【DomoAI】AIアバターが超進化!最新リップシンク機能の使い方とMV制作のコツを徹底解説
「AIアバターに、もっと自然にしゃべってほしい」 「AIでミュージックビデオ(MV)を作りたいけど、難しそう…」 「DomoAIの新しいリップシンク機能って、何がスゴイの?」
そんな方に朗報です。動画生成AIとして人気の「DomoAI」が、「AIアバター」機能を大幅にアップデートし、そのリップシンク(口パク)機能が「めちゃくちゃ自然・リアル」に進化したことが、動画で詳しく解説されています。
これまでのAI特有の「輪郭が崩れる」といった違和感が劇的に減り、まるで本当に人間が話しているかのような映像が作れるようになりました。
この記事では、動画で解説されているDomoAIの最新機能の「基本的な使い方」から、気になる「検証結果」、プロが実践する「MV制作のコツ」まで、初心者にも分かりやすくご紹介します。

動画で紹介されている内容を、もとに記事にまとめています。
DomoAI「AIアバター」の基本的な使い方
まずは、基本的な使い方のおさらいです。DomoAIはGoogleアカウントでログインできます。
- AIアバターを選択 DomoAIのトップ画面から「AIアバター」をクリックします。
- 素材をアップロード しゃべらせたい「画像(静止画)」または「動画」をアップロードします。
- 音声をアップロード しゃべらせたい「音声ファイル」をアップロードします(最大60秒)。
- (任意)プロンプトを入力 「微笑んで」などの表情や、「体を揺らして」といった動きの指示(プロンプト)を入力します。日本語にも対応しています。
- 設定と生成 生成したい秒数を選択し、アスペクト比は「自動(Auto)」が推奨です。最後に「生成」ボタンを押せば完了です。
知っておきたい「コスト」の話
重要な注意点として、この「AIアバター」機能はクレジットを消費します(無料のリラックスモードは使えません)。
消費するクレジット数は、生成する動画の秒数によって変わります。待機時間については、動画の検証では公式の平均時間よりも早く生成されることが多く、ストレスは少なかったようです。
DomoAI「AIアバター」機能のコストまとめ
DomoAIの「AIアバター」機能(リップシンク)は、無料のリラックスモードが使えず、必ずクレジットを消費します。
消費クレジットについて
- 長さ: 5秒 → 消費クレジット:15
- 長さ:10秒 → 消費クレジット:45
- 長さ:20秒 → 消費クレジット:90
- 長さ:30秒 → 消費クレジット:180
- 長さ:60秒 → 消費クレジット:360
クレジットは日本円で換算すると
- クレジットの価格はドル建てで設定されています。
- 有料プランユーザーが追加購入する場合、「100クレジット = 4ドル」です。
- 1ドル=150円で換算した場合、1クレジットあたり約6円となります。
- ※月額プラン(特に年払い)に加入すると、1クレジットあたりの単価はさらに安くなります。
クレジットをどうやって手に入れるのか?
クレジットを手に入れるには、2つの方法があります。
- 1. 無料で入手する
- DomoAIに新規アカウント登録(Googleアカウントなどでログイン)すると、初回特典として無料クレジットが付与されます。 (付与数には15〜45クレジットなど複数の情報があります。)
- 2. 有料で購入する
- 月額プランに加入する: ベーシック($9.99/月)などで毎月500クレジットが付与されるなど、プランに応じたクレジットが毎月もらえます。
- 追加で購入する: 上記の有料プランに加入しているユーザーは、足りなくなった場合に追加で「100クレジット=$4」で購入できます。
最新機能はどれだけスゴイ?5つの徹底検証
今回のアップデートで、どれほど性能が上がったのでしょうか?動画では、気になるポイントを5つ検証しています。
【検証1】顔の角度:横顔でもOK?
- 結果: これまでは正面顔が必須でしたが、横顔でも破綻なく自然にリップシンクが可能になりました。
- 注意点: ただし、AIが自動で少し正面を向こうとする傾向はあるようです。
【検証2】複数人リップシンク:ユニゾン(合唱)できる?
- 結果: 可能です。2人の人物が映った画像 や、冒頭のMV のように、特別な指示(プロンプト)なしで、複数人が同時に歌い出します。
- 限界は?: 2人は問題なく、3人くらいまでなら自然です。
- 4人以上で失敗する原因とコツ:
- 原因: 人数が増えると、AIが苦手な「引きの構図(顔が小さくなる)」になるため、精度が落ちます。
- コツ: 顔がメインで映る「俯瞰(ふかん)の構図」を使い、「体の動きは最小限」とプロンプトで指定すれば、4人でも自然なユニゾン映像が作れました。
【検証3】プロンプト:日本語の指示は有効?
- 結果: 有効です。「微笑んで」と「悲しい顔」で、表情をしっかり変えることができました。
- 失敗例とコツ: 日本語のニュアンスに注意が必要です。「髪をかき上げながら」と指示したら、AIが「ヘアブラシ」を登場させてしまいました。
- コツ: 「髪に優しく触れる」という表現に変えたら成功しました。
【検証4】アニメスタイル:アニメ絵でも動く?
- 結果: 動きます。ただし、スタイルによって得意・不得意があります。
- 得意: 口元が立体的に描かれている「3Dアニメスタイル」は非常に安定しています。
- 苦手: 従来の日本のアニメのように、口元が線で簡略化されている絵柄は、結果が不安定になる場合があります。
【検証5】動画からリップシンク:動画にも口パクできる?
- 結果: 可能です。元々動いている動画に、別の音声を当てて口パクさせることができます。
- 特徴: 静止画から作るよりも、口の動きが少し「控えめ」になる印象があるようです。
上級者向け!MV制作を成功させる「2つの選択」
DomoAIでクオリティの高いMV(ミュージックビデオ)を作るには、2つの重要な選択があります。
選択1:「静止画」と「動画」どちらを元にする?
- アバター(トーク)用途なら: 「静止画」一択です。感情表現や口の動きのニュアンスが、静止画から生成した方が圧倒的に自然です。
- MV(ミュージックビデオ)制作なら: 「どちらもアリ」で、使い分けが効果的です。
- 静止画ベース: 感情を込めた歌唱シーンに最適。
- 動画ベース: 「力強い歌声だけど、映像はクールに静かに見せたい」など、動きを安定・制御したい場合に最適です。
選択2:「伴奏アリ」と「ボーカルのみ」どちらの音源を使う?
- 結論: DomoAIは「伴奏アリ」の音源でも、驚くほど問題なくリップシンクができました。
- 比較結果:
- 伴奏ナシ(ボーカルのみ): リップシンクの「精度」は高いです。
- 伴奏アリ(通常の曲): リップシンクがより「滑らか」になり、さらにAIがリズムに合わせて体を揺らすなど、リアクションが大きくなる傾向がありました。
- おすすめ: どちらも試す価値がありますが、公式は「ノイズのない音声(ボーカルのみ)」を推奨しているため、迷ったらボーカルのみの音源を使うのが安全です。
まとめ
DomoAIの最新AIアバター機能は、複数人の同時リップシンクや動画への対応など、表現の幅が大きく広がりました。
特に「アバターとして使いたい」なら静止画から、「MVで動きを制御したい」なら動画から、といった使い分けがプロのコツです。ぜひ皆さんも、進化したDomoAIでAI動画制作を楽しんでみてください。


