【来週の相場】衆院選・米雇用・CPIの「トリプルパンチ」!シナリオ別・数百円で狙う本命低位株リスト
投資家の皆様、来週(2026年2月9日週)は、今年前半の相場を占う「運命の1週間」となりそうです。 日本国内では衆議院選挙の結果判明、米国では雇用統計とCPI(消費者物価指数)という重要指標の発表が控えています。
これらのイベントは、株価・為替を一瞬で動かす強力な材料です。 今回は、来週の注目ポイントを整理し、それぞれのシナリオで利益を狙える「数百円台から買える低位株」を厳選して解説します。
来週の相場を動かす「3つの火種」
まずは、市場が固唾を飲んで見守る3大イベントの要点をおさらいしましょう。
衆議院選挙(日本)
2月8日投開票の結果が月曜日の相場に直結します。
- ポジティブ: 与党が安定多数を確保 → 政治的安定感から株高・円安へ。
- 注目点: 財政出動(消費税減税など)への期待が高まれば、内需株や景気敏感株への物色が強まります。
米雇用統計(NFP)
米国の景気と金利の行方を決める最重要指標です。
- 強い結果: ドル高・円安が加速。輸出企業にはプラスですが、金利上昇懸念でハイテク株には重しとなる可能性があります。
- 弱い結果: リスクオフ(回避)ムードで調整局面入りするリスクも。
米CPIコア(インフレ動向)
FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに動くかどうかの判断材料です。
- インフレ鈍化: 株高・ドル安方向へ。資金が株式市場に戻りやすくなります。
- インフレ高止まり: 金利高・株安のリスク。バリュー株や資源株へのシフトが予想されます。
シナリオ別・投資戦略(チャート派の狙い目)
イベントの結果次第で、資金が向かうセクターは180度変わります。
シナリオA:株高・円安(与党勝利・米景気堅調)
市場が最も好むパターンです。リスクオンの資金が「輸出・製造・資源」へなだれ込みます。
- 狙い目: 移動平均線のゴールデンクロスや、直近高値をブレイクした銘柄に順張り。
シナリオB:調整・リスクオフ(政治不安・米インフレ再燃)
市場が警戒するパターンです。資金は「ディフェンシブ・生活必需品・インフラ」へと避難します。
- 狙い目: RSI(相対力指数)が30付近まで売られた銘柄の自律反発(リバウンド)狙い。
数百円〜買える!イベント対応「低位株」リスト
どちらのシナリオに転んでも対応できるよう、1株数百円〜1,000円以下の手頃な銘柄をテーマ別にリストアップしました。 ※株価は市場動向により変動しますので、最新情報をご確認ください。
輸出・製造関連(円安メリット)
政治安定・米景気堅調なら、真っ先に買われるセクターです。
- クボタ (6326)
- 株価目安: 数百円〜千円台(※調整/分割考慮)
- 注目点: 産業機械・建機のグローバル企業。海外売上比率が高く、円安の恩恵をダイレクトに受けます。
- オイレス工業 (6282)
- 株価目安: 2,000円台(※調整局面等で監視)
- 注目点: 免震装置や軸受のトップ。世界的な設備投資需要と連動しやすく、製造業の復権テーマに乗れます。
- フリュー (6238)
- 株価目安: 1,000円台前後
- 注目点: エンタメ系ですが、プリントシール機等の「ハードウェア輸出」や海外展開の期待感で動くことがあります。
資源・エネルギー・素材(インフレヘッジ)
インフレ懸念が再燃した場合の避難先、または景気回復時の素材需要として。
- 三菱マテリアル (5711)
- 株価目安: 2,000円台(※低位圏推移時)
- 注目点: 非鉄金属大手。銅市況や資源価格と連動しやすく、インフレ局面で強さを発揮します。
- エンビプロ・ホールディングス (5698)
- 株価目安: 数百円〜千円台
- 注目点: 資源リサイクル。「都市鉱山」は資源価格高騰時の重要な代替供給源であり、環境テーマとも合致します。
- 中部飼料 (1617)
- 株価目安: 数百円台
- 注目点: 飼料メーカー。穀物相場(ソフトコモディティ)に関連し、資源株の一角としてディフェンシブな動きを見せることがあります。
景気敏感・インフラ(内需拡大)
選挙後の財政出動期待や、国内景気の底堅さを反映します。
- タチエス (7239)
- 株価目安: 1,000円台
- 注目点: 自動車シート大手。自動車生産の回復や物流インフラの稼働率向上に伴い、業績が上向く銘柄です。
- DCMホールディングス (3050)
- 株価目安: 1,000円台
- 注目点: ホームセンター大手。住宅リフォームや防災用品など、生活インフラを支える内需株の代表格です。
- サンセイランディック (3277)
- 株価目安: 900円台
- 注目点: 権利関係の複雑な不動産(底地)を扱うニッチトップ。不動産市況の活況や、観光地周辺の再開発などで注目されます。
ディフェンシブ・生活系(リスクオフの備え)
相場が荒れた時の「避難所」となる銘柄です。
- 小松マテーレ (7947)
- 株価目安: 800円〜900円台
- 注目点: 高機能繊維メーカー。アパレルだけでなく、インフラ補修材や環境関連素材も手掛けており、不況時でも需要が底堅いのが強みです。
- 東京通信グループ (7359)
- 株価目安: 数百円〜千円台
- 注目点: スマホアプリやDX支援。景気動向に左右されにくいデジタルコンテンツは、リスク回避資金の受け皿になり得ます。
テクニカル分析のポイント
来週のようなイベント週は、ファンダメンタルズ以上に「値動き(プライスアクション)」が重要です。
- 月曜日の寄り付き: 選挙結果を受けて、窓を開けて(大きく価格が飛んで)始まる可能性があります。飛びつき買いは避け、寄付後の方向性を確認しましょう。
- 出来高の変化: ニュースが出たセクターの出来高急増は、トレンド発生の合図です。
- RSIの逆張り: 指標発表で過剰に売られた(RSI 30割れ)優良株は、短期的なリバウンド狙いの絶好機です。
まとめ
来週は、政治と経済のビッグイベントが重なる「相場の分水嶺」です。 どんな結果が出ても対応できるよう、クボタ(攻め)や小松マテーレ(守り)といった数百円台の銘柄をリストアップし、準備を整えておきましょう。
波乱はチャンス。冷静にチャートを見極め、利益を掴み取ってください。
- 本記事の内容は、公開時点の情報を基にした投稿者個人の主観による「予想」や「考察」であり、将来の事実や結果を保証するものではありません。
- 記事内で紹介している銘柄、株価、発売時期、仕様などは推測を含みます。
- 投資や購入に関する最終的な決定は、必ずご自身で最新の企業IRや公式情報をご確認の上、自己責任で行ってください。
- ※本記事で紹介している証券会社はPRを含みます
本記事の分析にあたり、以下の情報を参照しています。
- Bloomberg / Nikkei: 米雇用統計・CPIの市場予想コンセンサス、衆院選情勢報道
- Kabutan / Yahoo! Finance: 各銘柄の株価、事業内容、テクニカル指標
- Matsui Securities: イベントドリブン投資に関する市場レポート
