【AIアニメ革命】MagicLightの使い方を初心者向けに徹底解説!シナリオ(台本)だけで長編アニメが自動で完成!
「AIでアニメを作ってみたいけど、何から手をつければいいか分からない…」 「キャラクターやナレーションを全部作るのは難しそう…」
そんな悩みを抱えている方に朗報です。 今回ご紹介する「MagicLight」は、シナリオ(台本)を入力するだけで、キャラクター、ナレーション、背景、演出まで、すべてをAIが自動で仕上げてくれる、まさに革命的なAIアニメ制作ツールです。
動画では、このMagicLightを使って、実際に「アラジン」風のオリジナル長尺アニメ(約10分)を、わずか10分ほどの操作で制作する過程が紹介されています。
この記事では、動画で解説されているMagicLightの具体的な使い方を、初心者にも分かりやすい「5つのステップ」に分けて徹底解説します。

動画で紹介されている内容を、もとに記事にまとめています。
MagicLightでのAIアニメ制作:5つのステップ
MagicLightでのアニメ制作は、大きく分けて5つのステップで進んでいきます。
ステップ1:Content(台本とスタイルの決定)
まず、AIに作らせたい動画の「骨格」となる台本(ストーリー)と、全体の設定を決めます。
- 動画設定:
- アスペクト比: 横長(YouTube用)か縦長(TikTok用)かを選びます。
- ナレーション言語: 「日本語」を選択できます。
- ビジュアルスタイル: アニメの画風を「ジブリ風」「3Dカートゥーン風」「リアル風」などから選びます。
- 台本(スクリプト)入力:
Smart Script(初心者におすすめ): 「少年が魔法のランプを拾い、世界を旅する物語」 のようにざっくりしたアイデアを書くだけで、AIが自動でシーンやセリフを補完し、長編ストーリーに仕上げてくれます。Basic Script(中〜上級者向け): すでに完成している台本や、細かく指定したいセリフがある場合に使います。
- 動画の長さ(Duration): 「3分〜5分」や、最大「50分」まで、希望する動画の尺を設定します。
ステップ2:AIによる台本の自動構成
ステップ1でSmart Script(簡単なアイデア)を入力すると、AIが即座にその内容を分析し、長編用の「あらすじ(シノプシス)」と、シーンごとの構成を自動で生成してくれます。
ここで生成されたあらすじが、アニメ全体のトーンや流れのベースとなります。
ステップ3:Cast(登場キャラクターの設定)
次に、物語に登場するキャラクターの見た目や声を設定します。
- AIが台本を読み込み、「この物語には〇人のキャラクターが必要です」と自動で検出します(動画の例では4人)。
- 「アラジン」「ジニー」といった役名までAIが自動で予測してくれます。
Editボタンで各キャラの見た目を手動で選ぶか、Auto-CastボタンでAIにすべてお任せで選んでもらうことも可能です。
ステップ4:StoryBoard(絵コンテの確認と修正)
ここがMagicLightの核となる部分です。AIが、台本とキャラクター設定に基づき、動画の全カット(動画の例では75カット)の絵コンテ(静止画)を自動で生成します。
- キャラクターの一貫性: MagicLightのすごい点は、カットが変わっても同じキャラクターは同じ顔と服装で登場する「一貫性」が保たれていることです。
- 各カットの微調整:
- 画像の再生成: 気に入らないカットがあれば、
RegenerateボタンでAIに画像を再生成させることができます。 - 外部AIで作成した画像の利用:
Upload Custom Image機能を使えば、Midjourneyなど他のAIで作成したこだわりの画像をアップロードして、そのカットと差し替えることも可能です。 - ナレーションとSE: 各カットのナレーション(台本)の修正や、効果音(SFX)の追加も行えます。
- 画像の再生成: 気に入らないカットがあれば、
- 動画化(アニメート):
Animate All(すべて動画化)を選ぶと、全75カットが静止画からアニメーションになります。この時、アニメ化に使うAIモデルを「Kling」や「C-Dance」など、他の強力なAIツールから選べるのがMagicLightの大きな強みです。
ステップ5:Edit(最終仕上げ)
最後に、動画全体の仕上げを行います。
- カバー(サムネイル)設定: 動画の表紙となるサムネイル画像を選びます。
- 字幕(サブタイトル)設定: 字幕のフォントスタイルなどを選びます。
- BGM設定: 用意されているライブラリからBGMを選びます(※現状、自前のBGMアップロードはできないようです)。
すべての設定が終わったら「Generate」を押すと、AIが長編アニメ動画を自動でレンダリング(生成)してくれます。
実際にAIが作った動画のクオリティは?
動画では、この5ステップ(ほぼAIおまかせ)で作った約10分のアニメが公開されました。
動画制作者のレビューによれば、「(キャラ設定をサボったため)見た目はシュールな笑いが生まれた」 ものの、「AIの機能としては非常に優秀」 とのこと。 特に、人間がやれば1日かかる作業を、わずか10分程度で完了させたスピード や、アニメ化しなかった静止画のカットにもAIが自動でカメラワークを付けてくれる 点が高く評価されています。
MagicLightの料金プラン
MagicLightには3つの有料プランがあります(2025年8月時点の情報)。
| プラン | Standard | Plus | Pro |
| 月額料金 | $12 | $26 | $35 |
| クレジット | 6,000 | 15,000 | 35,000 |
| 主な機能 | ・Kling, C-Dance等 ・1080p対応 ・商用利用OK ・ウォーターマークなし | (同左) | (同左) +動画生成が20%オフ |
注目すべきは、一番安いプランでも商用利用が可能で、ウォーターマーク(ロゴ透かし)も入らない 点です。プランの違いは、主に毎月もらえるクレジット(AIを使うためのポイント)の量となっています。
まとめ
MagicLightは、台本さえ用意すれば(あるいはAIに作らせれば)、キャラクターもナレーションも演出もすべてAIが自動で担ってくれる、まさに「次世代のAIアニメツール」です。
初心者でも、これまで何日もかかっていたアニメ制作をわずか数十分で体験できます。ぜひこの機会に、あなただけのオリジナルアニメ制作に挑戦してみてはいかがでしょうか。
