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S&P500とオルカン論争に終止符!森永康平とふゆこの議論でわかる「暴落時の最適解」【ReHacQ動画まとめ】

おっさん事業主
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マクロ経済を読み解き、リスクを取ってリターンを狙う経済アナリスト「森永康平」。 徹底した節約と分散で、鉄壁の守りを築く堅実投資の達人「ふゆこ」

投資スタイルが正反対とも言える二人のプロが、「インデックス投資」をテーマに、ついに激突しました。

「株価暴落、あなたならどう動く?」 そして、投資家最大の関心事である「S&P500とオルカン、本当に選ぶべきはどっち?」という永遠の論争。

この記事では、そんな白熱の議論を徹底解説。それぞれの投資哲学の根拠から、具体的な行動指針までを深く掘り下げます。この記事を読めば、巷の情報に惑わされることなく、あなた自身の「最適解」が必ず見つかります。

【節約オタクふゆこVS森永康平】株暴落の今こそインデックス投資は買い!?S&P500 オルカン【ReHacQ】

動画で紹介された投資術を、初心者でも分かるようにまとめました。

注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。

Contents
  1. トピック①:株価暴落!どう動くべき?
  2. トピック②:インデックス投資、S&P500 vs オルカン論争
  3. トピック③:インデックス投資一本で本当に大丈夫?
  4. 森永康平さんが語る「分析と実践」の経験談
  5. 森永康平さんの経験から学ぶ、3つの教訓
  6. ふゆこさんが語る「守りから入る」経験談
  7. ふゆこさんの経験から学ぶ、3つの教訓
  8. まとめ
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トピック①:株価暴落!どう動くべき?

番組冒頭のテーマは、投資家が最も気になる「暴落時の立ち回り」。2人の答えは、それぞれの投資哲学を色濃く反映したものでした。

森永康平さんの視点:「買い向かうべきだが、”なぜ”を理解することが重要」

  • 暴落の要因分析が第一歩: 森永さんは、まず「なぜ株価が暴落しているのか?」その原因を徹底的に分析することが最も重要だと強調します。
    • 金融引き締めが原因の場合: 中央銀行がインフレを抑えるために金利を上げている場合、これは経済のファンダメンタルズが悪化しているわけではないため、絶好の買い場である可能性が高いと分析します。
    • 金融危機が原因の場合: リーマンショックのような金融システムの根幹を揺るがす危機の場合は、安易に手を出すべきではなく、状況を慎重に見極める必要があると指摘します。
  • 結論: 暴落の背景を理解した上で、それが金融システムを破壊するものでないと判断できれば、積極的に買い向かうべきというのが森永さんのスタンスです。

ふゆこさんの視点:「感情を捨て、ルール通り淡々と買い増す」

  • 暴落は「予測できない」のが前提: ふゆこさんは、暴落のタイミングや原因を正確に予測することは不可能である、という立場を取ります。
  • ルール化と自動化が最強の武器: 彼女の戦略は非常にシンプル。
    1. 毎月決まった額を積立投資する設定は、暴落時もそのまま継続。
    2. さらに、「株価が〇%下落したら、追加で〇万円投資する」という「買い増しルール」を事前に決めておきます。
  • 結論: 暴落が起きても、感情的にならず、事前に決めたルールに従って機械的に、淡々と買い増しを続ける。これが、ふゆこさん流の「負けない」投資術です。

トピック②:インデックス投資、S&P500 vs オルカン論争

投資初心者にとって永遠のテーマである「S&P500とオルカン、どっちがいいの?」。これに対する2人の見解は、非常に興味深いものでした。

森永康平さんの視点:「S&P500」推し

  • アメリカ経済の強さを信じる: 森永さんは、これまで世界経済を牽引してきたアメリカの圧倒的な強さを信じるなら、S&P500を選ぶべきだと主張します。イノベーションを起こし続ける企業の多くがアメリカに集中しているという事実を重視しています。
  • リスクを取ってリターンを狙う: 全世界に分散するオルカンよりも、アメリカに集中投資するS&P500の方が、当然リスクは高まります。しかし、そのリスクを取ることで、より高いリターンが期待できるという考え方です。

ふゆこさんの視点:「オルカン」推し

  • 徹底的な分散でリスクを回避: ふゆこさんは、「何が起こるか分からない未来」に備えるため、徹底的な分散を最優先します。S&P500はGAFAMなど特定の巨大企業への依存度が高まっている点を懸念し、より広く全世界の企業に分散されているオルカンを選好します。
  • 「負けない」ことを最優先: 高いリターンを狙うことよりも、大きな失敗を避けることを重視するふゆこさんにとって、分散効果の高いオルカンは、自身の投資哲学に最も合致する選択肢なのです。

トピック③:インデックス投資一本で本当に大丈夫?

