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【藤野英人×後藤達也】1兆円投資家が断言!NISA初心者が絶対にやってはいけない「5つの過ち」【ReHacQ動画まとめ】

おっさん事業主
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運用資産1兆円超。日本を代表する「伝説のファンドマネージャー」藤野英人さん。 彼が、経済ジャーナリスト後藤達也さんを相手に、投資初心者が「ほぼ必ずハマる」と断言する、恐ろしい「5つの心理的な落とし穴」について語りました。

「すぐに儲けたい」という焦り。 「損をしたくない」という恐怖。 「みんなと一緒がいい」という安心感。

この記事では、そんな、あなたの資産形成を阻む“心のワナ”の正体を、藤野さんの言葉で徹底的に解説します。これは、単なるテクニック論ではありません。1兆円を動かすプロがたどり着いた、「投資」そして「人生」における成功の神髄。

NISAを始める前に、この記事を読めば、あなたは多くの人が犯す過ちを回避し、賢明な投資家としての第一歩を踏み出せるはずです。

【後藤達也vs運用1兆円投資家】投資初心者が陥りがちな「落とし穴」とは?【投資術】【ReHacQ】

動画で紹介された投資術を、初心者でも分かるようにまとめました。

注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。

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トピック①:投資初心者が陥る「5つの落とし穴」

藤野さんは、多くの初心者が無意識にハマってしまう「思考のワナ」を5つ挙げ、それぞれに警鐘を鳴らしています。

落とし穴1:「すぐ儲けたい」という気持ち

  • なぜ危険か?
    • 「NISAを始めたからには、すぐに結果が欲しい!」という焦りが、短期的な値動きに目を奪わせ、狼狽売りや高値掴みにつながります。また、「すぐに儲かる」という謳い文句の怪しい投資詐欺に騙される原因にもなります。
  • 藤野さんの処方箋
    • 投資は「10年、20年かけて、ゆっくりお金を育てていくもの」と心構えを変えることが重要。すぐに結果を求めない「気長さ」が、結果的に大きな資産を築くための鍵となります。

落とし穴2:「損をしたくない」という気持ち

  • なぜ危険か?
    • 損失を過度に恐れるあまり、少しでも株価が下がると怖くなって売ってしまったり(狼狽売り)、逆に塩漬けにしてしまったりと、合理的な判断ができなくなります。また、「元本保証」を謳うような、リターンが極めて低い商品ばかりを選んでしまうことにも繋がります。
  • 藤野さんの処方箋
    • 投資にリスクはつきものです。大切なのは、「許容できるリスクの範囲」を自分で決めておくこと。そして、価格変動は当たり前だと受け入れ、長期的な視点でどっしりと構えることが重要です。

落とし穴3:「みんなと一緒がいい」という気持ち

  • なぜ危険か?
    • 「流行りのテーマ株」や「雑誌で話題の銘柄」に、よく調べもせずに飛びついてしまう「イナゴ投資」の原因になります。みんなが熱狂している時は、すでに株価のピークであることが多く、高値掴みをしてしまうリスクが非常に高いです。
  • 藤野さんの処方箋
    • 投資の世界では「人と違うことをやる」勇気が必要です。周りの意見に流されず、自分が納得し、応援したいと思える会社に投資するという「自分の軸」を持つことが大切です。

落とし穴4:「ラクして儲けたい」という気持ち

  • なぜ危険か?
    • 「AIにお任せ」「プロが厳選」といった甘い言葉を鵜呑みにし、思考停止に陥ります。なぜその商品が良いのか、どんなリスクがあるのかを自分で調べる努力を怠ってしまいます。
  • 藤野さんの処方箋
    • 他人に任せきりにするのではなく、「自分の頭で考える」ことが投資の基本。最初は大変でも、少しずつ勉強し、自分で判断する経験を積むことが、長期的な成功につながります。

落とし穴5:「ドキドキ・ワクワクしたい」という気持ち

  • なぜ危険か?
    • 投資をギャンブルのように捉え、短期的な売買を繰り返す「投機」に陥りがちです。手数料ばかりがかさみ、資産を大きく減らす原因になります。
  • 藤野さんの処方箋
    • 本来、長期的な資産形成は「退屈なもの」であるべきだと藤野さんは語ります。日々の値動きに一喜一憂するのではなく、投資していることを忘れるくらい、どっしりと構えているのが理想の状態です。

トピック②:藤野流「良い会社」の見つけ方

藤野さんは、「カリスマ経営者がいる会社」や「業績が良い会社」が、必ずしも良い投資先とは限らないと語ります。彼が重視するのは、もっと本質的な部分です。

「オープンマインド」な会社か?

社長室がなく風通しが良い、社員が生き生きと働いているなど、組織全体がオープンで、変化に対して前向きな社風を持つ企業は、長期的に成長する可能性が高いと分析します。

「未来志向」な会社か?

目先の利益だけでなく、10年後、20年後の社会をどう良くしていくかというビジョンを持ち、そのための投資(研究開発など)を惜しまない企業こそが、未来の勝ち組になると考えています。

「誠実」な会社か?

