【緊急解説】ソニーG、まさかの8日続落で高値から3割安!「半導体高騰」がなぜ逆風になるのか?
「日本株の柱であるソニーが止まらない…」 そんな悲鳴が市場から聞こえてきそうです。
ソニーグループ(6758)の株価が8営業日続落し、直近の高値から約30%も下落するという調整局面を迎えています。 日経平均全体が調整している時期とはいえ、なぜソニーだけがこれほど売り込まれているのでしょうか?
日経新聞の報道によると、その主因は「メモリー価格の高騰」にあるとされています。 「えっ、半導体価格が上がれば、ハイテク株にはプラスじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はソニーにとっては「痛し痒し」の複雑な事情があるのです。
今回は、この株価急落の裏にあるメカニズムと、今後の見通し、影響を受ける関連銘柄について解説します。
何が起きているのか?(ニュースの核心)
- 現象: ソニーグループ株価が8日続落。高値から約3割下落。
- 背景: 1月下旬〜2月にかけての日本株全体の調整局面に加え、ソニー固有の悪材料が意識された。
- 直接の引き金: 「半導体メモリー(DRAM/NAND)の価格高騰」が、ソニーの利益を圧迫する(逆風になる)との見方が広がったため。
なぜ「メモリー高騰」がソニーの逆風になるのか?
ここが一番のポイントです。 通常、半導体価格の上昇は、それを作る企業(サムスンやキオクシアなど)には「売上が増える」のでプラス材料です。 しかし、ソニーの立場は少し違います。
「作る側」ではなく「買う側」の事情
ソニーは「イメージセンサー」という半導体を作っていますが、同時にPlayStationなどのゲーム機やカメラ、スマホなどのハードウェア製品も作っています。 これらの製品には、DRAMやNANDフラッシュといった「メモリー半導体」が大量に必要です。
- メモリー価格高騰 = 部品調達コストの急増
- 製品価格 = 簡単に値上げできない
つまり、「コストは上がったのに売値は上げにくい」という状況になり、ハードウェア部門の利益率(マージン)が削られるリスクが懸念されているのです。
AI需要の副作用
現在、世界中でAIデータセンターへの投資が過熱しており、高性能なメモリーがそちらに奪われています。これにより需給が逼迫し、ソニーのような民生機器メーカーへの供給価格も上がってしまう「玉突き事故」のような状態が起きています。
ソニーがメモリー価格の高騰で苦しんでいるということは、裏を返せば「メモリーを作っている企業」は笑いが止まらない状況だということです。 日本のキオクシアも良いですが、世界的なメモリー大手である米国の「マイクロン・テクノロジー (MU)」や「ウエスタンデジタル (WDC)」を直接買うのが、このニュースを利益に変える最短ルートです。
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今後の注目ポイント
株価の反転には、以下の要素が鍵になります。
- メモリー価格の動向
- 価格上昇がどこまで続くか。急激すぎる上昇は需要を冷やすため、ある程度の価格安定が見えれば、ソニーのコスト懸念も和らぎます。
- 決算発表とガイダンス
- 「コスト増を価格転嫁(値上げ)で吸収できるか」、あるいは「ゲームや音楽などのソフト分野でカバーできるか」。会社側からのメッセージが重要になります。
- 米国ハイテク株の動き
- ソニーは海外投資家の保有比率が高いため、米国の金利動向やハイテク株のセンチメントに大きく左右されます。
影響を受ける「関連銘柄」リスト
今回の「メモリー価格高騰」というテーマで、ソニーと同様に、あるいは逆にメリットを受けて動く可能性のある銘柄です。
半導体・装置関連(市況に敏感)
- アドバンテスト (6857)
- 半導体テスト装置大手。メモリー価格上昇は、メーカーの設備投資意欲を高めるため、基本的には追い風になりやすい銘柄です。
- 東京エレクトロン (8035)
- 前工程装置の巨人。世界的な半導体需給のバロメーターとして機能します。
記憶装置・ストレージ関連(価格上昇が追い風)
ソニーとは逆の立場で、価格上昇が「利益増」に直結する銘柄群です。
- キオクシアホールディングス (285A)
- NANDフラッシュ専業。メモリー価格上昇の最大の恩恵を受ける「ド本命」です。株価のボラティリティ(変動)は激しいですが、市況好転を反映しやすいです。
部材・素材関連
- レーザーテック (6920)
- 最先端半導体の検査装置。AI需要と連動性が高いです。
- 扶桑化学工業 (4368)
- 半導体製造に不可欠な超高純度材料を提供。工場の稼働率に連動します。
ソニーの「3割安」は魅力的ですが、まだ下がるリスクもあるため、一気に買うのは危険です。また、今回紹介した「扶桑化学」などの中小型株も、少しずつ買い集めるのがセオリーです。 こうした局面で慎重に買いを入れる際、手数料を払っていては利益が目減りしてしまいます。
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まとめ
- ソニーの急落は、全体相場の調整に加え、「メモリー高騰によるハードウェアのコスト増」が嫌気されたもの。
- 構造:AI需要でメモリー価格が上がる → ソニー等のセットメーカー(買う側)の利益が圧迫される。
- 投資戦略:ソニーの反発を狙うなら「コスト転嫁の成否」を確認。逆にメモリー高騰に乗るなら「キオクシア」や装置株を見るのがセオリー。
3割安という水準は、長期的に見れば魅力的な水準に近づいていますが、まずは「コスト懸念」が払拭されるニュースを待ちたいところです。
ソニーのようなグローバル企業は、部材コストだけでなく海外売上も大きいため、「円安・円高(為替)」の動きに株価が大きく左右されます。 私はリスク管理として、株だけでなく「DMM FX」で為替の動きも常にチェックしています。
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- 本記事の内容は、公開時点の情報を基にした投稿者個人の主観による「予想」や「考察」であり、将来の事実や結果を保証するものではありません。
- 記事内で紹介している銘柄、株価、発売時期、仕様などは推測を含みます。
- 投資や購入に関する最終的な決定は、必ずご自身で最新の企業IRや公式情報をご確認の上、自己責任で行ってください。
- ※本記事で紹介している証券会社はPRを含みます
本記事の解説は、以下の報道および市場動向に基づいています。
- 日本経済新聞(2026/01/27付)
- 市場データ
- DRAM/NANDスポット価格の推移(TrendForce等の市況データ)。
- ソニーグループのセグメント別業績構造(ゲーム・ネットワークサービス分野のハードウェアコスト比率など)。
