40代男失業中ですが、商売の可能性に気が付いた出来事

リサイクルショップ
メルカリ販売を始めて、失業中だからハローワークへ出かけ、その帰り道にリサイクルショップに立ち寄る機会が増えました
ある棚の前で、若い男性が必死にスマホで何かを調べ、目の前の商品と比較していました
そんなに、その商品は良いものなんだろうな位に見ていましたが、今考えると、その男性は、販売先との価格比較をし、せどりができるのか調べていたのだと思います(近所に数件あり、何度か見かけたから)
”せどり”とは
仕入れた商品を仕入値よりも高い価格で販売し、その差額で利益を出すビジネス
※場合によっては、古物商許可が必要な行為です
家具を買う
中古ブランドせどりと言う言葉をYoutube動画で知った翌日、妻と買物へ出かけた先にあったリサイクルショップで、リサーチの真似事をするため、店内を見て回りました
二人ともカバンや時計などのブランド品に疎く、眺めているだけで売り場を離れました
”自分には向いていない”と思って、家具コーナーを見ていると、妻が有名なオフィスチェアを見つけて、条件が悪くて安くなっていました。現在使ている仮のままのダイニングチェアと交換したらいいのじゃないかと購入しました
雰囲気が合わなかった
お店で軽自動車を借りて、家に持ち帰り、レイアウトしてみると、素敵なチェアなのですが、デスクと雰囲気が合わなかったので、失敗したなと思いました
どうしよう
気に入って買ったし、仮の椅子より、断然いいのですが、勿体ないと思ったまま一旦仕舞っておくことにしました。その時、ちょっとした思い付きでメルカリで販売価格を調べてみると、似た条件の商品が購入価格より高いことが分かりました
売却を検討
有名メーカーの素敵なオフィスチェアで、部品が足りないマイナスポイントはありますが、良いものだと思っています
メルカリで販売して、差額が出るのなら、別のものを買えると判断して、出品を始めました
メルカリで売る
メルカリで不用品を売り始め、家具を売るのは初めてですが、出品~販売までの工程は同じで、発送が大型家具を運んでもらうサービスに変わる位でした

出品・売れる
小さな商品は、背景に白布を引いたり、少し工夫して写真を撮っていましたが、大きな家具なので部屋のどこで撮るか試行錯誤しながら、何回か撮り直しをしていると、数日で売れました
発送・入金確認
メルカリで購入されても、購入者へ無事届けて受取通知をもらわないと、お金を受け取ることができません
大型家具なので、梱包もお任せサービスなのですが、出来るだけ綺麗に掃除して、ぶつけて傷が入りそうなところは、プチプチ(エアパッキン)で養生して送りだしました
最初の取引のように、ちゃんと届くか数日心配でしたが、購入者に届き、受取連絡をもらいました
購入した価格より高く売れ、利益が出ました
せどり
売るために買ったのではないですが、結果的に中古ブランドせどりを成功させました。経費などを計算しても大きな金額の利益を出しました
不用品を販売している中で、買った金額より高くなっているものがいくつかありました(昔のものだから正しいのか分かりません)
ブランドの知識がなく、せどりを行うのは無理だと思っていましたが、視点を変えて仕入を行えば、商売(事業)ができるのではないかと考え始めました
仕入・リサーチ
一度上手くいくと、また出来るのじゃないかと思って、リサイクルショップへ再び足を運び店内を探しました
うまくいかない
冒頭に書いたように、せどりを行おうとするライバル(同業者)がいるので、私のように何かいいものないかなと探しているようでは、見つけることが出来ませんでした
妻が見つけたオフィスチェアを自分用に買ったけど、たまたま高く売れそうで出品して、買ってくれた人がいただけかもしれません
考えられる幸運
- 大型家具だからライバルがいなかった
- 店頭に並べられた直後だった
- 購入・販売時期が良かった
適正価格
商品を探していて、リサイクルショップの価格設定は、ネット販売(メルカリなど)とほぼ同じ金額だったのは、驚きでした
仕入が難しい
中古車販売や古書販売が、TVCMを流して常に”買います”を謳っているのは、仕入をしないことには、商売がすすまないからだと、自分が体験して理解しました
仕入をする人多い
自分がせどり(仕入)に興味を持つようになったので、数日リサイクルショップに通いました
そうすると、同じ人を見かけるようになりました。違うかもしれませんが、商品とスマホ画面をにらめっこしているところを見るとせどりをする人だと思っています
買うものが違う
せどりをする人(以下、せどらー)を観察していると、調べている商品がバラバラでした
せどらーの傾向
- ブランド商品
- 洋服
- 楽器
- 大きめのスポーツ用品
- デジタル機器
- おもちゃ
何も買わない
せどらーは、自分の得意ジャンルがあるみたいで、その商品を探して、何もなかったら、すぐにお店を出ていきました
商品を見つけて、買っている人は少ないと感じました
行動パターンがある
私はハローワークへ行く日時を決めており、その行動パターンとたまたま合っていたから、冒頭の男性を見かけていたと思います
せどらーと認識するようになってから、他にもよく見かける人も、大体同じ曜日と時間に見たと思います(何かのついでなのか、商品が入れ替わる時期なのか、理由は不明)
メルカリでもいる
せどらーを意識するようになってから気が付いたのですが、私から商品を買ってくれた人が、再び販売しているのは、せどりだったのかもしれません
受取連絡すると返品できないので、思っていたものと違ったのかな?位に感じていました
値段を高くしているのは、損を取り戻すためと思っていました
”書籍を買って読んだら売る”は以前からしていましたが、利益を乗せて売るを考えていませんでした。せどりと思われる人は多いと気が付きました
攻略法を探す
得意なジャンルを決めて、それを徹底的に探せば、利益を出せる商売(事業)にできるのではないかと考えるようになりました
とりあえず、失業保険をもらう予定なので、まだ仕事をするわけにはいかず、このことは一旦思考停止をして、時間があればリサイクルショップを見る程度で、この時は終わりました
まとめ
たまたま買った大型家具をメルカリで販売したら利益をだせたので、商売(事業)の可能性を感じました
中古販売には資格が必要
せどりを事業にするには、警察から古物商許可証を発行してもらう必要があります
家の不用品を販売するのは、一応OK(金額が多くなると業と見なされる)
仕入が重要
物販ビジネスになるので、売ることよりも商品を並べる事(仕入)が重要であるし、価格だけではなく数も必要になってくる
得意ジャンルを決める
今回のように、何かいいものがないかな?と探すのは効率が悪いし、見つけるのが困難だと思われます
自分が得意なこと(興味がある・好き)を探す方がリサーチしやすいと思います
事業化
今回は商売(事業)を続けることができませんでしたが、何か解決策を見つければ、収入を得られる副業や事業になると考えられます
物販ビジネスを検討している方の参考になれば幸いです