トラブル事例
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FBAの紛失補填、泣き寝入りは損!Amazonに在庫の価値を認めさせ増額させた全手順

おっさん事業主
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Amazon FBAの納品後、在庫管理画面の数字が合わない…。「まさか」と思ってレポートを確認すると、数十点もの大切な商品が『紛失』のステータスに。

FBAセラーなら誰もが一度は肝を冷やすこの事態。

しばらくしてAmazonから届く「商品を補填しました」という通知に安堵したのも束の間、その金額を見て愕然。「え、安すぎる!これでは赤字だ…」

多くのセラーが「Amazonの決定だから仕方ない」と、この理不尽とも思える金額を泣く泣く受け入れているのではないでしょうか。

しかし、諦めるのはまだ早い。

この記事では、実際にFBA倉庫で商品30点を紛失され、提示された補填額に対して然るべき交渉を行うことで、正当な金額への増額を勝ち取った一部始終を公開します。

なぜ補填額は低く見積もられるのか?そのカラクリと、あなたが損をしないための具体的な対処法を、実例に沿って徹底解説します。

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「それ、私じゃん…」と感じた人へ

「え、FBAに納品した商品が突然なくなった…?」
しかも、30点まとめて

「でも箱は届いてるのに中身だけ一部紛失?」
そして、補填された金額があまりに少なくてびっくり…。

実はこれ、今、Amazonセラーの間で急増中のトラブルです。

なぜ起きる?FBA納品商品の「一部紛失」

FBA倉庫では、まれにこうした「一部商品のみが消える」事態が発生しています。
よくあるのは次のようなパターンです:

  • 箱自体は届いているが、一部だけ在庫反映されない
  • 商品をコピー登録した場合やラベル不備で別商品として処理される
  • 混載便・納品プランのミスが原因になることも

一番やっかいなのは、Amazonからは詳細な理由が明かされないこと
確認できるのは「補填された」という事実と、その少額な金額だけです。

補填額が「安すぎる」本当の理由

「販売価格の半分もいってない…」
それもそのはず、Amazonは2024年4月以降、補填額の基準を変更しています。

補填対象となるのは、仕入れ原価のみ
しかも、以下の費用は一切考慮されません

  • 梱包資材・輸送費
  • 広告費・出品コスト
  • 想定売価(利益を含む価格)

さらに、原価の証明(請求書など)を出せない場合
Amazon独自の最低補填額(推定値)で処理されてしまうことも。

実例:「補填額が半額以下…」という声多数

掲示板などで確認できた実際の声では、以下のような状況が報告されています:

  • 「30点納品して、6割しか補填されなかった」
  • 「Amazonアウトレットに回っていた形跡がある」
  • 「補填申請しても却下。理由は開示されず」
  • 「補填には“原価の証明”が必要。でも見せたくないし…」

紛失補填で泣かないために今すぐやるべきこと

このようなトラブルを防ぐ、もしくは被害を最小限に抑える方法を紹介します。

① 補填請求に備えて「仕入れ証明書類」を確保

  • 請求書(卸業者やメーカーからの正式なもの)
  • 原価・数量・商品名が明記されているもの

② Amazonへ補填再調査を依頼する方法

  • セラーセントラル「在庫」→「FBA在庫の調査依頼」から
  • ケースには、仕入れ証明のPDF添付がおすすめ

③ 公的機関へ相談という選択肢も

  • 公正取引委員会「デジタルプラットフォーマー相談窓口」
  • 地方運輸局など倉庫業に関する管轄

「納得できないけど、やるしかない」から脱出しよう

Amazonとの取引では、1〜5%の事故率は織り込み済みとも言われます。
でも、「商品が消えた」→「補填額が激安」では、商売になりませんよね。

同じように悩むセラーは多く、今まさに改善を求める声が高まっています
もしあなたが「それ、私じゃん」と思ったなら——

商品を守る準備、今すぐ始めましょう。

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まとめ:FBA補填トラブルで損しないためのポイント

項目内容
よくある事象箱内一部商品だけ紛失/複数点まとめて不明/補填額が低い
原因Amazon倉庫内での誤処理・ラベル不備・混載ミスなど
補填額の基準原価ベース(仕入れ証明書類必須)
対応策原価証明提出・再調査依頼・必要に応じて外部相談

一緒に成長しよう

このブログを書いている私も、まだ成功途上のセラーです。
Amazonの理不尽さや、意味不明な対応に泣かされることもしょっちゅう。

でも、だからこそ、こうやって情報を残して、同じ悩みを持つ人の「灯」になれたらと思っています。

一人じゃありません。
一緒に、じっくり成長していきましょう。

初心者向けQ&A|FBAで30点紛失?補填が少額になる理由と対処法

Q1. FBAで「一部が消えた」って具体的にどういう状態?

