【FBA卒業】Amazonセラーが「ウルロジ」を使う手順と注意点|費用・違い・メリットを解説!

Amazonでの物販において、「FBA(フルフィルメント by Amazon)」は非常に便利なサービスです。
しかし近年、「手数料が高い」「長期保管料が負担」「アカウント停止が怖い」といった理由から、外部の発送代行サービスへ切り替えるセラーが増えています。
この記事では、FBAの代わりに「ウルロジ(Ulful)」を活用する方法と注意点、FBAとの比較を詳しく解説します。
そもそも「ウルロジ」とは?
ウルロジは、在庫の保管から注文処理、梱包・出荷、返品対応まで一括で任せられる物流代行サービスです。
Amazonはもちろん、楽天、Yahoo!ショッピング、Shopify、BASEなど、複数モールに対応しています。
- 対応モール例: Amazon、楽天、Yahoo!、Shopify、BASE、STORESなど
- 導入企業数: 累計3,000社以上(小規模~中規模セラー向け)
FBAからウルロジに切り替える手順【Amazon注文対応編】
① ウルロジに会員登録・ヒアリング
公式サイトから問い合わせ後、担当者とヒアリング → アカウント発行。
② 商品をウルロジの倉庫に納品
Amazonに納品していた商品を、ウルロジの倉庫へ直送。
(※FBAラベル不要)
③ Amazonセラーセントラルの設定変更
注文管理をウルロジと連携。
- 方法1: Amazon注文を手動ダウンロード → ウルロジにCSVアップロード
- 方法2: API連携(オプション)
④ 注文が入ったら、ウルロジが自動で出荷
Amazonで注文が入ると、ウルロジがピッキング・梱包・発送まで自動対応。
FBAとウルロジの費用比較(概算)
項目 | FBA | ウルロジ |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額基本料 | 無料 | 約5,000円~ |
保管料 | 8円/日/1cu.ft〜(変動あり) | 約0.5円/1サイズ/日~ |
出荷手数料 | 300円〜700円/個(商品サイズ・重量で変動) | 約140円〜200円/個 |
ラベル貼付 | 必須(別途手数料) | 不要または代行可能 |
返品処理 | Amazon側対応 | ウルロジで対応(オプション) |
※商品サイズや出荷件数により変動します。小型・軽量商品ならウルロジの方が圧倒的に安いケースも多いです。
Amazon注文におけるFBAとウルロジの違い
比較ポイント | FBA | ウルロジ |
---|---|---|
発送スピード | 最短当日(Amazonが自動処理) | 午前までの注文は即日対応が基本 |
ラベル | Amazon独自ラベルが必要 | ラベル不要 or 倉庫側で対応可 |
顧客対応 | Amazonが返品・問い合わせ対応 | 出荷後の顧客対応は自社または別途 |
評価への影響 | プライムマーク付き | 自己発送扱いでプライムなし(ただし発送遅延なしなら評価維持可) |
在庫連携 | 自動 | API or 手動連携が必要 |
ウルロジを使うメリット
コストが明確・安い
FBAは料金体系が複雑ですが、ウルロジは明朗会計かつ定額制が中心。
複数モールに対応できる
Amazonだけでなく、楽天・Yahoo!・Shopifyなどと一括で連携可能。
アカウント停止リスクを軽減
FBAに依存しすぎず、自社発送の体制を持つことでビジネスの分散が可能。
柔軟な対応が可能
ギフト梱包やチラシ封入など、カスタム対応がしやすい。
デメリット・注意点
プライムマークがつかない
FBA限定の特典「Amazon Prime」が使えなくなることで、一部のユーザーに影響が出る可能性があります。
注文連携が手間
AmazonセラーセントラルとのAPI連携またはCSV連携が必要。自動化には多少の設定が必要です。
返品処理や問い合わせは自社判断
返品対応や顧客対応の一部は自社で行うか、ウルロジの有料サービスを使う必要があります。
まとめ:Amazon依存から抜ける第一歩に「ウルロジ」
AmazonのFBAに頼りきっていると、アカウント停止やルール変更といった“外部要因”で売上が一気にゼロになるリスクがあります。
ウルロジのような外部物流代行サービスをうまく活用することで、リスク分散しつつ運営コストを最適化できます。
- 少量から始められる
- 複数モールに対応
- 価格が明朗で導入しやすい
特に、FBAのコストに悩んでいる方や、他モール展開を考えている方には「ウルロジ」は非常に有力な選択肢となるでしょう。
- FBAからの切り替えを検討中の方へ:ウルロジの無料相談はこちらから!
- 費用シミュレーションも可能なので、まずは見積もりだけでもOK!
