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【ふゆこさん全資産を公開】1300万円「高配当株ポートフォリオ」全銘柄と、次なる一手

おっさん事業主
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「節約とインデックス投資の、その先へ——」

堅実な資産形成の達人として、絶大な信頼を集める“節約オタク”ふゆこさん。彼女が、自身の資産の大きな柱である「1300万円分の日本高配当株ポートフォリオ」について、その全貌を明らかにしました。

多くのファンが知りたかった、「ふゆこさんは、一体どの会社の株を、どれだけ持っているのか?」。その答えが、今ここにあります。

この記事では、ふゆこさんが実際に保有する全銘柄をリストアップし、なぜその銘柄を選んだのか、そして、最近買い増した「次の一手」までを徹底解説します。

これは、単なる銘柄紹介ではありません。NISAの成長投資枠を「負けない投資」で埋めたいと考える、すべての個人投資家にとって、最もリアルで、最も信頼できる“生きた教科書”です。

【購入銘柄を公開】日本&米国高配当株に1300万円投資した結果【新NISA/日本高配当株/SPYD/VYM/HDV】

動画で紹介された株や投資のコツを、初心者でも分かるようにまとめました。

注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。

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「守り8割・攻め2割」のハイブリッド投資術

ふゆこさんの投資スタイルの根幹にあるのは、「日本の個別株」「米国のETF(上場投資信託)」を組み合わせることで、それぞれの長所を活かし、短所を補い合う「ハイブリッド戦略」です。

  • 米国の高配当ETF:「守り」のインカムゲイン(配当)
    ポートフォリオの大部分を占めるのが、米国の高配当ETFです。個別株のリスクは取らず、VYM、HDV、SPYDという特徴の異なる3つのETFに分散投資することで、リスクを徹底的に抑えながら、手間をかけずに安定した配当収入を得る仕組みを構築しています。これが資産形成の「守り」の土台です。
  • 日本の個別株:「攻め」のキャピタルゲイン(値上がり益)
    日本株については、単に配当利回りが高いだけでなく、将来的な株価の値上がり益も期待できる銘柄を厳選。ふゆこさん自身が「財務が健全」と判断した優良企業の中から、PBR1倍割れなど株価が割安な銘柄に投資することで、配当と値上がり益の両方を狙います。これがポートフォリオの「攻め」の部分となります。
  • 新NISAのフル活用
    これらの投資は、すべて新NISAの非課税枠を最大限に活用して行われています。配当金も値上がり益も非課税になるNISAは、ふゆこさんのような配当投資家にとって最強のツールです。

投資内容と金額一覧 (2025年5月8日時点)

投資内容評価額(円)含み益(円)年間配当金(円)
米国高配当株8,022,8341,167,389279,553
日本高配当株8,014,3111,525,420308,302
合計16,037,1452,692,809587,855

※1ドル145円換算

ふゆこの日本高配当株ポートフォリオ (2025年5月8日時点)

購入金額などを省いた抜粋版のリストです。

コード銘柄名セクター株式数
2003日東富士製粉食料品16
2124JAC Recruitmentサービス業140
2163アルトナーサービス業97
2169CDSサービス業75
2391プラネットサービス業150
2393日本ケアサプライサービス業56
2914JT食料品40
3076あい HD卸売業12
3817SRA HD情報・通信63
3834朝日ネット情報・通信301
3924ランドコンピュータ情報・通信100
4318クイックサービス業10
4481ベース情報・通信100
4502武田薬品工業医薬品25
4641アルプス技研サービス業40
4762エックスネット情報・通信50
4800オリコン情報・通信130
4928ノエビアHD化学8
5108ブリヂストンゴム製品70
5334日本特殊陶業ガラス・土石製品65
5464モリ工業鉄鋼165
6087アビストサービス業3
6301コマツ機械30
6912菊水HD電気機器120
6929日本セラミック電気機器75
6957芝浦電子電気機器50
7820ニホンフラッシュその他製品51
7921TAKARA & COMPANYその他製品120
7994オカムラその他製品69
7995バルカー化学41
8001伊藤忠商事卸売業5
8002丸紅卸売業131
8031三井物産卸売業18
8053住友商事卸売業86
8058三菱商事卸売業49
8306三菱UFJ FG銀行業77
8316三井住友FG銀行業123
8411みずほFG銀行業38
8424芙蓉総合リースその他金融業30
8584ジャックスその他金融業58
8591オリックスその他金融業7
8593三菱HCCその他金融業192
8750第一生命HD保険業20
8766東京海上HD保険業9
8898センチュリー21・ジャパン不動産業199
9142九州旅客鉄道陸運業25
9432日本電信電話情報・通信300
9433KDDI情報・通信12
9436沖縄セルラー電話情報・通信6
9513J-POWER電気・ガス業79
9769学究社サービス業90
9795ステップサービス業20
9986蔵王産業卸売業59

