【2026年版】インフレで「せどり」はオワコン?撤退する前に知っておくべき「3つの生存戦略」
「仕入れ値が上がって利益が残らない…」 「送料の値上げで薄利多売が詰んだ…」
2026年、止まらないインフレと物流コストの高騰により、多くのせどらーが悲鳴を上げています。 SNSを見ても「せどり引退」の文字が増え、不安になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、結論から言います。 インフレ時代こそ、せどりは「稼ぎやすく」なります。 ただし、それは「戦い方を変えた人」だけです。
今回は、なぜインフレがチャンスなのか、そして今の時代に生き残るための具体的な戦略を解説します。

なぜ「インフレ=チャンス」なのか?
「物価が上がると売れなくなる」と思いがちですが、二次流通(中古・転売)市場においては逆の現象が起きます。
① 「新品」が高すぎて買えない層が流れてくる
メーカーが定価を上げれば上げるほど、消費者は「新品は無理だけど、中古なら…」「少しでも安い新古品はないか?」とフリマアプリやAmazonを探し始めます。 つまり、中古市場(リユース)の需要が爆発的に伸びるのです。
② 「価格改定のタイムラグ」が利益になる
インフレ時は、店舗に残っている「旧価格の在庫」と、市場の「新価格(相場)」の乖離が広がります。 ドン・キホーテやホームセンターの棚の奥に眠っている「値上げ前の商品」を見つけるだけで、それが大きな利益確定商品に変わります。
2026年を生き抜く「3つの戦略シフト」
これまでの「薄利多売」「ポイント頼み」は通用しません。以下の3つにシフトしてください。
戦略①:【脱・薄利多売】高単価・高利益へ
物流の「2024年問題」以降、送料は上がり続けています。 「1個売って300円の利益」という商品は、送料値上げ一発で赤字になります。
- 旧戦略: 1,000円で仕入れて2,000円で売る(雑貨・食品など)
- 新戦略: 20,000円で仕入れて30,000円で売る(家電・カメラ・ブランドなど)
1回の発送で確実に数千円〜1万円が抜ける「高単価商材」に移行できない人は、送料負けして消えていきます。
戦略②:【資産価値】「現物資産」になるものを扱う
インフレとは「現金の価値が下がり、モノの価値が上がる」状態です。 持っていて価値が下がりにくい、あるいは上がるものを扱いましょう。
- おすすめ:
- カメラ・レンズ: 5年前のモデルでも相場が落ちない、むしろ上がることがある。
- 廃盤ゲーム・ホビー: マニアがいる商材はインフレに強い。
- ハイブランド: 定価改定のたびに中古相場も引き上げられる。
戦略③:【生活防衛】「必需品」のまとめ売り
高単価が怖い場合は、「絶対に買わざるを得ないもの」を狙います。 洗剤、オムツ、ペットフードなどの消耗品は、インフレでも買い控えが起きにくいジャンルです。ただし、送料を抑えるために「セット販売(まとめ売り)」が必須条件です。
「撤退すべき人」はこういう人
厳しいようですが、以下のスタイルに固執している人は、今すぐ撤退するか、やり方を根本から変えるべきです。
- 「ポイントせどり」のみに依存している人
- 楽天や各社経済圏は、インフレ下でポイント還元率を渋くする傾向にあります(改悪続き)。ポイント=利益と考えていると、現金キャッシュフローが回らなくなります。
- 「新品・薄利」しか扱えない人
- AmazonのFBA手数料や配送料の値上げに耐えられません。
- クレジットカードの枠だけで回している人
- 金利上昇局面では、回転をミスした時のリスクが大きすぎます。
市場は「中古」を求めている
2026年、せどりは「安く買って高く売る」という単純なゲームから、「インフレに強い資産(商品)を目利きするゲーム」に進化しました。
- 新品が高くて買えない人のための「良質な中古」
- 値上げ前の「お宝在庫」
これらを提供できるリユース・セラーにとっては、むしろライバルが減って利益を出しやすいボーナスタイムと言えます。 「怖いから辞める」のではなく、「インフレを味方につける」方向へ舵を切りましょう。
本記事の戦略は、以下の経済指標および市場レポートを根拠としています。
- リサイクル通信(リユース業界の専門紙):
- リユース市場規模予測
- 2025年以降もリユース市場(中古市場)は拡大傾向にあり、特に「物価高による生活防衛意識」が中古品の購入を後押ししているというデータ。
- 帝国データバンク / 物流関連ニュース:
- 物流コスト高騰・2024年問題の影響
- 運送費の上昇により、低単価商品のEC販売が採算割れを起こしている現状について。
- 総務省統計局(消費者物価指数 CPI):
- https://www.stat.go.jp/data/cpi/index.html
- 持続的なインフレ(コアCPIの上昇)により、新品価格が上昇し続けている事実。これが「中古品への需要シフト」の根本的な要因です。