不祥事を起こした際に、それを隠蔽せず、誠実に情報公開し、真摯に対応できる会社は、信頼できる良い会社であると判断します。

トピック③:新NISAとインデックス投資への考え

S&P500か、オルカンか?

この永遠のテーマに対し、藤野さんは「どちらでも良いが、思想が違う」と解説します。

  • S&P500:「アメリカの成長を信じ、リスクを取って高いリターンを狙う」思想。
  • オルカン:「世界の成長に賭け、徹底的な分散でリスクを抑える」思想。

どちらが優れているということではなく、自分の考えに合った方を選べば良い、というのが藤野さんの結論です。

インデックス投資だけで良いのか?

藤野さんは、インデックス投資を「投資の入り口としては100点満点」と高く評価しつつも、それだけで終わるのではなく、そこから一歩進んで「社会を応援する」という視点を持つことの重要性を説きます。

自分が応援したい会社、未来を作っていく会社にアクティブに投資することで、投資は単なる資産形成の手段から、より楽しく、社会と繋がるためのツールへと進化するのです。

藤野英人が語る「より良く生きるための人生哲学」

この対談の神髄は、単なる投資術の解説に留まらず、藤野英人さんの「人生をどう捉え、どう生きるか」という深い哲学に触れられる点にあります。彼の語る言葉は、投資の世界だけでなく、私たちのキャリアや日々の生活にも通じる、普遍的な知恵に満ちていました。

人生観①:すべての根底にあるのは「未来への楽観」

藤野さんの哲学の最も根底にあるのが、「未来は今日よりも良くなる」という、揺るぎない楽観です。

  • 投資とは未来を信じる行為: 彼にとって、投資とは「未来は成長する」という前提に立つ行為。だからこそ、短期的な市場の浮き沈みに一喜一憂せず、どっしりと構えることができます。
  • 人生も同じ: この楽観的な姿勢は、人生そのものにも当てはまります。困難な状況にあっても、「きっと事態は好転する」と信じる力が、前向きな行動を生み、結果的に良い未来を引き寄せると考えています。

人生観②:「損をしたくない」から自由になる勇気

初心者が陥る落とし穴として挙げられた「損をしたくない」という気持ち。これは、藤野さんに言わせれば、「失敗を恐れて何も挑戦しない」人生と同じです。

  • リスクを取らないことが最大のリスク: 挑戦には失敗がつきものです。しかし、失敗を恐れて何もしなければ、成長も成功もありません。特に、変化の激しい現代においては、現状維持を選び続けること自体が最大のリスクになり得ます。
  • 人生における「損切り」: 投資で損切りが重要なように、人生においても「これは違うな」と感じた仕事や人間関係に見切りをつけ、新たな一歩を踏み出す勇気が必要な時があります。

人生観③:「みんなと違うこと」を恐れない

「みんなと一緒がいい」という感情は、心地良い一方で、自分の可能性を狭めてしまうワナでもあります。

  • 「普通」から抜け出す: 藤野さんは、多くの人が選ぶ安易な道(流行りの銘柄に飛びつく、など)に警鐘を鳴らします。本当に大きなリターンや成功を得る人は、いつの時代も周りに流されず、自分の頭で考え、人と違う道を選んだ人です。
  • 自分だけの「軸」を持つ: 他人の評価や社会の「常識」に振り回されるのではなく、「自分は何を大切にし、何を成し遂げたいのか」という自分だけの価値基準(軸)を持つことが、後悔のない人生を送るための鍵となります。

人生観④:人生は「退屈」でいい

「ドキドキ・ワクワクしたい」という気持ちは、投資をギャンブルに変えてしまいます。藤野さんは、真の資産形成は「退屈なもの」であるべきだと語ります。

  • 幸せは「非日常」ではなく「日常」にある: この考え方は、人生にも通じます。刺激的なイベントや非日常的な体験だけを追い求めるのではなく、何気ない日々の積み重ねの中にこそ、本当の豊かさや幸せがある、というメッセージと受け取れます。
  • 地道な努力の価値: 投資における「退屈な積立」が、将来大きな資産を築くように、人生においても、日々の地道な努力や学習の積み重ねが、最終的に大きな成果へと繋がります。

投資を始める前のあなたへ

お願いです。これだけは知っておいてください。

これを読んでいるあなたは、きっと今、NISAやiDeCoなど、「投資」という新しい世界への一歩を踏み出そうとしているのだと思います。素晴らしい決意です。

でも、お願いです。 その一歩を踏み出す前に、少しだけ私の話を聞いてください。

私もかつて、このページに書かれている「5つの落とし穴」のほとんどにハマりました。

「すぐ儲けたい」と焦って話題の株に飛びつき、「損をしたくない」と下がる株を切れずに塩漬けにし、「みんなが良いと言うから」と自分で調べもせずに投資信託を買い、資産を減らしてはため息をつく。そんな失敗を繰り返してきました。

