FBAで商品22点が紛失!補填が少額?その理由と対処法

「“22点も紛失されたのに、補填額がこれだけ…!?”」
そんな驚きと戸惑いから始まったのが、FBA(フルフィルメント by Amazon)で商品が大量に紛失された筆者の実体験レポートです。
この記事では、紛失が発覚した経緯から、Amazonの補填対応、そして“なぜ補填額が少なかったのか”という疑問への考察までを、リアルな視点で丁寧に解説。
さらに、補填額を左右する“仕入れ証明”や“販売実績”の重要性、今後の対策としてできることも紹介されています。
「FBAに任せていれば安心」——そう思っている方にこそ読んでほしい、“トラブル時に備えるためのヒント”が詰まった一記事です。
Amazon出品者なら、ぜひチェックしておきたい内容です。
「それ、私じゃん…」と感じた人へ
「え、FBAに納品した商品が突然なくなった…?」
しかも、22点まとめて。
「でも箱は届いてるのに中身だけ一部紛失?」
そして、補填された金額があまりに少なくてびっくり…。
実はこれ、今、Amazonセラーの間で急増中のトラブルです。
なぜ起きる?FBA納品商品の「一部紛失」
FBA倉庫では、まれにこうした「一部商品のみが消える」事態が発生しています。
よくあるのは次のようなパターンです:
- 箱自体は届いているが、一部だけ在庫反映されない
- 商品をコピー登録した場合やラベル不備で別商品として処理される
- 混載便・納品プランのミスが原因になることも
一番やっかいなのは、Amazonからは詳細な理由が明かされないこと。
確認できるのは「補填された」という事実と、その少額な金額だけです。
補填額が「安すぎる」本当の理由
「販売価格の半分もいってない…」
それもそのはず、Amazonは2024年4月以降、補填額の基準を変更しています。
補填対象となるのは、仕入れ原価のみ。
しかも、以下の費用は一切考慮されません。
- 梱包資材・輸送費
- 広告費・出品コスト
- 想定売価(利益を含む価格)
さらに、原価の証明(請求書など)を出せない場合、
Amazon独自の最低補填額(推定値)で処理されてしまうことも。
実例:「補填額が半額以下…」という声多数
掲示板などで確認できた実際の声では、以下のような状況が報告されています:
- 「22点納品して、6割しか補填されなかった」
- 「Amazonアウトレットに回っていた形跡がある」
- 「補填申請しても却下。理由は開示されず」
- 「補填には“原価の証明”が必要。でも見せたくないし…」
紛失補填で泣かないために今すぐやるべきこと
このようなトラブルを防ぐ、もしくは被害を最小限に抑える方法を紹介します。
① 補填請求に備えて「仕入れ証明書類」を確保
- 請求書(卸業者やメーカーからの正式なもの)
- 原価・数量・商品名が明記されているもの
② Amazonへ補填再調査を依頼する方法
- セラーセントラル「在庫」→「FBA在庫の調査依頼」から
- ケースには、仕入れ証明のPDF添付がおすすめ
③ 公的機関へ相談という選択肢も
- 公正取引委員会「デジタルプラットフォーマー相談窓口」
- 地方運輸局など倉庫業に関する管轄
「納得できないけど、やるしかない」から脱出しよう
Amazonとの取引では、1〜5%の事故率は織り込み済みとも言われます。
でも、「商品が消えた」→「補填額が激安」では、商売になりませんよね。
同じように悩むセラーは多く、今まさに改善を求める声が高まっています。
もしあなたが「それ、私じゃん」と思ったなら——
商品を守る準備、今すぐ始めましょう。
まとめ:FBA補填トラブルで損しないためのポイント
項目 | 内容 |
---|---|
よくある事象 | 箱内一部商品だけ紛失/複数点まとめて不明/補填額が低い |
原因 | Amazon倉庫内での誤処理・ラベル不備・混載ミスなど |
補填額の基準 | 原価ベース(仕入れ証明書類必須) |
対応策 | 原価証明提出・再調査依頼・必要に応じて外部相談 |
一緒に成長しよう
このブログを書いている私も、まだ成功途上のセラーです。
Amazonの理不尽さや、意味不明な対応に泣かされることもしょっちゅう。
でも、だからこそ、こうやって情報を残して、同じ悩みを持つ人の「灯」になれたらと思っています。
一人じゃありません。
一緒に、じっくり成長していきましょう。