Amazonせどり
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【Amazonマーケットプレイス保証申請】異議申し立てが通らない?その理由とセラーが取るべき対応策

おっさん事業主
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「えっ、なぜ返金されたの?」
「明らかに購入者の過失なのに、こっちが損するの?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

私はあります。
そしてこの記事を読んでいるあなたも、きっと今まさに納得できない返金処理に頭を抱えているのではないでしょうか。

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それ、私じゃん…と思った方へ

  • お客様が壊したのに「不良品だから返金して」と言ってきた
  • しかも返送は着払い。連絡もなく商品が届いた
  • 返金は拒否したのに、Amazonが勝手に返金処理
  • 異議申し立てしたのに、「唐突に返金開始のメール」だけ
  • 商品代+送料、まるっと損

これは実際に私が体験した話。
Amazonセラーとしてやっていく以上、避けて通れない“あるある”です。

でも、この経験を共有すれば、あなたが同じ轍を踏まずに済むかもしれない
そう思って、この記事を書いています。

結論:Amazonは基本「購入者ファースト」だから覚悟しよう

マーケットプレイス保証制度とは、簡単に言えば「購入者を保護するための保険制度」。

その結果どうなるかというと、セラーの主張より、購入者の主張が優先されやすい構造になっています。

たとえお客様の過失でも——

  • 「届いたけど壊れてた」
  • 「使ってみたけど壊れた。不良品かも」
  • 「思ってたのと違った。返品したい」

このような主張があれば、Amazonは購入者側に返金してしまうケースが多いんです。

異議申し立てが通らない3つの理由

①「返品を了承した」とみなされている

返金の可否に関わらず、返品を認めてしまった時点で返金処理の対象になりやすい
メッセージの中に「返品はできません」と明言していないと、Amazonが勝手に「返品OKだな」と判断する場合も。

② 商品を受け取ってしまった

着払い返品を受け取った時点で、返金義務が発生します。
そのまま異議申し立てしても、「返品済みの商品なので返金対象です」と扱われてしまうのが現実。

③ Amazonは異議申し立ての理由を基本教えてくれない

Amazonのカスタマー対応では、異議申し立ての不承認理由を明示しないのが普通です。
どれだけキャプチャや証拠を添えても、「〇〇が問題で却下されました」とは教えてくれません。

じゃあどうすればいいの? これから取るべき3つの行動

① 返金方針を事前に明確に伝える(テンプレ推奨)

お客様対応で使える例文:

「本商品はご使用後の破損につきましては返品・返金を承っておりません。
また、着払いでのご返送は一切お受けできませんのでご了承ください。」

これをメッセージと商品ページ両方に明記しておくと、トラブル予防になります。

② 着払い返品は「拒否」が原則

受け取ってしまったら最後です。
返送されてきても受け取りを拒否し、宅配業者に返送してもらいましょう。
(※ただし、これをやりすぎるとAmazonからポリシー違反とされる可能性もあるので、高額品や悪質案件に限定しましょう)

③ 想定損失を「5%」として経費扱いする感覚を持つ

理不尽な返金はどうしてもゼロにはできません。
だから私は、月の粗利の5%は“事故経費”として計上するようにしています。

セラーにとっての「戦略的あきらめ」とは?

これまでで一番響いた言葉があります。

「不正な返品にいちいち怒ってたら、利益を守れません」
― ベテランセラーの言葉より

理不尽にはムカつきます。でも、ムカつくほど損してる時間がもったいない。

Amazonでビジネスをする以上、
「これは戦わずに流すべき案件」
「ここはきちんと異議を申し立てて対処すべき」
という判断軸を持つことが、成功するセラーの共通点です。

最後に:それでも私たちはやめない

「マーケットプレイス保証、ほんと納得いかん…」
「何でAmazonはセラーより購入者ばっかり守るんだよ…」

——そんなふうに何度も思いました。

でも、
「それでも自分の商品を手に取ってくれる人がいる」
「1人でもファンになってくれるお客様がいる」

そう思うから、続けています。

そしてあなたも、たぶんそうじゃないですか?

今は小さな売上かもしれません。
でも一緒に、一歩ずつ大きくなっていきましょう。

今日の損失は、未来の成長の“授業料”です。

負けずにがんばるセラー仲間へ、心からのエールを送ります。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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