ふゆこさんのリアル購入銘柄ポートフォリオ

米国高配当ETF(守りの資産)

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)

  • 特徴
    • 米国の大型株を中心に約400銘柄に分散投資できるETFです。高配当株を集めているため、安定した配当収入を狙う人に人気です。
  • メリット
    • 分散効果が抜群:金融・ヘルスケア・消費財など、幅広い業種に投資できるので、1つの会社に依存するリスクを減らせます。
    • 景気後退に強い:生活必需品や医薬品といったディフェンシブ銘柄が多く含まれており、株価が大きく下がりにくい傾向があります。
    • コストが安い:経費率が0.06%と非常に低く、長期投資でコスト負担を抑えられるのも大きな魅力。
    • 安定した配当:3%前後の配当利回りが期待でき、毎年のインカムゲインを重視する投資家に向いています。
  • デメリット
    • 値上がり益は控えめ:成長株よりも成熟した企業が中心なので、株価の大幅な上昇は期待しにくい。
    • 金融株の比率が高め:銀行・保険会社などの比率が高いため、金利変動に影響を受けやすい。
    • 米ドル建て:為替リスク(円高での目減り)を考える必要があります。
  • 未来の見通し
    • 長期安定のインカム狙いに最適:米国の大企業を幅広く組み込んでいるため、今後も景気に左右されにくい安定配当が期待できます。
    • 金利環境が追い風に:米国の高金利が続くと金融株の収益が改善し、ETF全体の安定性が高まる可能性あり。
    • 成長より安心重視:爆発的な値上がりは狙えませんが、堅実に「毎年配当を受け取りながら長期で保有する」戦略に向いています。

HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当ETF)

  • 特徴
    • 米国株の中から「財務が健全で安定した配当を出せる企業」に厳選投資するETF。約75銘柄と少数精鋭。
  • メリット
    • 景気が悪くても強い生活必需品・医薬品・エネルギーなどが多く、不況に比較的強い。
    • 毎年安定して配当金を受け取りやすい。
    • 投資対象が厳選されているため、安心感がある。
  • デメリット
    • 約75銘柄と分散が少なめなので、一部の銘柄に偏りやすい。
    • ハイテク株がほとんど含まれず、株価の大きな成長は期待しにくい。
  • 未来の見通し
    • 今後も「安定配当」を重視する投資家にとって根強い人気が続くと考えられる。特に米国は人口が増え続けており、生活必需品や医薬品への需要は長期的に安定しているため、HDVの構成銘柄は持続的な収益を見込みやすい。ただし、ハイテク株のような成長力は弱いため、「安定した配当収入」を求める人向き。将来も「守りの投資」として、長期で安心して持ちやすいETFといえる。

SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)

  • 特徴
    • S&P500(米国の代表的な500社)の中から「配当利回りが高い80銘柄」に投資するETF。均等に分散されるため、特定の企業に偏らないのが特徴。
  • メリット
    • 配当利回りが高く、毎年しっかり配当金を受け取りやすい。
    • 80銘柄に均等分散されるため、リスクが分散されて安心感がある。
    • 経費率が0.07%と低コストで、長期保有に向いている。
  • デメリット
    • 高配当株は成長力が弱い企業も多く、株価の値上がりは期待しにくい。
    • 金融や不動産など景気に左右されやすい業種の割合が高い。
    • 配当金は安定的だが、景気悪化時には減配リスクもある。
  • 未来の見通し
    • SPYDは「高配当」に特化しているため、今後も配当収入を重視する投資家にとって人気が続くと考えられる。特に米国では、景気が回復すると金融・不動産・エネルギーなど景気敏感セクターの株価が上がりやすく、その恩恵を受けやすい。一方で、不況時は株価が下がりやすいため、値動きはやや荒くなる傾向がある。
      そのため、「株価の安定よりも、高い配当収入を重視する人」 に向いており、長期で配当金を受け取りながら資産を育てたい人には魅力的な選択肢。