A. 納品箱は受領されているのに、一部SKUだけ在庫反映されない/数量が合わない 状態です。原因は、ラベル不備・混載ミス・現場処理ミス など。詳細理由は開示されないことが多いです。

Q2. なぜ補填額が「想定より安い」の?

A. 補填は販売価格ではなく“仕入れ原価ベース”。広告費・輸送費・手数料・想定利益は対象外。原価を示す請求書が出せない 場合は、Amazonの推定最低額で処理されることがあります。

Q3. まず何を準備すればいい?

A. 補填請求や再調査に備え、次を一式そろえます。

  • 仕入れ証明(請求書):原価・数量・商品名・日付が分かるもの(PDF推奨)
  • 納品情報:納品番号、SKU/ASIN、納品数量、タイムライン(いつ発送・受領)
  • 証跡:納品ラベル、箱の写真/重量メモ、やり取り履歴 など

Q4. Amazonへの「再調査依頼」はどこから?

A. セラーセントラル →「在庫」→ FBA在庫の調査依頼。ケースに納品番号・不足数量・証憑PDFを添付し、原価ベースでの再算定を依頼します。

ミニテンプレ(そのまま使えます)

件名:FBA在庫紛失の調査依頼(納品番号:XXXX)
本文:
・SKU/ASIN:XXXX/XXXX
・不足数量:◯点(受領◯/納品◯)
・時系列:◯/◯集荷 → ◯/◯受領反映
・添付:仕入れ請求書PDF、納品ラベル、箱写真
以上を踏まえ、原価ベースでの補填再算定をご検討ください。

Q5. それでも金額が低い…上げる余地はある?

A. 原価の裏取りを強化するのが最優先。品番が分かる正式請求書過去の販売実績(平均販売価格ではなく原価の根拠)を添えると通りやすいです。感情的な訴えより、数値と証憑で詰めるのがコツ。

Q6. 次に同じ目に遭わないための予防策は?

  • 小分け納品(同SKUを複数プランに分散)
  • ラベルの完全一致(商品ラベル/箱ラベル/箱明細)
  • 箱内写真&重量控え(出荷前に必ず撮影・記録)
  • 混載最小化(似たSKUを同箱に入れない)
  • 仕入れ書類は常時保管(PDFでクラウド保存)

「この場合はどうなるの?」3つの疑問

①「請求書を見せたくない/一部情報は隠したい」場合は?

A. 価格や数量など補填判断に必要な箇所だけ残し、他は黒塗りでOKなことが多いです。商品名・数量・単価・発行日・発行元は残しましょう(PDFに注釈で補足を入れると親切)。

②「Amazonアウトレットに回っていた痕跡がある」気がする…どう書けばいい?

A. 推測表現は避け、事実ベースで。
「当該SKUが◯/◯時点で出品停止中にもかかわらず、ASIN側のアウトレット在庫が増加しているように見受けられます。納品番号XXXXの数量差分との関連性についてご確認願います。」
※感情的な表現より、日時+現象+照会事項で。

③ 公的機関に相談すると何か変わる?

A. 直接の補填額が即時変わるわけではありませんが、やり取りの透明化と是正要請の選択肢になります。まずはセラーセントラルでの交渉記録を整理した上で、必要に応じて相談窓口の利用を検討するとよいです。

【まとめ】

今回は、Amazon FBAで商品を紛失された際に、提示された補填額が不当に低い場合の理由と、増額交渉を成功させるための具体的な対処法を解説しました。

重要なポイントを最後におさらいしましょう。

  • Amazonの初回補填額を鵜呑みにしない
    • Amazonは過去の販売価格データに基づいて補填額を算出するため、セール等で販売価格が下がっていた時期があると、不当に低い金額が提示されることがあります。
  • 「テクニカルサポート」に証拠を添えて交渉する
    • 補填額に納得がいかない場合は、必ずケースを立てて問い合わせましょう。その際、現在の販売価格のスクリーンショットや、同商品の他出品者の販売ページURLなど、「その商品の現在の市場価値」を客観的に証明できる証拠を添えるのが成功の鍵です。
  • 感情的にならず、論理的に主張する
    • 「なぜこの補填額では不十分なのか」「なぜこの金額が妥当なのか」を、感情的にならず、ビジネスライクに、かつ丁寧に伝えることを心がけましょう。

FBAは非常に優れたシステムですが、巨大な物流システムである以上、紛失トラブルは起こり得ます。その際に、ただ受け身でいるのではなく、自社の利益を守るために正しい知識を持って行動することが重要です。

もしもの事態が起きても、この記事を「交渉の教科書」として活用し、冷静に対処してください。あなたの正当な主張は、きっとAmazonにも届くはずです。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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