Googleアナリティクスに謎の海外アクセスが急増?エックスサーバーの「AIクローラー遮断設定」で解決する方法
「最近、アナリティクスの数字が急に増えたけど、滞在時間が短くて実態が掴めない……」 「中国のLanzhou(蘭州)からのアクセスが異常に多く、データが汚れている気がする」
そんな違和感を抱えているブログ運営者の方は多いはずです。実はそれ、人間による訪問ではなく、AI(人工知能)があなたの記事を自動的に読み取っている足跡かもしれません。
今回は、エックスサーバーを利用しているなら必ずチェックしておきたい、最新のAIクローラー対策について解説します。
謎のアクセス「中国・蘭州(Lanzhou)」の正体
アナリティクスの「ユーザーの環境」を確認した際、Desktop(パソコン)ユーザーだけが不自然に急増し、滞在時間が数秒しかない場合、それはAIの学習用プログラム(クローラー)による巡回である可能性が極めて高いです。
現在、世界中のAI企業が日本語データを収集しており、独自性のある個人ブログがターゲットになりやすくなっています。これを放置すると、「本物の読者の姿がノイズに埋もれて見えなくなる」というデメリットが生じます。
【最優先】「AIクローラー遮断設定」の手順
エックスサーバーでは、こうしたAIによる自動収集をボタン一つで制限できる専用メニューが新設されています。これまで難しかった「AI拒否」が、初心者でも簡単に行えるようになっています。
- エックスサーバーの「サーバーパネル」にログイン
- 「ホームページ」ブロックの最下部にある「AIクローラー遮断設定」をクリック
- 対象のドメインを選択
- 「OpenAI(ChatGPT)」や「Google-Extended」など、各項目を「遮断する」にチェックして保存
これだけで、主要なAIに対して「私のブログを勝手に学習データとして使わせない」というガードを固めることができます。
XSERVERサーバーパネル(新旧デザイン)


あわせて確認したい「セキュリティ設定」
AI対策と同時に、海外からの機械的な「攻撃」や「データ吸い出し」を防ぐ基本設定も再確認しておきましょう。
- WordPressセキュリティ設定: 「ダッシュボード」「XML-RPC API」「REST API」のアクセス制限をすべてONにします。特に「REST API」をONにすることで、プログラムによる記事データの自動取得をより強固にブロックできます。
「ノイズを除去したデータ」でサイトを評価しよう
設定完了後、すぐに全てのBotが消えるわけではありませんが、徐々に異常な数字は落ち着いてくるはずです。
今後のアクセス解析では、機械的なアクセスによるノイズを排除した、「血の通った読者のデータ」に注目しましょう。
- デバイス別の内訳(Mobileカテゴリなど): AI Botはデスクトップとして計測されることが多いため、それ以外のカテゴリの数字を見ることで、本来の読者の動きが鮮明になります。
- エンゲージメント率の高いセッション: 「数秒で立ち去る機械」ではなく、しっかり内容に触れてくれているセッションこそが、あなたのブログの真の評価指標です。
まとめ
ネット環境の変化に伴い、AIによる自動巡回は今後も加速していくと予想されます。サイトを運営する側も、「便利にするための設定」を最新の状態にアップデートしていくことが大切です。
エックスサーバーの「AIクローラー遮断設定」を活用して、大切なブログを適切に管理し、純粋な読者のための快適なサイト運営を目指しましょう。
