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【パックン流・投資の最終結論】S&P500だけで良い。ハーバード大卒の達人が語る“何もしない”最強投資術【ReHacQ動画まとめ】

おっさん事業主
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無数の投資本、複雑な金融ニュース、飛び交う専門用語…。 未来のために「投資を始めたい」と思っても、そのあまりの情報量の多さに、多くの人が立ち尽くしてしまいます。

もし、その答えが、驚くほどシンプルだったとしたら?

この記事では、ハーバード大学で学んだ知識と自らの実践に裏打ちされた、投資の達人・パックンが、経済ジャーナリスト後藤達也さんとの対談で語った「投資のシンプルな真実」を徹底解説します。

なぜ、彼が「S&P500インデックスファンドを、ただ買って持ち続ける」ことが、ほとんどの個人投資家にとって、究極かつ最強の答えだと言い切るのか。その合理的で、誰でも真似できる投資哲学の神髄に迫ります。

【後藤達也vsインデックスファンド】パックン式!世界最強の「投資思考術」とは【アメリカ株】【ReHacQ】

動画で紹介された投資術を、初心者でも分かるようにまとめました。

注意:投資は自己責任でお願いします。この記事は動画の内容をまとめたものであり、投資を推奨するものではありません。

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トピック①:パックン流・投資の「シンプルな真実」

パックンの投資哲学は、ハーバード大学で学んだ知識と、彼自身の実践に裏打ちされた、非常に明快なものです。

なぜ「インデックスファンド」が最強なのか?

パックンは、「ほとんどのプロのファンドマネージャーでさえ、市場平均(インデックス)に勝てない」という事実を、投資の大前提として挙げています。高い手数料を払ってアクティブファンドに投資しても、市場平均であるインデックスファンドに負ける確率が非常に高いのです。

であれば、個人投資家が取るべき最も賢明な戦略は、「市場平均そのものを、圧倒的に低い手数料で買ってしまうこと」。これこそが、インデックス投資が最強である理由です。

投資は「賭け」ではない。「経済成長」に乗ること

彼にとって、投資はギャンブルではありません。資本主義経済が長期的に成長を続ける限り、企業の株価も全体としては右肩上がりに成長していく。インデックス投資とは、この世界経済全体の成長の果実を得るための、最も確実な方法なのです。

「何もしない」が最強の戦略

パックン流投資術の神髄は「VTI(全米株式)やS&P500に連動するインデックスファンドを、ただ買い持ちし続ける(Buy and Hold)」ことにあります。

市場の短期的な暴落に慌てて売ったり、タイミングを計って売買したりする必要は一切ありません。一度買ったら、あとは「何もしない」。これが、最も手間がかからず、最もリターンが高くなる可能性が高い戦略だと強調します。

トピック②:S&P500 vs 全世界(オルカン)vs 全米(VTI)

では、どのインデックスを選ぶべきか?この永遠のテーマに対するパックンの答えは、彼の「アメリカ経済への信頼」を色濃く反映しています。

パックンが「S&P500」または「VTI(全米株式)」を推す理由

  • アメリカこそが成長のエンジン: パックンは、イノベーションを起こし、世界経済を牽引してきたのは紛れもなくアメリカ企業であると指摘。GAFAMに代表されるような、世界を変える力を持った企業が今後もアメリカから生まれる可能性が高いと考えています。
  • 全世界(オルカン)の半分はアメリカ: 全世界株式(オルカン)も素晴らしい選択肢であると認めつつも、「その中身の約半分は結局アメリカ企業。それなら、いっそアメリカ全体に投資した方が、より高いリターンが期待できるのでは?」というのが彼の考えです。
  • 新興国のリスク: 全世界株式には、政治的・経済的に不安定な新興国も含まれます。これらの国の企業が、アメリカ企業と同じように株主の利益を最大化するとは限らない、というリスクも考慮しています。

結論:「好み」で選んでOK

ただし、パックンは「S&P500が絶対で、オルカンがダメ」と言っているわけではありません。どちらも非常に優れた投資対象であるとした上で、「アメリカの成長をより信じるならS&P500、より広く分散したいならオルカン」という、投資家自身の「好み」や「思想」で選べば良い、と結論付けています。

トピック③:個別株投資はやるべきか?