日本高配当株(攻めの資産・長期保有銘柄)

これらはふゆこさんが長期間保有している、ポートフォリオの中核となる日本株です。

三菱商事 (8058)

  • 特徴
    • バフェット氏も投資する「5大商社」の一角。エネルギーや金属などの資源ビジネスに加え、食品・生活関連・金融など幅広い分野に展開しています。資源に依存しすぎず、安定性のある経営が特徴です。
  • メリット
    • 安定した収益基盤:資源分野の利益に加えて、食品やインフラ事業など生活に直結する分野も持っているため、不況時でも比較的安定。
    • 高配当が魅力:配当利回りは3〜4%前後と高めで、長期投資家に人気。
    • 信頼性の高さ:世界的投資家ウォーレン・バフェットが投資していることでも注目され、安心感がある。
  • デメリット
    • 景気の影響を受けやすい:資源価格や中国など海外経済に業績が左右されやすい。
    • 値上がり益は限定的:大企業で成熟しているため、短期間で株価が大きく上がる期待は少ない。
    • 金融リスク:金融関連の事業も多いため、金利や経済政策の変化に敏感。
  • 未来の見通し
    • エネルギー転換に対応:石油・ガスだけでなく、再生可能エネルギーや水素、EV分野への投資も進めており、脱炭素時代にも強みを発揮する見込み。
    • 生活関連での安定成長:食品やインフラ事業など、景気に左右されにくい収益源を育てているため、安定的な成長が期待できる。
    • 株主還元の強化:配当や自社株買いに積極的で、長期保有の投資家にとって「安心して持てる銘柄」として人気が続く見通し。

三井住友FG (8316)

  • 特徴
    • 日本を代表する「メガバンク」の一角。銀行業務に加え、証券・リース・カードなど幅広い金融サービスを展開しています。安定した規模と高配当が魅力です。
  • メリット
    • 金利上昇メリット株:金利が上がると、預金と融資の差(利ざや)が拡大し、銀行の利益が増える可能性あり。
    • 高配当が期待できる:配当利回りは3〜4%台と比較的高く、長期投資家に人気。
    • 安定感のある大手:国内外で幅広い金融ビジネスを持ち、規模の大きさによる安心感がある。
  • デメリット
    • 低金利に弱い:長期間の低金利政策が続くと、銀行の収益が圧迫される。
    • 景気後退リスク:不景気になると企業の返済が滞る「貸し倒れリスク」が増える可能性。
    • 成長性は控えめ:ITや新興企業のように大きな成長は見込みにくく、安定型の投資対象。
  • 未来の見通し
    • 金利動向がカギ:日銀がマイナス金利を解除したことで、今後金利が少しずつ正常化すれば収益改善が期待できる。
    • 海外展開の強化:アジアを中心に海外の成長市場にも注力しており、国内だけに依存しない収益源を拡大中。
    • 株主還元に積極的:安定した配当と自社株買いで株主に還元する姿勢が強く、長期保有で「配当を受け取り続ける投資」に向いている。

東京海上HD (8766)

  • 特徴
    • 日本最大手の損害保険会社。国内の自動車保険や火災保険だけでなく、海外事業にも積極展開しており、グローバルに安定した保険ビジネスを行っています。
  • メリット
    • 安定した収益基盤:保険料収入は景気に左右されにくく、長期的に安定した収益を得やすい。
    • 株主還元に積極的:10期以上の連続増配を実施しており、株主に優しい企業。
    • 国内外に分散した事業:日本だけでなく、欧米・アジアなど海外展開も強化しており、収益源が分散している。
  • デメリット
    • 自然災害リスク:地震・台風・大雨などが起きると、巨額の保険金支払いが必要になり、短期的に業績が悪化する可能性がある。
    • 海外リスク:海外進出により為替や現地の規制・経済環境の影響も受けやすい。
    • 成長スピードは控えめ:急成長株ではなく、長期的にコツコツ伸びていくタイプ。
  • 未来の見通し
    • 安定配当が続く可能性大:連続増配を続けているため、今後も株主還元に力を入れる姿勢は変わらない見込み。長期保有で配当を楽しめる銘柄。
    • 海外事業が成長ドライバー:特に北米・アジアでの保険需要拡大が収益を押し上げ、国内依存からの脱却が進む。
    • リスク管理の強化:自然災害や気候変動リスクに備えた商品設計・再保険活用が進んでおり、災害リスクを抑えつつ安定成長を目指す。

