【初心者向け】相互リンクとは?SEO効果と正しい使い方を体験ベースで解説

「相互リンクって今でも効果あるの?」
「始めたばかりのブログに必要なの?」
私もブログ初心者の頃、何となく“やった方が良さそう”という曖昧な理由で相互リンクを始めた経験があります。
この記事では、自分の体験や調査した情報を交えながら、「相互リンクとは何か」から、メリット・デメリット、実際に注意すべきポイントまでまとめました。
① 相互リンクとは?
相互リンクとは、あるブログやサイトと「お互いにリンクを貼り合うこと」。
あなたのサイトにAさんのリンクを貼り、Aさんのサイトにもあなたのリンクを貼ってもらう──という仕組みです。
「リンク交換」とも呼ばれます。
昔は「相互リンクをたくさん増やせばSEOに強くなる」と言われていたため、被リンク集めのために盛んに行われていました。
② 実際にやってみた結果…SEO効果はあったのか?
私は開設初期に、同ジャンルの個人ブログ2~3件と相互リンクを試してみました。
良かった点
- 「誰かが紹介してくれている」という安心感
- ごく少数でもアクセスが流れてきた(被リンク流入)
微妙だった点
- 明確なSEO効果は実感できず
- 相手がブログを閉鎖してリンク切れになった
- 「リンク一覧ページ」だけの形式だと、ほぼ見られていなかった
正直、「やれば絶対効果がある!」という感じではありませんでした。
“数より質”が大事ということに後から気づきました。
③ 調査してわかった相互リンクの“今”
昔は効果大、今は“やり方次第”
Googleが昔よりもアルゴリズムを強化していて、「不自然なリンク交換」はペナルティ対象になる場合があります。
現在のベストなやり方
- 関連性の高いブログとの自然な相互リンク(ジャンル・読者層が近い)
- 記事本文からの紹介リンクは価値が高い
- 「リンク集ページ」だけの交換はほぼ無意味
④ 相互リンクが向いている人・向いていない人
- 向いている人
- 同じジャンルのブロガーと交流している人
- 小規模でも読者にとって有益なブログ同士で紹介し合いたい人
- 向いていない人
- 数だけ集めて被リンクを稼ぎたい人
- ブログの質よりSEOテクニックを優先したい人
「相互リンクをお願いされたけど迷っている」時の判断基準
相互リンクの依頼を受けたときは、以下の3点を基準に判断すると安心です。
1. ジャンルや読者層が近いか?
あなたのブログと“内容・読者層”が近ければ、リンクの価値は高くなります。全く関係のないジャンルだと、SEO効果も低くなるばかりか、読者の信頼にも影響します。
2. 相手サイトの運営状況は?
- 更新が止まっていないか?
- コンテンツがコピーやAI丸出しではないか?
- 他の相互リンクが乱雑でスパム的でないか?
このあたりは要チェックです。
3. 紹介の意図が“読者向け”か“SEO狙い”か?
「このサイトは読者のためになる」と思えれば前向きに検討してOKですが、SEO目的だけで明らかに雑な依頼であればスルーして問題ありません。
「相互リンクしませんか?」という提案について
対応と注意点について記事にまとめています。

⑤ 私のおすすめ:自然な「つながり型リンク」が◎
相互リンクを“リンク集”として使うのではなく、
- 「この記事、参考になります」と自然に紹介する
- TwitterなどSNSのやりとりから紹介し合う
- 読者にとって有益なつながりを作る
といった “人との関係性ありき”のリンク がおすすめです。
効果的な紹介方法(自然な相互リンクの貼り方)
相手のサイトを紹介する際、ただリンクを貼るだけではもったいないです。以下のような方法が効果的です。
記事本文の中で文脈に沿って紹介
紹介したいページを記事内に自然な流れで組み込みます。
例)「詳しくはこちらの解説も参考になります → [リンク]」
“体験や感想”を添えると価値が高まる
「このブログのこの記事を読んで、〇〇の部分が特に参考になった」と一言加えることで、リンクの信頼度が増します。
専用のおすすめ記事紹介コーナーを設ける
月1回の「おすすめ記事紹介」など、紹介専用の企画を作っておくと、読者もリンクに違和感を感じません。
相互リンクとは「ただのリンク交換」ではない
- 相互リンクとは、お互いのサイトにリンクを貼ること
- 効果があるかどうかは「リンクの質・文脈」による
- 無理にやるより、自然なつながりを大切にした方がSEOにも読者にも良い
補足:相互リンクを貼る時の注意点
- nofollow属性を付けない限り、Googleがリンクを評価します
- 相手のサイトがスパム的な内容でないか事前に確認する
- 相手サイトが閉鎖した場合、リンク切れのチェックも忘れずに