【株式テーマ】原発のゴミが宝に変わる?「クリアランス制度」関連株のポジティブ・ネガティブ要因を徹底解説
原発を廃炉にする際、最大の問題となるのが「大量の廃棄物」です。 これらを全て「放射性廃棄物」として厳重に処分しようとすると、コストは天文学的数字になり、処分場も足りません。
そこで重要な鍵を握るのが「クリアランス制度」です。この制度の進捗次第で、電力株や重工株の明暗が分かれます。
- この記事は「こうなったらいいな」「こうなるんじゃないか?」という筆者の個人的な予想・妄想を多分に含んでいます!
- 情報の正確性は保証できませんので、実際に投資や購入をする際は、必ずご自身で公式情報をチェックしてくださいね。
- 投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
そもそも「クリアランス制度」とは?
一言で言えば、「放射能レベルが極めて低い廃材を、普通のゴミ(資源)として扱う制度」です。
原子力発電所の解体で出るコンクリートや金属のうち、放射能濃度が自然界にあるレベルと同等以下(クリアランスレベル以下)のものについては、国の認可を受けた上で、以下のように扱えます。
- これまで: 全て「放射性廃棄物」として専用施設で保管・処分(高コスト)。
- クリアランス適用: 「一般廃棄物」としてリサイクル(再利用)が可能に(低コスト・資源化)。
例:解体した鉄骨を溶かしてベンチや建設資材にする、など。
なぜ今「株価」に影響するのか?
2020年代後半から、日本国内でも老朽化した原発の廃止措置(廃炉)が本格化しています。 この制度がうまく機能するかどうかは、以下の経済的インパクトに直結します。
ポジティブなシナリオ(株価上昇要因)
- 廃炉コストの激減: 廃棄物処分費が浮くため、電力会社の利益を圧迫しません。
- 新市場の創出: 「クリアランス金属」の回収・加工・販売という新しいリサイクル市場が生まれます。
- 設備投資の増加: 放射能を測定・分別する装置や、解体ロボットの需要が爆発します。
ネガティブなシナリオ(株価下落要因)
- 規制による停滞: 国の審査が厳しすぎてリサイクルが進まない。
- 風評被害: 「原発の廃材を使った製品」への拒否反応で、再利用先が見つからない。
【ポジティブ】恩恵を受ける「勝ち組」銘柄群
クリアランス制度が進展した場合、以下のセクターに資金が流入します。
① 廃炉・関連設備メーカー(技術の要)
廃材の放射能を正確に測定し、仕分ける技術を持つ企業です。
- 日立製作所 (6501) / 三菱重工業 (7011)
- 廃炉作業の主役。原子炉解体から、廃棄物の計測・処理システムまでを一貫して提供できます。特に東芝(非上場化)の技術と並び、この分野の双璧です。
② 資源リサイクル・金属処理
「クリアランス金属」をスクラップとして引き受け、加工する企業です。
- DOWAホールディングス (5714)
- 金属リサイクルと廃棄物処理の巨人。クリアランスレベルの廃材処理や、そこからの有価金属回収において中心的役割が期待されます。
③ ゼネコン(解体・インフラ)
- 大林組 (1802) / 清水建設 (1803) / 前田建設工業 (1824)
- 原発建屋の解体工事や、クリアランス処理施設の建設を受注します。特に放射線管理区域での作業ノウハウを持つスーパーゼネコンが有利です。
今回紹介した「重工」「リサイクル」「ゼネコン」の銘柄を、1つに絞るのはリスクが高いです。理想は、複数のセクターに分散投資をしておくことです。
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【ネガティブ】リスクを背負う銘柄
制度運用が遅れたり、トラブルが起きたりした場合、ダメージを受けるのは主に「電力会社」です。
電力株(コスト増・再稼働遅延リスク)
- 東京電力HD (9501) / 関西電力 (9503) / 中部電力 (9502)
- リスク: クリアランスの認可が降りないと、廃炉費用が想定以上に膨らみます。また、規制委員会の審査が長引く(規制強化)ことは、既存原発の再稼働スケジュールの遅れにも直結するため、株価にとっては重しとなります。
電力会社にとって、廃炉コスト以上に怖いのが「円安による燃料費高騰」です。 電力株へ投資するなら、株価だけでなく「ドル円(為替)」の動きをチェックしないと、思わぬ下落に巻き込まれる可能性があります。
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投資家がチェックすべき「サイン」
今後、ニュースで以下の単語が出たら株価が動くサインです。
- 「クリアランス認可」:
- 特定の発電所の廃材について、国が再利用を認めたというニュース。
- 関連株にポジティブ
- 「審査長期化」「規制強化」:
- 敦賀原発などの審査難航ニュース。
- 電力株にネガティブ
- 「実証実験開始」:
- クリアランス金属を使った製品(ベンチや遮蔽ブロックなど)の実証ニュース。
- リサイクル株にポジティブ
「クリアランス認可」などのポジティブニュースが出ると、関連株は一気に急騰します。 この初動に乗るためには、ニュースを見てからスマホで即注文できる環境が必要です。
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まとめ
- クリアランス制度とは、原発の廃材を資源としてリサイクルし、廃炉コストを下げる仕組み。
- 本命銘柄: 技術を持つ日立・三菱重工、処理を行うDOWA。
- リスク: 審査が遅れると、電力株のコスト増懸念につながる。
「廃炉」はネガティブな話題に見えますが、そこには巨額の資金が動く「処理・リサイクル市場」が眠っています。制度の進捗を冷静に見守りましょう。
- 本記事の内容は、公開時点の情報を基にした投稿者個人の主観による「予想」や「考察」であり、将来の事実や結果を保証するものではありません。
- 記事内で紹介している銘柄、株価、発売時期、仕様などは推測を含みます。
- 投資や購入に関する最終的な決定は、必ずご自身で最新の企業IRや公式情報をご確認の上、自己責任で行ってください。
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