から、彼は「お金があっても時間がないと意味がない」という価値観を持つようになります。
  2. 信用: バブル時代は、誰もがお金儲けの話に熱狂していましたが、その中で本当に価値があったのは、目先の利益に飛びつかない「信用できる人間関係」だったと振り返ります。怪しい儲け話も多かった当時、信頼できる人からの情報こそが、最大の資産だったのです。

バブル崩壊と、その後の教訓

永遠に続くかと思われたバブルも、いつしか崩壊します。

  • 資産価値の暴落: あれほど高騰した土地やゴルフ会員権の価値は暴落。多くの人が多額の資産を失いました。
  • 川合さんの学び: 川合さんは、バブルの熱狂と崩壊を両方経験したからこそ、「一つのものに固執しすぎない」ことの重要性を学びました。株式、不動産、そして自分自身のタレント価値など、収入源を分散させることの重要性を説いています。

お金の価値が揺らいだ時代から学ぶこと

川合さんの話は、単なる面白い昔話ではありません。お金の価値が大きく揺れ動いた時代をトップランナーとして駆け抜けたからこそ語れる、重みのある教訓に満ちています。

  • 自分の「実感」を信じる投資
  • お金以上に「時間」と「信用」を大切にする人生観
  • 収入源を「分散」させるリスク管理

これらの哲学は、時代がどれだけ変わろうとも、私たちが豊かに生きていく上で決して変わることのない、普遍的な真実なのかもしれません。

動画で紹介された具体的な株銘柄

それでは、具体的な2つの銘柄を見ていきましょう。株を始めたばかりの方でも理解しやすいように、筆者の視点で初心者向けに分かりやすくまとめています。

富士フイルム (4901)

  • 特徴
    • 川合さんが投資に目覚めたきっかけの銘柄。
    • 富士フイルムといえば、かつて大ヒットしたレンズ付きフィルム「写ルンです」で有名な会社です。今ではフィルム事業の縮小をきっかけに大胆な事業転換を行い、医療・化粧品・機能性素材など幅広い分野に成長した多角的企業になっています。
  • メリット
    • 事業転換の成功例:写真フィルムに依存せず、医療機器・医薬品・バイオ関連など将来性のある分野にシフト。
    • 安定感のある収益基盤:医療や化粧品など、生活に直結する事業は景気に左右されにくい。
    • ブランド力:写真で培った技術を活かし、世界的な信頼を築いている。
    • 株主に人気のある銘柄:歴史が長く、多くの投資家に親しまれている。
  • デメリット
    • 競合の激化:医療や化粧品は競争が激しく、新しい技術が出てくるとシェアを奪われる可能性がある。
    • 研究開発コスト:新分野に挑戦しているため、開発に多額の費用がかかる。
    • 昔のイメージとのギャップ:「写真の会社」という印象が強く、事業の実態を理解しづらい点がある。
  • 未来の見通し
    • 富士フイルムは今後も「写真の会社」から「未来のヘルスケア企業」へと進化していくと見込まれています。
      • 医療分野の拡大:がん診断や再生医療など、高齢化社会に必要な分野での需要が伸びる。
      • バイオ医薬品の強化:新薬の製造受託(CDMO事業)が世界的に成長中。
      • 環境対応:フィルム技術を応用した次世代素材(ディスプレイや太陽電池など)も期待。
      • デジタルヘルス:AIを活用した画像診断やクラウドサービスなど、新しいビジネスモデルも展開。
    • そのため、富士フイルムは「過去のヒット商品に頼らず、未来に向けて成長し続ける企業」として注目されています。
  • 初心者におすすめポイント
    「昔の大ヒット商品で終わらず、新しい事業で成長を続ける会社」に投資したい人に向いています。
    長期的に成長が期待できるので、配当+株価上昇の両方を狙える銘柄として考えるのがおすすめです。

NTT (9432)