もし、投資を始める前の私が、この藤野さんの言葉に出会っていたら、どれだけの時間とお金を無駄にせずに済んだだろうと、心から思います。

だからこそ、あなたには、私と同じ遠回りをしてほしくないのです。 これは、単なる投資のテクニックではありません。あなたの大切なお金と時間を守り、未来を豊かにするための「哲学」です。ぜひ、真剣に読んでみてください。

まず、参考にしてほしい「3つの心構え」

具体的な方法の前に、まずはあなたの心に刻んでほしい3つの「心構え」があります。

1. 投資とは「未来への楽観」であると知る

投資の神髄は、日々の株価の上下に一喜一憂することではありません。「世界は、社会は、きっと今日よりも良くなる」と未来を信じること、そのものです。この楽観的な視点があれば、短期的な下落に心を揺さぶられることはありません。

2. 資産形成は「退屈」でいいと受け入れる

藤野さんが言うように、本来の資産形成は「退屈」です。「ドキドキ・ワクワク」を求めるなら、それは投資ではなくギャンブル。あなたの目標が、10年後、20年後に豊かな生活を送ることなのであれば、地道で、退屈なほどの「継続」こそが、唯一の正解です。

3. 「自分の頭で考える」ことから逃げない

「ラクして儲けたい」は、最も危険な落とし穴です。誰かのおすすめを鵜呑みにするのではなく、「なぜ、この会社は成長すると思うのか?」「なぜ、この投資信託を選ぶのか?」を、自分の言葉で説明できるようになりましょう。その小さな努力の積み重ねが、あなたを本物の「投資家」へと育ててくれます。

初心者が具体的に参考にすべきアクションプラン

では、具体的に何から始めればいいのでしょうか。藤野さんの考え方を参考に、私が考える「最初の3ステップ」を提案します。

Step 1:まずは「オルカン」から始める

  • なぜ?:「世界の成長に賭け、徹底的な分散でリスクを抑える」という思想の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、まさに投資の「100点満点の入り口」です。
  • どうする?:まずはNISAのつみたて投資枠で、毎月コツコツとオルカンを積み立てる設定をしましょう。これで、あなたの資産形成の「土台」は完成です。

Step 2:「良い会社」の視点を学ぶ

  • なぜ?:インデックス投資に慣れてきたら、世の中を見る解像度を上げるために、藤野さんが言う「良い会社」(オープンマインド、未来志向、誠実)の視点で、身の回りの企業を観察してみましょう。
  • どうする?:あなたがいつも使っているサービスや、好きな商品を作っている会社について調べてみてください。「この会社は、社員が楽しそうに働いているな」「この会社は、社会を良くしようとしているな」と感じるかもしれません。それは、投資家としての素晴らしい第一歩です。

Step 3:余裕資金で「応援したい会社」に投資してみる

  • なぜ?:投資は、お金を増やすだけの作業ではありません。あなたの資金が、その会社の未来を創る一助となる「社会参加」でもあります。
  • どうする?:Step2で見つけた「応援したい」と思える会社に、まずは生活に影響のない範囲の少額で投資をしてみましょう。すると、その会社のニュースが自分事になり、経済の動きがより面白く感じられるはずです。投資は、そこからが本当のスタートです。

最後に

投資の世界は、正しい知識と哲学があれば、決して怖い場所ではありません。むしろ、あなたの未来を切り拓くための、最も強力なツールのひとつです。

「5つの落とし穴」を避け、藤野さんのような先人たちの知恵を借りながら、ぜひあなた自身のペースで、豊かで楽しい投資ライフをスタートしてください。心から応援しています。

まとめ

今回は、1兆円投資家・藤野英人さんが後藤達也さんとの対談で語った、投資初心者が陥る「5つの落とし穴」と、その根底にある投資哲学をご紹介しました。

この対談を通じて藤野さんが最も伝えたかったこと。それは、小手先のテクニックではなく、「投資とは、未来は今よりも良くなると信じる、楽観的な姿勢そのものである」という、揺るぎない哲学です。

初心者が心に刻むべき、藤野流「3つの教訓」を振り返りましょう。

  1. 自分の「心の中の敵」を知る 「すぐ儲けたい」「損したくない」「みんなと一緒がいい」…これら「5つの落とし穴」が自分の中にも存在することを認め、意識することこそが、失敗を避ける第一歩です。
  2. 数字の先にある「会社の魂」を見る PERやPBRといった数字だけでなく、その会社が「オープンマインド」で「未来志向」で「誠実」であるか。あなたが心から応援したいと思える企業に投資することが、長期的な成功に繋がります。
  3. 投資は「退屈」でいいと知る 資産形成は、ギャンブルのような刺激的なものではありません。インデックス投資から始め、投資していることを忘れるくらい、どっしりと構える。その「退屈なほどの継続」こそが、あなたの未来を豊かにします。

投資とは、社会と繋がり、未来を応援する、知的で楽しい営みです。藤野さんの深い知恵を羅針盤に、あなた自身の「投資の軸」を見つけ、豊かな未来への力強い一歩を踏みしてください。

ご注意

本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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