【投資家向け】致死率70%「ニパウイルス」関連銘柄と“パンデミック相場”の現実的な狙い方
「インドで致死率の高いニパウイルス確認」 またもや不穏なニュースが飛び込んできました。投資家として気になるのは、「これが次のパンデミック相場(コロナ相場の再来)になるのか?」という点でしょう。
結論から言います。 ニパウイルス=“今すぐ世界的なパンデミック相場”にはなりません。
しかし、株式市場の現実は違います。 「ニュース1本で資金が流れやすい低位バイオ・防疫株」が、短期間でお祭り騒ぎになるのがこの界隈の常識です。
今回は、綺麗事抜きの「ニパウイルス関連銘柄」と、その現実的な戦い方について解説します。
結論:今は「思惑(おもわく)」で動くフェーズ
まず、冷静な現状認識からです。
- 今のフェーズ: ニュースへの「反応」だけで株価が動く段階。
- 狙い目: 毎回同じ顔ぶれで動く「低位バイオ株」「防疫関連」。
- 注意点: 実需(業績貢献)を期待しての長期保有ではなく、“もしも”に備えた短期資金の逃避先としての動きです。
ニパウイルスとは?(投資家目線で翻訳)
医学的な詳細は専門サイトに譲るとして、投資家が知っておくべきポイントは以下の3点だけです。
- 発生状況: 主にインド・バングラデシュで散発的に発生(今回はインド・西ベンガル州)。
- インパクト: 致死率40〜75%(WHO推計)。「致死率が高い」というワードは、投資家心理を冷やす(=関連株には火をつける)最強の材料です。
- 感染力: ここが重要です。空気感染ではありません。濃厚接触が主です。
投資的な解釈
「感染力はコロナほど強くない」ため、実体経済を止めるロックダウンのリスクは現状低いです。しかし、「WHOが警戒リスト(優先監視)に入れている」+「致死率70%」という字面が強烈なため、実態以上に「思惑相場」になりやすいテーマと言えます。
日本への影響と「相場が動くトリガー」
現時点で、日本国内での流行や経済封鎖はありません。 では、どのタイミングで関連銘柄が火を噴くのか?
それは「メディアの報道量」と比例します。
- 海外ニュースで「感染拡大」の速報が出る。
- WHOやインド政府が「緊急声明」を出す。
- 日本のテレビ・ネットニュースが「致死率70%」という見出しで拡散する。
この「3」の段階に入ると、理屈抜きで「低位株(株価が安く、軽い銘柄)」が一気に物色されます。これは過去のエボラ出血熱やサル痘(エムポックス)の騒ぎでも繰り返されたパターンです。
関連銘柄の“本命ゾーン”(低位株中心)
ここからは、実際に監視リストに入れておくべき銘柄です。 ※推奨ではありません。値動きが軽い銘柄の特徴としてご覧ください。
バイオ・ワクチン系(思惑枠)
ここは「実用性(本当に薬ができるか)」よりも、「過去に名前が出たか」「時価総額が小さく飛びやすいか」が重要視されます。
- 4570 免疫生物研究所
- 感染症・抗体テーマの常連。材料が出ると瞬間的に噴き上がりやすいチャート特性があります。
- 4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 (DWTI)
- 感染症や創薬のキーワードで反応しやすい、低位バイオの代表格。
- 4594 ブライトパス・バイオ
- ワクチン・免疫関連。株価が超低位(2桁〜100円台など)のため、個人投資家の資金回転が速く、マネーゲーム化しやすい銘柄です。
これらは基本的に赤字バイオも多いため、長期保有には向きません。「ニュース×出来高」で短期で値幅を取るための銘柄です。
防疫・検査・衛生系(現実枠)
バイオよりは「実需」が想像しやすいセクターです。
- 7707 プレシジョン・システム・サイエンス (PSS)
- PCR・全自動検査装置。「コロナ相場」で大相場を作った記憶が投資家に残っており、感染症ニュースで真っ先に連想買いが入ります。
- 6291 日本エアーテック
- クリーンルーム、感染症対策設備。病院や研究施設への導入という「実需」が一番分かりやすい銘柄です。
- 7780 メニコン
