【桐谷さん流・投資の極意】株主優待株「3つの選び方」と高利回り厳選7銘柄を全解説

日々の生活を株主優待で楽しみながら、着実に資産を築いていく――。多くの個人投資家が憧れる桐谷広人さんの投資スタイル。
しかし、「桐谷さんは一体どうやって、数千ある銘柄の中からあのお宝銘柄を見つけ出しているのだろう?」と、その銘柄選びの”極意”に興味を持ったことはありませんか?
この記事では、桐谷さん自身が実践している、株選びの核心となる「3つのシンプルな掟」を徹底解説。さらに、その掟に沿って厳選された具体的な高利回り優待株7銘柄も、その魅力と合わせてご紹介します。
この記事を読めば、単におすすめ銘柄を知るだけでなく、あなた自身が「桐谷さんの目」で優良株を見つけ出すための、一生モノの投資術が身につきます。

動画で紹介された株銘柄をまとめました。
注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。
桐谷さん流・株選び3つの極意
まず、桐谷さんが提唱する株選びの基本的な考え方を見ていきましょう。難しい専門知識よりも、日々の生活に根ざしたシンプルな哲学がそこにありました。
1. 利回り4%以上が絶対条件!
桐谷さんが最も重視するのが、配当と優待を合わせた「総合利回り」です。株価が下落したとしても、高い利回りがあれば精神的な支えとなり、長期的に株を持ち続ける力になります。その基準として「総合利回り4%以上」を一つの目安にしています。
2. 自分が「好き」で「使える」ものを選ぶ
「優待をもらっても、使わなければ意味がない」と桐谷さんは言います。自分が好きなこと、普段からよく利用するお店やサービスの株を選ぶことで、優待を最大限に活用でき、投資を続けるモチベーションにも繋がります。
3. 分散投資でリスクを抑える
どんなに魅力的な銘柄でも、一つに集中投資するのは危険です。桐谷さんは、複数の銘柄に資金を分けて投資する「分散投資」を徹底しています。最近では1万円台から始められる銘柄も増えているため、少額からでも分散投資は可能です。
桐谷さんおすすめ!高利回り優待株
それでは、動画で具体的に紹介された銘柄を見ていきましょう。いずれも「高利回り」と「長期保有のメリット」がキーワードです。
ユニプレス
- 証券コード:5949
- 特徴:
配当利回り6.35%と非常に高く、長期保有で優待が豪華になる。
- メリット:
- 3年以上保有すれば、配当と優待を合わせた総合利回りが約10%にも達する。
- デメリット:
- 優待をもらうには1年以上の継続保有が必要。
NTT
- 証券コード:9432
- 特徴:
1万6千円程度の少額から始められ、配当も約3.5%と安定的。
- メリット:
- 2年以上保有でdポイントが付与され、5年以上だとポイント数が増加する。
- デメリット:
- 優待をもらうには2年以上の継続保有が必要。
ソフトバンク
- 証券コード:9434
- 特徴:
2万2千円程度で購入でき、配当利回りも約4%と高水準。
- メリット:
- 1年以上保有でPayPayポイント1,000円分がもらえ、総合利回りは約9%に。
- デメリット:
- 優待をもらうには1年以上の継続保有が必要。
ケーズデンキ
- 証券コード:8282
- 特徴:
約14万円の投資で配当約3%。半年に一度優待券がもらえる。
- メリット:
- 1年以上の保有で年間4,000円分の優待券がもらえ、家電購入に役立つ。
- デメリット:
- 優待券はケーズデンキでしか利用できない。
エディオン
- 証券コード:2730
- 特徴:
約18万円の投資で配当は2%台。長期保有で優待額が増えるプリペイドカードがもらえる。
- メリット:
- 3年以上の長期保有で年間6,000円分のプリペイドカードになり、利便性が高い。
- デメリット:
- 他の家電量販店銘柄に比べ、配当利回りはやや低め。
プロネクサス
- 証券コード:7893
- 特徴:
長期保有でクオカードの優待額が大幅にアップする。
- メリット:
- 桐谷さんの例では、配当と合わせて利回り約15%になった実績も。
- デメリット:
- 初年度の優待額は少ないため、長期保有が前提となる。
RIZAPグループ
- 証券コード:2928
- 特徴:
約2万円の少額投資から始められ、優待利回りが非常に高い。
- メリット:
- 400株保有で8万円相当の優待ポイントがもらえるなど、投資額に対するリターンが大きい。
- デメリット:
- 人気の優待品はすぐに品切れになり、ネットでの争奪戦になることがある。
改めて考える、株式投資のメリット・デメリット
動画の最後で、桐谷さんは株式投資の光と影についても語っています。
【メリット】
- 社会貢献と利益の両立: 自分の投資が社会を支え、そのリターンを得られる。
- 優待による生活の彩り: 優待を使うために外出し、健康になったり、新たな発見があったりする。
- 知的好奇心を満たす: 優待の期限管理などで頭を使い、知的な刺激を得られる(ボケ防止にも!)。
【デメリット】
- 元本割れのリスク: 株価は常に変動し、購入時より価値が下がる可能性がある。
- 優待・配当の変更リスク: 企業の業績次第で、優待や配当がなくなることもある。
まとめ:楽しみながら、賢く資産を育てる
今回は、桐谷さん流の投資術の神髄である「株の選び方」と、それを体現する具体的な優待銘柄をご紹介しました。
桐谷さんの投資術は、難しい金融理論ではなく、誰でも真似できる非常にシンプルかつ強力な哲学に基づいています。
- 【守りの掟】総合利回り4%以上を目安にする
- 配当と優待を合わせた利回りが、株価下落時の心の「安全綱」となる。
- 【楽しむ掟】自分が「好き」で「使える」優待を選ぶ
- 投資を「作業」ではなく「趣味」に変え、継続するモチベーションを維持する。
- 【基本の掟】分散投資でリスクを徹底的に抑える
- 一つのカゴに卵を盛らない、投資の鉄則を忠実に守る。
ご紹介した7銘柄も、すべてこの掟に沿って選ばれたものばかりです。
株式投資は、ただお金を増やすだけのゲームではありません。桐谷さんのように、社会と繋がり、日々の生活を豊かにし、そして楽しみながら賢く資産を育てていく――。そんなあなただけの「楽しい優待ライフ」を、まずは応援したい企業、使ってみたい優待から始めてみてはいかがでしょうか。
投資は自己責任でお願いします。上記の情報は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。