  • 特徴
    • NTTは、日本最大の通信会社であり、1986年の上場時には「国策銘柄」として日本中の人々が株を買い求めるほど注目されました。まさに国民的な投資イベントの象徴となった会社です。現在は固定電話や携帯電話だけでなく、光回線やクラウド、データセンターなど幅広い事業を展開しています。
  • メリット
    • 安定した通信インフラ事業:生活に欠かせない通信を支えているため、景気に左右されにくく安定した収益がある。
    • 株主還元に積極的:連続増配や自社株買いを行い、投資家にしっかり利益を還元している。
    • 配当利回りの高さ:長期保有に向いた「インカムゲイン銘柄」として人気がある。
    • 社会的信頼性が高い:国策企業としての歴史もあり、安心感がある。
  • デメリット
    • 規制リスク:通信料金の引き下げ圧力や政府の方針変更の影響を受けやすい。
    • 大きな成長は期待しづらい:国内通信市場は成熟しており、急成長する余地は小さい。
    • 過去の熱狂の教訓:上場直後の高値掴みで大きな損をした投資家も多く、過度なブームには注意が必要。
  • 未来の見通し
  • NTTは今後も「安定した収益+中長期的な成長」が期待される銘柄です。
    • デジタル化の進展:クラウド、AI、5G/6Gなど次世代通信で需要が拡大。
    • 海外展開:データセンターやITサービス事業を海外で強化し、新しい収益源を育成。
    • 安定配当の継続:長期的に株主還元に積極的で、配当収入を目的とする投資先として魅力大。
    • 社会インフラとしての役割:「災害時でも通信を守る企業」として社会的信頼を背景に安定した事業基盤を維持。
  • そのため、NTTは「急成長株」ではありませんが、安定した収入を得ながらデジタル社会の成長に寄り添える銘柄として長期投資に向いている企業と言えます。
初心者におすすめポイント
  • 大きな値上がり益よりも、安心して長く持ってコツコツ配当を得たい人にピッタリ。
  • 「株式投資の入門銘柄」としても選ばれることが多い、信頼感のある会社です。

大切なお金を守る、投資の「3つのお守り」

投資の世界はワクワクでいっぱい!でも、冒険には道しるべが必要です。ここでは、先輩投資家の経験から学んだ、あなたの資産を危険から守るための「3つのお守り」をご紹介します。これさえあれば、きっと安心して第一歩を踏み出せますよ。

お守り1:「あなただけ」の甘い話は信じない

SNSなどで「絶対に儲かる方法を、あなただけに教えます」といったメッセージが届いたら、それは危険信号!

本当においしい話なら、誰も見ず知らずの人にこっそり教えたりはしませんよね。そういう話に出会ったら、まずは「怪しいかも?」と一歩引いて、冷静になること。それが、あなたの大切なお金を守る最初のバリアになります。

お守り2:話題の「お祭り」には、遅れて参加しない

テレビやネットで毎日話題になっている株は、すでにお祭りが最高潮に盛り上がっている状態かもしれません。

今から「楽しそう!」と飛び込むと、残念ながら、お祭りが終わって人が帰り始める一番高いところで買ってしまうことに…。大きな損をしないためにも、熱狂の輪には少し距離を置いて、「次の楽しいお祭りを探そう」と考える勇気を持ちましょう。

お守り3:「好き!」の気持ちと「健康診断」をセットにする

街で流行っている商品を見て、「この会社、絶対伸びる!」と感じるあなたのアンテナは、投資の素晴らしいきっかけです。

でも、その「好き!」の気持ちだけで決めるのは少し待って。その会社がちゃんと利益を出しているか、借金は多くないかなど、会社の「健康診断」をしてあげるクセをつけましょう。証券会社の無料アプリなどで、誰でも簡単に見ることができますよ。

まとめ

今回は、川合俊一さんが自らの体験を通じて語った、バブル時代の狂騒と、そこから得た投資と人生の教訓をご紹介しました。

数億円のゴルフ会員権が飛び交う熱狂の中で、彼がたどり着いたのは、意外にもシンプルで、しかし普遍的な「真実」でした。最後に、私たちが明日から心に刻むべき、川合流「3つの哲学」を振り返りましょう。

  1. 最高の投資情報は「自分の実感」の中にある 難しい経済分析よりも、「これはすごい!」と心が動いた「写ルンです」のような消費者としての直感が、最高の成長株を見つけ出すアンテナになります。
  2. 資産以上に「時間」と「信用」を大切にする お金があっても使う時間がなければ意味がない。そして、熱狂の中で本当に価値があるのは、目先の利益に惑わされない信頼できる人間関係である。これは、投資の最終目的が「豊かな人生」そのものであることを教えてくれます。
  3. 収入源を「分散」させ、一つのものに固執しない バブルの崩壊が教えてくれた最大の教訓。株式、不動産、そして自分自身のスキル。一つのものに依存しない「分散」の考え方こそが、どんな時代でも生き残るための最強のリスク管理術です。

川合さんの物語は、投資とは単にお金を増やす技術ではなく、社会の変化を読み、自分自身の価値観と向き合う、壮大な旅であることを示唆しています。この記事が、あなたの資産と人生を、より豊かにするためのヒントとなれば幸いです。

ご注意

本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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おっさん事業主
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急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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