インデックス投資だけでFIRE(経済的自立と早期リタイア)は可能なのか?という問いに対する2人の考えも、それぞれの個性が光りました。

森永康平さんの視点:「インデックスだけでは物足りない可能性も」

  • インデックスは「守り」のベース: 資産形成の土台としてインデックス投資は非常に有効であると認めつつも、それだけで大きな資産を築くには相当な時間と入金力が必要になると指摘します。
  • サテライト戦略のすすめ: 資産の大部分(コア)をインデックス投資で固めつつ、一部の資金(サテライト)で個別株や他の資産クラス(暗号資産など)に投資し、より高いリターンを狙う戦略も有効であると語ります。

ふゆこさんの視点:「インデックスだけでもFIREは可能」

  • 再現性の高さが魅力: ふゆこさんは、特別な才能や知識がなくても、誰でも実践できる「再現性の高さ」こそがインデックス投資の最大の魅力だと語ります。
  • 節約との両輪で加速: インデックス投資のパフォーマンスを最大化する鍵は「入金力」。徹底した節約によって投資に回すお金を増やすことで、インデックス投資だけでも十分にFIREは可能である、というのが彼女の持論です。

森永康平さんが語る「分析と実践」の経験談

グローバルな金融キャリアのスタート

森永さんのキャリアは、証券会社や運用会社からスタートし、その後海外(インド)での実務経験も積んでいます。この経験を通じて、彼はマクロ経済の分析手法や、株式だけでなく債券、為替、商品(コモディティ)といった幅広い資産クラスへの知見を深めました。

2017年の暗号資産への挑戦

森永さんの経験談で特に興味深いのが、2017年の暗号資産(仮想通貨)への投資です。当時、まだ多くの人が懐疑的だった暗号資産に対し、彼はアナリストとしてその技術や将来性を分析した上で、実際に投資を行いました。

結果的に大きなリターンを得たこの経験は、彼の「分析に基づき、リスクを取って高いリターンを狙う」という投資スタイルを象徴しています。インデックス投資のような安定的なリターンだけでなく、将来大きく化ける可能性のあるアセットクラスに対しても、常にアンテナを張っていることが伺えます。

「なぜ」を突き詰める分析家としての視点

彼の経験談の根底に一貫しているのは、「なぜ、今この資産が上がっているのか/下がっているのか?」という原因を徹底的に突き詰めるアナリストとしての姿勢です。

株価暴落時にただ「買いだ!」と飛びつくのではなく、「今回の暴落は金融引き締めによるものだから、買い向かっても大丈夫だろう」というように、経済の大きな文脈の中で物事を判断します。この分析的アプローチが、彼の投資判断の精度を高めているのです。

森永康平さんの経験から学ぶ、3つの教訓

1. 「なぜ?」を考える癖が、最大の武器になる

森永さんは、株価が暴落した時に「チャンスだ!」と感情的に飛びつくのではなく、「なぜ、今暴落しているのか?」という原因を徹底的に分析します。金融引き締めが原因なのか、それとも金融危機なのか。その理由によって、取るべき行動が全く変わることを知っているからです。

教訓

投資を始めると、日々の価格の動きに一喜一憂しがちです。しかし、本当に大切なのは「価格の裏側にある理由」を考える癖をつけること。「円安が進んでいるのはなぜ?」「日経平均が上がった背景は?」など、経済ニュースに少しだけ興味を持つことが、感情的な判断を減らし、より賢明な投資判断への第一歩となります。

2. 世界は広い。株式だけでなく、様々な資産に目を向けよう

森永さんのキャリアは、株式だけでなく、債券、為替、商品(コモディティ)、さらには暗号資産まで、幅広い資産クラスに及んでいます。彼は、常に新しい技術や分野に関心を持ち、学び続けています。

教訓

投資初心者は、まず全世界株式(オルカン)のような王道から始めるのが安全ですが、そこで思考停止してはいけません。世の中には、金(ゴールド)や不動産(REIT)、債券など、株式とは異なる値動きをする資産がたくさんあります。少しずつでも様々な資産について学ぶことで、将来、自分のポートフォリオをより強固にするための選択肢が広がります。

3. 分析なくして、ハイリターンなし

森永さんが2017年に暗号資産で大きなリターンを得られたのは、単なる幸運ではありません。多くの人が「怪しい」と敬遠する中で、彼はアナリストとしてその技術や将来性を冷静に分析し、納得した上でリスクを取りました

教訓

「億り人」のような大きな成功は、魅力的に見えるかもしれません。しかし、その裏側には徹底した分析と、リスクを受け入れる覚悟があります。もし将来、インデックス投資以上のリターンを狙いたいと思うなら、その対象について「自分で調べて、自分の言葉で説明できる」レベルまで理解することが不可欠です。理解できないものには、手を出さない。これが鉄則です。