KDDI (9433)

  • 特徴
    • auブランドでおなじみの大手通信キャリア。携帯電話サービスに加えて、金融(auじぶん銀行・auカブコム証券)、電力(auでんき)、ECなど幅広い事業を展開しています。
  • メリット
    • 安定した通信収入:スマホは生活必需品となっており、通信料収入は景気に左右されにくい。
    • 連続増配の実績:20期以上も配当を増やし続けており、株主還元に積極的。
    • 成長分野への挑戦:金融・エネルギー・EC・DX(デジタル変革)など、非通信領域での拡大も期待できる。
  • デメリット
    • 規制リスク:政府による携帯料金引き下げ要請など、通信業界特有の規制に左右されやすい。
    • 成長スピードは控えめ:成熟した事業が多いため、急成長株というよりは安定型。
    • 競争激化:ソフトバンクや楽天モバイルなどとの価格競争が利益を圧迫する可能性がある。
  • 未来の見通し
    • 安定配当は続く見込み:通信事業からの安定したキャッシュフローを背景に、今後も高い確率で増配が続くと期待できる。
    • 非通信事業が成長ドライバー:通信だけでなく、金融サービス(キャッシュレスや投資)、電力・エネルギー、5G関連サービスなどが成長を後押し。
    • 中長期での安心投資先:大きな株価上昇は狙いにくいが、「配当を受け取りながら安定して持てる銘柄」として長期保有に向いている。

【最新版】ふゆこさんが最近購入した銘柄リスト

ふゆこさんは、上記のコア銘柄に加え、ご自身のスクリーニング基準に合った新たな銘柄もポートフォリオに加えています。ここではその一部をご紹介します。

CDS (2169)

  • 特徴
    • 企業が製品を開発・販売する際に必要な「技術文書」や「マニュアル」の作成を支援する会社。自動車や産業機械など、幅広い分野のメーカーと取引があります。地味に見えますが、なくてはならない存在です。
  • メリット
    • 安定した需要:製品を販売するには必ず取扱説明書やマニュアルが必要なため、需要が途切れにくい。
    • 高収益・財務健全:利益率が高く、借金も少ないため財務体質が安定している。
    • 高配当が魅力:配当利回りは3〜4%台と高めで、長期保有の投資家に人気。
  • デメリット
    • 景気の影響を受けやすい:不況になると企業の研究開発や新製品の投入が減るため、業績に影響が出やすい。
    • 成長スピードは控えめ:新興企業のような急成長は期待しにくく、安定型の投資先。
    • 知名度が低い:大手銘柄に比べると取引量が少なく、株価の値動きが小さい。
  • 未来の見通し
    • 長期安定の収益源:モノづくりが続く限り、マニュアル作成需要は無くならないため、堅実な成長が期待できる。
    • DX・IT需要での拡大:電子マニュアルやオンライン取扱説明書の普及により、デジタル化対応を強化しており、新たな需要を取り込む可能性がある。
    • 株主還元の継続:高配当を続けており、今後も「安定配当銘柄」として長期保有に向く見込み。

プラネット (2391)

  • 特徴
    • 日用品や化粧品、医薬品などのメーカーと卸売業者・小売店をつなぐ 業界VAN(情報通信ネットワーク) を提供している会社。商品の発注や在庫情報を電子的にやり取りできる仕組みを整備し、業界のインフラ的存在となっています。
  • メリット
    • 安定したビジネスモデル:一度システムを導入すれば継続利用されやすく、景気に左右されにくい「ストック型収益」。
    • 高配当が魅力:配当利回りは3〜4%台で安定しており、長期投資家に人気。
    • 参入障壁が高い:業界全体をつなぐインフラ的役割を担っているため、競合が入り込みにくい。
  • デメリット
    • 市場の成長余地は限定的:すでに国内市場が成熟しており、爆発的な成長は期待しづらい。
    • 新規分野への展開が課題:既存事業に依存しており、大きな変化や新規収益源の確保が必要。
    • 株価の値動きが小さい:知名度が低めで、取引量も少ないため、短期で大きく値上がりするタイプではない。
  • 未来の見通し
    • 安定配当が継続する可能性大:景気に左右されにくいストック型収益に支えられ、今後も高配当方針を維持する見込み。
    • DX化による新たな需要:流通業界のデジタル化・効率化ニーズの高まりを背景に、既存の仕組みを活かした新サービス展開のチャンスがある。
    • 堅実な長期投資先:大きな成長は望みにくいが、「安定して配当を受け取りたい投資家」にとって安心して保有できる銘柄。

