40代失業から“ひとり起業”へ|ゼロから始めた個人事業主という生き方

「40代で突然の失業」──人生の大きな転機に直面したとき、あなたならどうしますか?
私の場合、体調不良をきっかけに会社を辞め、ハローワークに通いながらも再就職への希望が見えず、不安で押しつぶされそうな日々を過ごしていました。
そんな中で決断したのが、“ひとり起業”=個人事業主として生きる道。
知識も人脈もゼロからのスタートでしたが、行動を重ねることで見えてきた可能性がありました。
この記事では、40代で失業した私がどのように個人事業主へとシフトしたのか、その具体的な流れや手続き、悩みや気づきをリアルにお伝えします。
「再就職が難しい…」「このままじゃ将来が不安」という方に、一歩を踏み出すためのヒントになれば幸いです。

退職から失業者に
大きな病院の先生から原因不明だと言われた体調不良で、会社を辞めました
原因不明の体調不良
2023年1月で退職して、2月からハローワーク通いを始めましたが、効果的な治療法もなければ、回復兆しがないので、家で出来る仕事を始めようと考えました
いつ倒れるか分からない人を雇いたいと思ってくれる会社はないだろうし、逆の立場だったら、遠慮願いたいので、今の自分ができる範囲で稼ごうと思います(妻は認めてくれています)
再就職手当をもらう
自己都合による退職なので、失業保険をもらうため3か月待っている状態でしたが、それより個人事業主になって、就職祝い金(再就職手当)をもらった方が良いと判断しました
今の自分の条件に合う就職先がなかなか見つからないハローワーク通いも嫌でした
事業の可能性を探していた
中古ブランドせどりの可能性を見つけたり、ブログ収益化など、今の自分ができる事はあるのだから、すぐに動くべきだと考えました


時間がない
年齢も40代半ばなので、今からチャレンジするには遅いかもしれないけど、Youtubeで見た「今が一番若い」のだから、やってみることにしました
ダメだったら、そこから雇ってくれる会社を探します
受け取った失業手当
私の場合1月31日に退職して、4月1日に個人事業主になったので、2日分の失業手当と就職祝い金(残り支給日数×70%)を受け取りました
就職祝い金の受給金額
- 受給日数の2/3以上:支給残日数×70%
- 受給日数の1/3以上:支給残日数×60%
個人事業主になる
個人で事業を始めるのなら、勝手に名乗ればいいような気がしますが、申請が必要です
商工会議所へ行ってみた
ネットを調べればすぐに分かるのですが、とにかく動こうと思い込んでいたので、地元の商工会議所へ相談に行ってみました
結果は「大きな事業をするなら相談に来てください」と言われて、税務署に申請してくださいと教えてもらいました
税務署で申請する
税務署の窓口で、個人事業主になりたいことを伝えると、記入する用紙を数枚もらって、記入して再度持ってきてくださいでした
申請用にもらった書類
- 開業届申請書
- 青色申告申込書
- 不要なら提出する必要なし
- e-Tax申込用紙
- 提出は地元ではなく中央庁舎
個人事業主申請は書くだけ
身分証明書(免許書)と記入した開業届(青色申告申請書も同時提出)を持っていくだけなので、すぐに書いて持っていきました
e-Taxの提出条件は、1年で1000万円超えの収入からなので、申込はしませんでした
ジョブチェンジ
再び税務署へ赴いて、受付の方に申請書類を確認してもらって、受付印を押してもらって、無事”個人事業主”にジョブチェンジしました
40代男無職から個人事業主にジョブチェンジ
何も証拠なし
申請書類に判子が押さえるだけで、特に何か変わるものはありませんでした
ココからスタート
何が正解か分かりませんが、できる事を考え工夫しながら、前に進んでいきます
この記事を読んでくださる方で、起業を考えている人の参考になれば幸いです
まとめ
- 40代での失業は不安も大きいが、自分の経験や得意を活かす起業の選択肢もある
- 再就職手当を活用しつつ、個人事業主としての申請は意外とシンプルにできる
- せどり・ブログ・在宅ワークなど、体調や生活に合わせて始められる仕事は多い
- 大切なのは「今の自分にできることを小さくても動き出す」こと
40代からの“ひとり起業”は決して遅くありません。むしろ「今が一番若い」と考えて挑戦することで、新しい生き方の可能性が広がります。