インデックス投資を推奨するパックンですが、個別株投資を完全に否定しているわけではありません。

  • インデックスが「主食」、個別株は「デザート」: 彼の考えでは、資産形成の土台となる「主食」は、インデックス投資であるべきです。その上で、もし余剰資金があり、自分で企業を分析する時間と情熱があるなら、「デザート」として個別株投資を楽しむのは良い、というスタンスです。
  • プロに勝つのは難しい: ただし、個別株で市場平均を上回るリターンを出し続けることは、プロでも至難の業。ほとんどの個人投資家にとっては、インデックス投資に集中する方が、結果的に良いパフォーマンスになる可能性が高い、と釘を刺すことも忘れません。

パックンが語る「投資経験と人生観」

パックンさんの投資術は、単なるテクニックの寄せ集めではありません。彼がハーバード大学で学んだ知識と、20代の頃から実践してきた経験、そして「人生をどう豊かに生きるか」という一貫した哲学に裏打ちされています。

経験談①:すべての始まりは「ハーバード大学」での学び

パックンさんの投資哲学の原点は、名門ハーバード大学で比較宗教学を学びながら、経済学の授業にもぐりこんでいた学生時代にあります。

  • 「市場平均に勝てない」という事実との出会い: そこで彼は、「ほとんどのプロの投資家(ファンドマネージャー)でさえ、長期的に見れば市場平均(インデックス)のリターンに勝つことはできない」という、数々の研究によって証明された衝撃的な事実に出会います。
  • 導き出されたシンプルな結論: この学術的な事実から、彼は「プロに勝てないのなら、個人投資家がやるべきことは、市場平均そのものを買ってしまうことだ」という、極めて合理的な結論にたどり着きます。これが、彼の「インデックス投資絶対主義」とも言えるスタイルの原点となりました。

経験談②:20代からの「実践」と「継続」

パックンさんは、この学びを机上の空論で終わらせませんでした。20代の若さで芸人としてのキャリアをスタートさせた当初から、収入の一部をコツコツとインデックスファンドに投資し続けることを実践してきました。

  • 「Buy and Hold(バイ・アンド・ホールド)」の徹底: ITバブルの崩壊(2000年頃)やリーマンショック(2008年)など、キャリアの途中で何度も大きな市場の暴落を経験しましたが、彼は決して慌てて売ることはありませんでした。
  • なぜ売らなかったのか? それは、彼の根底に「資本主義経済は、短期的には浮き沈みがあっても、長期的には必ず成長する」という強い信念があったからです。暴落とは、あくまで長期的な成長曲線の中の「一時的なしゃがみ込み」に過ぎないと理解していたため、冷静に保有を続けることができたのです。この「何もしない」を貫いた経験が、彼の資産を大きく成長させました。

人生観:お金は「目的」ではなく、「自由」のためのツール

対談を通じて、パックンさんが最も伝えたかったのは、彼の人生観そのものです。

お金=選択肢の自由

彼にとって、資産形成の最終目的は、高級車に乗ったり豪邸に住んだりすることではありません。お金とは、人生における「選択肢の自由」を与えてくれる、最強のツールなのです。

  • やりたくない仕事を断る自由: お金の不安がなければ、心から情熱を注げない仕事を無理して続ける必要はありません。
  • 新しいことに挑戦する自由: 収入を気にせず、学びたいことを学んだり、新しいビジネスを始めたりすることができます。
  • 大切な人と過ごす時間を増やす自由: 家族や友人との時間を最優先する、豊かな人生を送ることが可能になります。

投資の成功 = 人生の成功ではない

パックンさんは、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏の質素な生活を例に挙げ、「巨万の富を築くこと」と「幸せな人生を送ること」は必ずしもイコールではないと語ります。

お金の心配から解放された先で、「自分は何をしたいのか」「どんな人生を送れば幸せなのか」を考える。投資とは、そのための土台作りであり、本当のゴールは、その先にある人生そのものなのです。

投資を始める前のあなたへ

これを読んでいるあなたは、きっと今、NISAやiDeCoなど、「投資」という新しい世界への一歩を踏み出そうとしているのだと思います。未来のために行動しようとするその気持ちは、本当に素晴らしいです。

でも、お願いです。 その一歩を踏み出す前に、少しだけ、投資で一度失敗した私の話を聞いてください。

私も最初は、うまくいきませんでした。「早く儲けたい」「損はしたくない」「みんなが良いと言うから」…そんな気持ちで投資を始め、大切なお金を減らしてはため息をつく。毎日株価をチェックしては一喜一憂し、暴落が怖くて一番安い時に売り、話題の株に飛びついては高値で掴む。そんな失敗を繰り返してきました。

もし、投資を始める前の私が、このパックンさんの“シンプルな真実”を知っていたら、どれだけの時間とお金を無駄にせずに済んだだろうと、心から思います。

だからこそ、あなたには、私と同じ遠回りをしてほしくない。 これは、小手先のテクニックではありません。あなたの大切な資産と時間を守り、未来の「自由」を手に入れるための、最も重要なコンパスです。

なぜ、この考え方を学ぶべきなのか?