- コンタクトレンズですが、医療・衛生テーマで連想されることがあります。(※上記より株価が高いため、短期資金の集中度合いはやや落ちます)
今回紹介した「免疫生物研究所」や「PSS」などの低位株は、ニュースが出ると激しく乱高下するため、短期での売買(回転)が基本になります。 しかし、何度も売り買いを繰り返す際、その都度手数料を払っていては、せっかくの利益が目減りしてしまいます。
私はこうした「短期決戦」を行う際、必ず「松井証券」を利用しています。 なぜなら、1日の約定代金50万円までなら取引手数料が0円だからです。 「お試しで100株だけ飛び乗る」という時もコストが一切かからないので、ボラティリティの高い感染症相場では必須の口座です。
チャートで見る「狙うタイミング」
「ニュースが出た!急いで買え!」は、一番負けるパターンです。 低位株投資の鉄則は以下の通りです。
狙い目はこの形
- 長期間株価がヨコヨコで、誰も注目していない。
- 出来高が枯れている(売り物が少ない)。
- 突然ニュースが出て、出来高が急増した「初動」。
- あるいは、急騰した翌日〜3日目の「押し目(一旦下がったところ)」。
5日移動平均線や25日移動平均線での攻防を見て、サポートされるなら入る、というのが王道です。
やってはいけない(養分パターン)
- SNSで「〇〇ウイルス来た!世界が終わる!」と騒がれ、ランキング1位になった天井で買う。
- 連続ストップ高の3日目などに飛びつく。
ぶっちゃけ、これは「仕手・煽り相場」なのか?
低位株投資家の本音を正直に言います。 ほぼ「短期資金主導(マネーゲーム)」です。
しかし、だからこそ稼げるチャンスがあります。
- 材料が“恐怖系”である(誰もが怖がる)。
- 誰でも理解できる(ウイルス=ワクチン・マスク、という単純な連想)。
- 株価が安い(数万円で買える)。
この3点が揃うと、個人の投機マネーが一気に入ってくるため、業績度外視でチャートが成立してしまうのです。これを否定するのではなく、「そういう性質の相場だ」と理解して乗るのが賢い立ち回りです。
記事でも触れた通り、日本のバイオ株はあくまで「思惑(マネーゲーム)」の側面が強いです。 もしパンデミックが現実味を帯びた時、実際にワクチンを世界中に供給できるのは、やはり米国の「ファイザー」や「モデルナ」といった巨大企業です。 思惑ではなく実需を狙うなら、こうした世界のメガファーマを直接買うのも王道の戦略です。
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まとめ
ニパウイルスは、現時点では「今すぐ世界が終わる話」ではありません。 しかし、株式市場においては「株価が一瞬おかしくなる(急騰する)テーマ」なのは事実です。
もし狙うなら、 「本気で特効薬を作って業績を伸ばす会社」を探すのではなく、 「過去に何度も名前が出て、動きが軽い低位株」を監視してみてください。
そして、「噂で買って、事実(や過熱)で売る」の徹底を。深追いは禁物です。
過去のコロナショックの際もそうでしたが、未知のウイルスへの恐怖は、世界的な「リスクオフ(安全資産への逃避)」を招き、急激な為替変動を引き起こす可能性があります。 私はリスク管理として、株だけでなく「DMM FX」で為替の動きも常にチェックし、資産を守る体制を整えています。
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- 本記事の内容は、公開時点の情報を基にした投稿者個人の主観による「予想」や「考察」であり、将来の事実や結果を保証するものではありません。
- 記事内で紹介している銘柄、株価、発売時期、仕様などは推測を含みます。
- 投資や購入に関する最終的な決定は、必ずご自身で最新の企業IRや公式情報をご確認の上、自己責任で行ってください。
- ※本記事で紹介している証券会社はPRを含みます
- 国立感染症研究所 (NIID): ニパウイルス感染症とは
- WHO (世界保健機関): Nipah virus
- 株探(Kabutan): テーマ「感染症関連」
- https://kabutan.jp/