エックスネット (4762)

  • 特徴
    • 資産運用会社向けに バックオフィス業務のアウトソーシングサービス を提供している会社です。具体的には、投資信託の管理、口座管理、決算報告など、金融機関が円滑に運用業務を行うためのサポートを行っています。
  • メリット
    • 専門性が高く競合が少ない:高度な知識が必要な業務を支援しているため、参入障壁が高く安定したビジネスを維持しやすい。
    • 安定した収益基盤:資産運用業界は景気に左右されにくい部分があり、長期的に安定した収益が見込める。
    • 高配当:配当利回りが比較的高く、株主還元に積極的で長期保有に向く。
  • デメリット
    • 金融市場の影響を受けやすい:株式市場や投資信託市場が大きく変動すると、顧客である運用会社の運用資産が減少し、収益に影響が出る可能性。
    • 成長スピードは控えめ:大きな事業拡大は見込みにくく、安定型の投資対象。
    • 知名度が低い:一般投資家にとって馴染みが薄く、株価の流動性は限定的。
  • 未来の見通し
    • 安定配当の継続が期待できる:専門性の高い業務支援により、今後も安定した収益基盤を維持できるため、高配当株として魅力が続く。
    • 資産運用業界の成長に伴う需要増:国内外で投資信託や資産運用が拡大すれば、バックオフィス業務の需要も増加する可能性。
    • 中長期での安心投資先:短期で大きく値上がりする銘柄ではありませんが、「配当を受け取りながら安定して持つ」戦略に適した銘柄です。

ベース (4481)

  • 特徴
    • ソフトウェア開発やIT人材派遣を手掛ける企業。クラウドサービスや受託開発など、多様なITソリューションを提供しており、企業のDX(デジタル変革)を支援しています。
  • メリット
    • IT人材不足が追い風:国内外でITエンジニアの需要が高く、人材派遣や開発サービスの需要が安定的に見込める。
    • 高成長と株主還元:成長事業を拡大しつつ、配当や自社株買いなど株主還元にも注力している。
    • 幅広い事業領域:クラウド、ソフトウェア開発、派遣など複数の収益源を持つ。
  • デメリット
    • 競争が激しい:IT業界は技術革新が速く、他社との差別化が重要。競合の登場でシェアを奪われるリスクがある。
    • 景気変動の影響:景気後退時には企業がIT投資を抑える可能性があり、業績に影響が出やすい。
    • 株価の変動が大きい場合あり:成長株特有のボラティリティ(値動きの大きさ)がある。
  • 未来の見通し
    • DX需要で安定成長:企業のデジタル化が進む限り、システム開発やIT人材派遣の需要は長期的に高水準で推移すると期待できる。
    • 新規事業・クラウドサービスが成長ドライバー:自社クラウドサービスや受託開発の拡大で、売上と利益の拡大が見込まれる。
    • 中長期での投資魅力:株価の急上昇は限定的な場面もありますが、成長性と配当を両立した「中長期保有向け銘柄」として魅力がある。

丸紅 (8002)