それは、この考え方が、私たち個人投資家を「3つの呪縛」から解き放ってくれるからです。

  1. 「銘柄選びに勝たなければ」という呪縛からの解放 パックンさんが教えてくれるのは、「プロでさえ市場平均に勝てない」という事実です。つまり、私たちは銘柄選びの天才になる必要は全くないのです。この事実を知るだけで、肩の力がスッと抜けませんか?
  2. 「タイミングを読まなければ」という呪縛からの解放 「いつ買って、いつ売るか」を完璧に当てることは誰にもできません。パックン流は、その必要すらないと教えてくれます。「経済は長期的には成長する」と信じ、一度買ったら「何もしない」。これだけでいいのです。
  3. 「お金のために働く」という呪縛からの解放 この投資術の最終ゴールは、お金を増やすことそのものではありません。お金の心配から解放され、人生の選択肢を増やす「自由」を手に入れることです。この目的意識を持つことで、投資は単なる作業から、人生を豊かにするための前向きな活動に変わります。

初心者が具体的に参考にすべきアクションプラン

では、具体的に何から始めればいいのでしょうか。パックンさんの考えを基にした、私が考える「最初の3ステップ」はこれです。

Step 1:まず「主食」を決める(S&P500かオルカン)

  • どうする?:新NISAのつみたて投資枠で、「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」「eMAXIS Slim 全世界株式 (オルカン)」のどちらか一つを選び、毎月コツコツ積み立てる設定をしましょう。
  • どっちを選ぶ?:パックンさんの言う通り、これは「思想」の違いです。「アメリカの未来に賭けたい」ならS&P500、「世界全体に広く賭けたい」ならオルカン。正直、どちらを選んでも素晴らしい選択です。悩みすぎず、まずはどちらか一方で始めてみましょう。

Step 2:最強の戦略「何もしない」を実践する

  • どうする?:積立設定をしたら、あとは基本的に放置します。日々のニュースや価格の上下を見て、アプリを頻繁に開く必要はありません。暴落が来ても、「安く買えるチャンスだ」くらいに考え、決して売らないこと。これが最も重要で、最も難しい実践です。

Step 3:もし興味があるなら、「デザート」を楽しむ

  • どうする?:「主食」であるインデックス投資の土台を築いた上で、もし余剰資金があり、応援したい企業があるなら、個別株を「デザート」として少額だけ買ってみるのは良い経験になります。
  • 注意点: ただし、個別株はあくまで「デザート」です。資産の大部分は、必ず「主食」であるインデックスファンドに置いておくことを忘れないでください。

最後に

投資の世界は、正しい知識と哲学があれば、決して怖い場所ではありません。むしろ、あなたの未来を切り拓くための、最も強力なツールのひとつです。

パックンさんが教えてくれたこの「シンプルな真実」を道しるべに、ぜひあなた自身のペースで、豊かで自由な未来への第一歩を踏み出してください。心から応援しています。

まとめ

今回は、パックンさんが後藤達也さんとの対談で語った、究極にシンプルな投資術をご紹介しました。その根底に流れるのは、お金を増やすことだけを目的としない、より豊かに生きるための深い人生哲学でした。

最後に、私たちが明日から心に刻むべき、パックン流「3つの真実」を振り返りましょう。

  1. 市場平均に勝とうとしない。市場平均を「買う」 プロでさえ市場平均に勝てないのなら、個人投資家が取るべき最も賢明な行動は、S&P500のような優れたインデックスファンドを、圧倒的な低コストで丸ごと買ってしまうことです。
  2. 最強の戦略は「何もしない」こと 一度買ったら、暴落が来ても決して慌てて売らない。資本主義経済の長期的な成長を信じ、どっしりと持ち続ける「バイ・アンド・ホールド」こそが、最もリターンが高くなる可能性が高い、究極の戦略です。
  3. 投資の目的は「お金」ではなく「自由」である 資産形成とは、人生における「選択肢の自由」を手に入れるための、最も強力なツールです。お金の心配から解放された先で、本当にやりたいことを見つける。投資とは、そのための土台作りに他なりません。

難しい経済予測も、頻繁な売買も不要です。このシンプルで力強い原則を道しるべに、あなたも未来の「自由」を手に入れるための、賢明な第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

※本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

ご注意

本記事は動画の内容をまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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おっさん事業主
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急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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