ふゆこさんが語る「守りから入る」経験談

原点は「徹底した節約」

ふゆこさんの資産形成の原点は、投資以前の「徹底した節約」にあります。まず支出をコントロールし、確実に貯蓄を増やす。この「守り」の経験が、彼女の投資スタイル全体に大きな影響を与えています。

投資で高いリターンを狙うことよりも、「せっかく節約して貯めたお金を、絶対に減らしたくない」という気持ちが、彼女の投資哲学の根幹をなしているのです。

「インデックス投資」という王道からのスタート

節約で貯めたお金を、彼女はまず投資の王道である「インデックス投資」に振り向けました。これは、特定の銘柄を選ぶのではなく、市場全体に広く分散投資することで、「最低でも市場の平均点は取る」という非常に手堅い戦略です。

この経験により、「大きく勝つ」ことよりも「大きく負けない」ことの重要性を学び、資産形成の盤石な土台を築き上げました。

S&P500からオルカンへ。経験から学んだ「分散の重要性」

ふゆこさんは当初、人気の米国株価指数「S&P500」に連動する投資信託を保有していました。しかし、学習を進める中で、近年のS&P500がGAFAMなど特定の巨大企業の値動きに大きく左右されることに気づきます。

「これでは、本当に分散投資と言えるのだろうか?」という疑問を持った彼女は、自身の経験と学習に基づき、保有していたS&P500を全て売却。より広く世界中の47カ国・約3000銘柄に分散されている「全世界株式(オール・カントリー)」に資産を一本化するという決断を下しました。

これは、他人の意見を鵜呑みにするのではなく、自ら学び、考え、より自分の哲学に合った選択肢へとアップデートしていく、堅実な投資家としての成長を示す象徴的な経験談です。

ふゆこさんの経験から学ぶ、3つの教訓

1. 投資の前に「節約」あり。まずは守りを固めるべし

ふゆこさんの資産形成は、株を買うことではなく、徹底した「節約」から始まっています。「投資でいくら稼ぐか」を考える前に、まずは支出を見直し、「投資に回すお金(タネ銭)」を確実に作り出すことが何よりも重要です。

教訓

投資の第一歩は、証券口座を開くことよりも先に、自分の家計を把握し、無駄な支出を減らすことから始まります。「せっかく貯めたお金を減らしたくない」という気持ちが、リスクの低い堅実な投資を選ぶための土台となります。

2. 「100点」より「平均点」。インデックス投資から始めよう

彼女は、最初から個別の株で大きなリターンを狙うのではなく、「インデックス投資」という、世界中の株に広く分散投資する王道の手法からスタートしました。これは、特定の銘柄選びに成功して「100点」を目指すのではなく、市場全体の「平均点」を着実に取ることを目指す、非常に負けにくい戦略です。

教訓

投資初心者は、まず全世界株式(オール・カントリー)のようなインデックスファンドへの積立投資から始めるのが最も安全で確実です。「大きく勝つ」ことを夢見る前に、まずは「大きく負けない」ための盤石な資産の土台を築きましょう。

3. 学び続け、考え続ける。投資戦略はアップデートしてOK

ふゆこさんは、多くの人が「鉄板」と考えていた「S&P500」に対しても、「本当に分散されているか?」という疑問を持ち、自ら学び、考えた結果、より分散効果が高いと判断した「全世界株式」へと乗り換えました。

教訓

投資の世界に「一度決めたら絶対に変えてはいけない」というルールはありません。むしろ、経済の状況や新しい情報を学び、自分の考えを柔軟にアップデートしていくことが非常に重要です。「みんなが良いと言っているから」と鵜呑みにするのではなく、「自分はなぜこれに投資するのか?」と常に問い続け、その時々の自分が最善と信じる選択を積み重ねていきましょう。

まとめ

今回は、森永康平さんとふゆこさん、二人のプロによるインデックス投資戦略の対談をご紹介しました。この議論から浮かび上がる最も重要な結論は、「投資に唯一絶対の正解はない」ということ、そして「自分の投資哲学に合った選択をすること」の重要性です。

  • 分析と思考の道(森永流) 「なぜ」を突き詰め、暴落の原因を分析して好機に変える。アメリカ経済の強さを信じ、リスクを取って高いリターンを狙う「計算された攻めの戦略」
  • ルールと規律の道(ふゆこ流) 未来は予測できないと割り切り、感情を排してルール通りに淡々と買い増す。徹底的な分散(オルカン)で大きな失敗を避ける「揺るぎなき守りの戦略」

この対談は、あなた自身の投資家としての“魂”を映し出す鏡です。暴落という言葉に、分析の好機と胸が高鳴るか。それとも、ルールに従って買い増す好機と心が落ち着くか。

二人の賢者の言葉を道しるべに、あなたが長期で続けられる、心から納得のいく投資の「軸」を確立してください。それこそが、FIREへの、最も確かな一歩となるでしょう。

ご注意

本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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