  • 特徴
    • 日本を代表する大手総合商社の一つ。資源ビジネスに加え、食品、化学品、機械、金融、インフラなど幅広い分野に展開しています。非資源分野へのシフトを進めており、安定性と成長の両立を目指しています。
  • メリット
    • バフェット効果で注目:世界的投資家の投資対象となることもあり、信頼性が高い。
    • 高い株主還元:配当や自社株買いに積極的で、長期保有に向く。
    • 非資源分野の成長:食品、インフラ、金融など資源以外の事業も育てており、収益の安定化を図っている。
  • デメリット
    • 資源価格の影響:石油・ガス・金属など資源価格の変動により業績が左右されやすい。
    • 世界経済の影響:海外景気や為替変動などに敏感で、業績が不安定になる可能性がある。
    • 大幅な値上がりは期待しにくい:成熟企業であるため、短期的な株価の急騰はあまり見込めない。
  • 未来の見通し
    • 安定収益の確保:資源ビジネスに依存しすぎず、食品やインフラ、金融分野の事業を拡大することで、長期的に安定した利益を維持できる見込み。
    • ESG・再生可能エネルギーへの投資:風力・太陽光・水素など脱炭素関連事業を積極的に推進しており、将来的な成長分野として期待される。
    • 株主還元の継続:配当と自社株買いを通じた株主還元を続ける方針で、長期保有で配当を受け取りながら安心して投資できる銘柄。

住友商事 (8053)

  • 特徴
    • 日本を代表する大手総合商社の一つ。エネルギー・金属などの資源ビジネスに加え、インフラ、化学品、食料、金融など幅広い分野に展開しています。非資源分野へのシフトを進め、収益の安定化を目指しています。
  • メリット
    • バフェット効果で注目:世界的投資家ウォーレン・バフェットが投資対象として注目しており、信頼性が高い。
    • 高い株主還元:配当や自社株買いを積極的に実施しており、長期保有に向く。
    • 非資源分野の成長:食品、インフラ、物流、金融など資源以外の事業を拡大しており、安定した収益基盤を構築中。
  • デメリット
    • 資源価格の影響:石油・ガス・金属など資源価格の変動により業績が左右されやすい。
    • 海外景気の影響:海外経済の動向や為替変動に敏感で、業績が不安定になる可能性がある。
    • 株価の大幅上昇は限定的:成熟企業であるため、短期での急騰は期待しにくい。
  • 未来の見通し
    • 安定収益の確保:資源事業に依存しすぎず、食品・インフラ・物流など非資源事業を育てることで、長期的に安定した利益を確保できる見込み。
    • ESG・再生可能エネルギーへの投資:脱炭素や再生可能エネルギー関連の事業を積極的に展開しており、将来的な成長ドライバーとして期待できる。
    • 株主還元の継続:高配当と自社株買いを通じた株主還元を今後も維持する方針で、長期保有で配当を受け取りながら安心して投資できる銘柄。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

  • 特徴
    • 日本を代表する大手メガバンクの一角。国内外で幅広く銀行・証券・リース・カードなど金融サービスを展開しており、規模の大きさと安定感が魅力です。
  • メリット
    • 金利上昇メリット株:金利が上がると、預金と貸出の差(利ざや)が広がり、銀行の利益が増加する可能性。
    • 割安感あり:PBR(株価純資産倍率)が1倍割れのタイミングもあり、株価の割安感が注目されやすい。
    • 安定配当:高配当株で、長期保有して配当を受け取りたい投資家に人気。
  • デメリット
    • 貸し倒れリスク:景気後退時には企業や個人の返済が滞る可能性があり、銀行収益に影響。
    • 金融システム依存:株価は日銀の金融政策や金融市場全体の動向に影響を受けやすい。
    • 急成長は期待しにくい:成熟した銀行事業中心のため、短期的な株価の大幅上昇は限定的。
  • 未来の見通し
    • 金利正常化が追い風:日銀の政策変更で金利が上昇すれば、利ざや拡大による収益改善が期待できる。
    • 海外収益の成長:アジアを中心に海外事業を拡大しており、国内だけに依存しない収益基盤を構築中。
    • 株主還元の継続:配当と自社株買いを通じた株主還元に積極的で、長期保有で配当を受けながら安定投資できる。

みずほフィナンシャルグループ(8411)

