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【明暗くっきり】王者・信越化学が「急落」し、電線3兄弟が「爆上げ」した理由。投資家が読むべき“株価の裏側”

おっさん事業主
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2026年1月28日の東京株式市場。 日経平均株価が重い展開となる中で、ある2つのセクターが「天国と地獄」のような対照的な動きを見せました。

  • 急落:素材の王者、信越化学工業(4063)
  • 急騰:AIインフラの主役、電線3兄弟(フジクラ・古河電工・住友電工)

なぜ、同じ日にこれほど運命が分かれたのでしょうか? 今回は、この動きの裏にある「需給(売り出し)」「テーマ(AI特需)」という株式市場の重要ルールについて解説します。

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なぜ「信越化学」は売られたのか?

日本を代表する優良企業である信越化学(4063)が、なぜここまで嫌気されたのか。理由は明確に2つあります。

理由①:決算が市場の期待に届かなかった

発表された2025年10〜12月期の決算は、営業利益が前年比で約15%の減益でした。

  • 半導体材料:好調を維持。
  • 塩化ビニル樹脂:北米の住宅市場低迷などで苦戦。

投資家は「半導体回復でもっと稼げているはず」と期待していましたが、塩ビの足かせが予想以上に重かったことが失望売りを呼びました。

理由②:これが決定的「株式売出し(需給悪化)」

株価急落の最大のトリガーはこれです。 既存株主による「約2,368万株の大規模な売出し」が発表されました。

  • 増資:企業にお金が入る(成長投資に使える)。
  • 売出し:既存株主が株を手放すだけ(市場に株が溢れる)。

投資家にとって「売出し」は、単純に「市場に出回る株数が増えて、1株の価値が薄まる(需給が悪化する)」というネガティブ材料です。 「大量の株が売ってくるぞ!」という警戒感から、短期筋が一斉に逃げ出した形です。

なぜ「電線3兄弟」は買われたのか?

一方で、お祭り騒ぎとなったのが「電線3兄弟」と呼ばれる大手3社です。

  • フジクラ(5803)
  • 古河電気工業(5801)
  • 住友電気工業(5802)

これらが買われた理由は、日本のニュースではなく「アメリカからの特大ニュース」でした。

米コーニングとMetaの「巨額契約」

米ガラス大手のコーニング(GLW)が、Facebookの親会社であるMeta(メタ)と、AIデータセンター向けの光ファイバーケーブル製品で「最大60億ドル(約9,000億円)」の供給契約を結んだと発表しました。

これにより、市場では以下の連想ゲームが瞬時に成立しました。

  1. MetaがAIインフラに巨額投資を続けている!
  2. データセンターには「大量の光ファイバー」が必要だ。
  3. 「光ファイバーやケーブルに強い日本の電線メーカーも儲かるはずだ!」

この「AIインフラ」という強力なテーマに乗る形で、電線株に猛烈な買いが入ったのです。

【いっそ「震源地」の米国株を買う手も】

日本の電線株が急騰した原因は、米国の「コーニング」と「メタ(旧Facebook)」の契約です。 日本への波及を待つのも戦略ですが、このビッグニュースの当事者である「コーニング (GLW)」「メタ (META)」を直接買ってしまうのが、実は一番手っ取り早い方法です。

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投資家目線での「チャートと心理」の読み解き

この日の動きは、株式投資の縮図とも言える「需給 vs テーマ」の戦いでした。

信越化学のチャート分析

  • 現状:悪材料(減益+売出し)が重なり、需給が完全に壊れています。
  • 心理:「売出し価格が決まるまでは買えない」「まだ下がるかも」という疑心暗鬼の状態。
  • 戦略:大型株の需給悪化は、底打ちに時間がかかります。売出しが完了し、需給が整理されるまでは「落ちてくるナイフ」になりかねません。様子見が無難でしょう。

電線株のチャート分析

  • 現状:好材料(米国の実需)を伴う「テーマ買い」で、出来高を伴って上昇しています。
  • 心理:「AI相場はまだ終わっていない」「押し目は買いだ」という強気心理が働いています。
  • 戦略:上昇トレンド継続のサインです。ただし、過熱感もあるため、飛びつき買いよりは「押し目(少し下がったところ)」を狙うのがセオリーです。

次に注目すべき「第2のテーマ」は?

電線株がこれだけ買われるということは、市場の関心は「AIデータセンターの物理インフラ」に向いています。 次は、以下のような周辺銘柄に資金が波及する可能性があります。

  • 光ファイバー部材・コネクタ(精工技研、住友電工など)
  • 通信工事・インフラ構築(エクシオグループ、コムシスHDなど)
  • データセンター建設(高砂熱学工業など)
【周辺銘柄を「手数料負け」せず仕込む方法】

今回紹介した「精工技研」や「エクシオグループ」などの周辺銘柄は、本格的な資金循環が来る前に、少しずつ買い集めておきたい銘柄です。 しかし、こうした銘柄をこまめに売買する際、その都度手数料を払っていては利益が目減りしてしまいます。

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まとめ

  • 信越化学「需給悪化(売出し)」という重りを背負ってしまったため、短期では浮上が難しい。
  • 電線3兄弟「AIインフラ(Meta契約)」という強力なエンジンを得て、トレンドに乗っている。

同じ「日本を代表する製造業」でも、「需給」と「テーマ」のどちらが働いているかで、株価の動きはこれほど変わります。 ニュースのヘッドラインだけでなく、その裏にある「資金の流れ」を読むことが、投資で勝つための第一歩です。

【製造業への投資は「為替」も見逃せない】

信越化学や電線メーカーのようなグローバル製造業は、海外売上比率が高く、「円安・円高(為替)」の動きに株価が大きく左右されます。 私はリスク管理として、株だけでなく「DMM FX」で為替の動きも常にチェックしています。

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免責事項
  • 本記事の内容は、公開時点の情報を基にした投稿者個人の主観による「予想」や「考察」であり、将来の事実や結果を保証するものではありません。
  • 記事内で紹介している銘柄、株価、発売時期、仕様などは推測を含みます。
  • 投資や購入に関する最終的な決定は、必ずご自身で最新の企業IRや公式情報をご確認の上、自己責任で行ってください。
  • ※本記事で紹介している証券会社はPRを含みます
【参照・根拠となる情報】

本記事の解説は、以下の報道および市場動向に基づいています。

  1. 日本経済新聞(2026/01/28付)
  2. 企業発表(IR)
    • 信越化学工業:2025年3月期 第3四半期決算短信、および株式売出しに関するお知らせ。
    • Corning Inc. (US):Metaとの光ファイバー供給契約に関するプレスリリース。
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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ば、元会社員。 長年の会社勤めの末、原因不明の体調不良により退職。「無理なく、自分のペースで働きたい」という思いから、専門知識ゼロで「せどり・転売」の世界へ飛び込む。 現在は、物販事業(Amazon・メルカリ・ヤフオク)に加え、株式投資や市況分析、ブログ運営へと活動の幅を拡大中。 派手な成功話ではなく、体調や環境と向き合いながら「小さく事業を育てていく」等身大の記録とノウハウを発信しています。
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