  • 特徴
    • 日本を代表する大手メガバンクの一角。国内外で銀行、証券、リース、カードなど多様な金融サービスを提供しており、規模の大きさと安定感が魅力です。
  • メリット
    • 金利上昇メリット株:金利が上がると、貸出と預金の差(利ざや)が拡大し、銀行の利益増加につながる。
    • 割安感がある株価:PBR(株価純資産倍率)が1倍割れのこともあり、割安なタイミングで投資できる可能性。
    • 安定配当:高配当株で、長期保有して配当収入を得たい投資家に向く。
  • デメリット
    • 貸し倒れリスク:景気後退時には企業や個人の返済が滞る可能性があり、銀行の利益に影響。
    • 金融システム依存:日銀の政策や市場全体の動向に株価が左右されやすい。
    • 大幅な株価上昇は期待しにくい:成熟した事業を中心としているため、短期的な急騰は限定的。
  • 未来の見通し
    • 金利上昇が追い風:今後、金利が上昇すると利ざや改善により、利益が増える可能性が高い。
    • 海外事業拡大の余地:アジアや北米など海外での金融サービス展開が進めば、国内依存のリスクを軽減し、収益安定化につながる。
    • 株主還元の継続:配当と自社株買いの方針は維持される見込みで、長期保有で安定した配当収入を得やすい。

蔵王産業 (9986)

  • 特徴
    • 業務用清掃機器や洗浄機材、関連消耗品を扱う専門商社。オフィスや工場、施設向けの清掃ソリューションを提供しており、業界内で安定した地位を築いています。
  • メリット
    • 無借金経営で財務健全:借金がほとんどなく、財務体質が強いので安定感がある。
    • 安定した需要:オフィスや工場、店舗などの清掃は景気に左右されにくく、業績が安定。
    • 高配当が魅力:配当利回りが比較的高く、長期で保有して安定したインカムゲインを狙える。
    • 堅実経営:経営リスクが低く、長期的に安心して投資できる。
  • デメリット
    • 国内市場中心:海外展開は限定的で、国内市場の成長に依存している。
    • 大幅な成長は期待しにくい:成熟した事業分野中心のため、急激な売上拡大は難しい。
    • 知名度が低い:一般投資家にはあまり知られておらず、株価の取引量も少なめ。
  • 未来の見通し
    • 安定収益の維持が期待できる:オフィス・工場・施設の清掃需要は今後も継続するため、安定した収益が見込まれる。
    • 財務体質の強さが追い風:無借金経営を維持しているため、景気変動や不測の事態にも耐えやすく、長期投資に向く。
    • 株主還元の継続:配当政策は安定しており、長期保有での配当収入を期待できる。

投資初心者が注意すべきアドバイス

ふゆこさんの堅実な戦略から、初心者が学ぶべき重要なポイントが3つあります。

  • いきなり個別株は危険!まずはETFから
    個別株投資は、企業の倒産リスクや株価急落リスクを直接負います。初心者はまず、VYMのようなETFで分散投資の基礎を学び、市場の雰囲気に慣れることから始めるのが賢明です。
  • 自分の「リスク許容度」を知る
    SPYDのように利回りが高いETFは、その分リスクも高くなります。「自分はどれくらいの価格下落までなら、精神的に耐えられるか?」という「リスク許容度」を理解し、それに合った商品を選ぶことが、投資を長く続けるための鍵です。
  • 焦らず、時間を味方につける
    高配当株投資は、短期的に資産を2倍、3倍にするような投資法ではありません。受け取った配-当金を再投資に回し、「複利の力」を活かして、10年、20年という長い時間をかけてコツコツと資産を雪だるま式に増やしていく戦略です。周りと比べず、自分のペースで続けることが最も重要です。

ETFって何?

「投資を始めたいけど、専門用語が難しくて…」 「NISAで人気のETFって、一体何のこと?」

そんなあなたのための、超・初心者向けETF解説です!

結論から言うと、ETFは「株の幕の内弁当」です。

これだけ覚えておけば、8割は理解したようなものです。 詳しく見ていきましょう。

個別の株は「単品のおかず」、ETFは「幕の内弁当」

まず、投資の基本である「株」について考えてみましょう。

  • 個別株を買うとは?
    例えば、トヨタ自動車の株を1つだけ買うのは、お弁当屋さんで「から揚げ」を単品で買うようなものです。
    • メリット: もしそのから揚げが最高に美味しければ、大満足です。(株価が大きく上がれば、大きな利益)
    • デメリット: もしも味がイマイチだったら、がっかりしますよね。(業績悪化などで株価が下がると、大きな損失)
  • ETFを買うとは?
    一方、ETFを買うのは、から揚げだけでなく、焼き魚、卵焼き、煮物、おひたし、ごはんが全部入った「幕の内弁当」を買うことです。
    • メリット: たとえ、から揚げが少し冷めていても、焼き魚が美味しいかもしれません。色々なものが少しずつ入っているので、全体として満足できる(=リスクが分散される)のが最大の魅力です。
    • デメリット: 弁当の中の一つの具材(個別株)が、急に2倍の値段になったりはしません。全体として、ゆっくり、着実に価値が上がっていくイメージです。

ETFの3つのスゴいところ(初心者にとってのメリット)

では、なぜ多くの専門家が初心者にこの「幕の内弁当(ETF)」を勧めるのでしょうか?

① これ一つで「世界中に投資」ができる!

幕の内弁当にも色々な種類がありますよね。

  • 「日経平均」に連動するETF → 日本の有名企業(おかず)を集めたお弁当
  • 「S&P500」に連動するETF → アメリカの優良企業(おかず)を集めたお弁当
  • 「全世界株式(オルカン)」に連動するETF → 世界中の企業(おかず)を集めた究極のお弁当

このように、ETFを一つ買うだけで、自動的に数十〜数千社の会社に分散投資してくれるのです。初心者が自分で良い会社を何十社も見つけるのは大変ですが、ETFならプロが選んだお弁当を買うだけでOKです。

② リアルタイムで「いくらか」が分かり、いつでも売買できる!

ETFは日本語で「上場投資信託」と言います。 これは「株式市場に上場している、投資信託(株の詰め合わせパック)」という意味です。

上場している(お店で売っている)ので、普通の株と同じように、証券取引所が開いている時間ならいつでも、リアルタイムの価格で売ったり買ったりできます。

③ 手数料が「激安」!

お弁当の「パック代」にあたるのが、投資の「手数料(信託報酬)」です。 ETF、特に人気のインデックスファンド型ETFは、この手数料が非常に安く設定されています。長期的に見ると、この手数料の安さがあなたの資産を大きく育てる上で非常に重要になります。

注意すべきこと(デメリット)

もちろん、良いことばかりではありません。注意点も知っておきましょう。

  • 元本保証ではない:
    銀行預金とは違い、市場全体が不景気になれば、お弁当の価値(ETFの価格)が下がることもあります。
  • 短期で大儲けは狙えない:
    リスクが分散されている分、一つの株が急騰した時のように、短期間で資産が2倍、3倍になることはありません。あくまで長期でコツコツ育てるための道具です。

初心者のはじめの一歩に最適!

  • ETFは、中身が優良株でぎっしり詰まった「お得な詰め合わせパック(幕の内弁当)」
  • 一つ買うだけで、自動的にリスクを分散できる
  • 手数料が安く、いつでも気軽に売買できる

NISAの「つみたて投資枠」などを活用して、まずは人気の「全世界株式(オルカン)」「S&P500」のETFを、毎月少額からコツコツ積み立てていく。 これが、多くの専門家が推奨する、初心者にとって最も失敗しにくい投資の始め方です。

まとめ

今回は、“節約オタク”ふゆこさんが実際に保有する、1300万円分の高配当株ポートフォリオの全貌をご紹介しました。

ずらりと並んだ銘柄リストから見えてきたのは、彼女が一貫して守り続ける、シンプルかつ強力な投資哲学でした。

  1. 徹底的な「分散」こそが、最強の守り
    • 特定の業種に偏らず、銀行、商社、通信、リース…と、日本の優良企業に幅広く分散投資すること。これが、どんな経済状況でも動じない、ポートフォリオの鉄壁の土台を築きます。
  2. 銘柄選びの基準は「倒産しない安心感」
    • ポートフォリオに並ぶのは、いずれも各業界を代表する、財務健全な大企業ばかり。短期的な値上がりを狙うのではなく、「この会社なら、30年後もきっと配当を出し続けてくれる」という、究極の安心感を最優先しています。
  3. 目的は、安定した「お小遣い(配当金)」
    • このポートフォリオは、資産を爆発的に増やすためのものではありません。毎年、そして毎年、チャリンチャリンと安定した配当金(=不労所得)を生み出し続け、生活を豊かにするための「金のなる木」を育てることを目的としています。

もちろん、このポートフォリオをそのまま真似る必要はありません。しかし、その根底に流れる「守りを固め、着実に育てる」という哲学は、特に新NISAで長期的な資産形成を目指すすべての投資家にとって、最高の道しるべとなるはずです。

ご注意

本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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