【注意喚起】ヤフオク出品が勝手にPayPayフリマと同時出品される問題と対策まとめ

「PayPayフリマには出したくないのに、ヤフオクに出品したら勝手にフリマにも掲載された…!」
そんな経験ありませんか?
実は「匿名配送・送料無料・即決価格あり」など、特定条件を満たした出品は強制的にPayPayフリマにも同時掲載されてしまいます。しかも、これを止める設定は現状できません。
この記事では、
- なぜ勝手に同時出品されるのか
- どうすれば防げるのか
- 手数料を抑えつつ別々に出品する方法はあるのか
を分かりやすく解説します。
なぜヤフオク出品がPayPayフリマと連携されるのか?
ヤフオクとPayPayフリマは同じYahoo!グループのサービス。利便性の向上とユーザー数の拡大を目的に、2020年から「同時掲載機能」が導入されました。
以下の条件を満たすと、自動でPayPayフリマにも掲載されてしまいます。
【自動掲載される条件】
- 即決価格の設定がある
- 匿名配送を選んでいる(おてがる配送)
- 送料無料設定にしている
つまり、“今すぐ売りたい”という善意の出品条件こそが、同時出品を引き起こすトリガーなのです。
同時出品は止められるのか?【結論:できません】
ヤフオク公式のヘルプでも、「PayPayフリマへの掲載を解除する設定はない」と明記されています。
掲載条件を満たすと、自動的にPayPayフリマに掲載されます。
https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000010920
PayPayフリマの出品手数料が5%に…影響は?
2024年以降、PayPayフリマで直接出品した場合の手数料は「5%」に引き下げられました。一方、ヤフオク経由の出品は最大10%の手数料が適用されます。
つまり、「ヤフオクで売れてもフリマ手数料は適用されず、ヤフオクの手数料だけが発生する」というわけです。
出品者ができる3つの対策
1. 条件を外して出品する
→ たとえば、「送料は落札者負担」「匿名配送を使わない」「オークション形式で出品」など。これで同時掲載は避けられます。
2. 最初からPayPayフリマで出品する
→ 「即決・匿名配送・送料無料」が条件なら、PayPayフリマで出品したほうが手数料が安く済むケースもあります。
3. 出品する商品の価格帯や属性で分ける
→ 高額商品や競り合いを狙いたいものはヤフオク、即売れ・低価格帯はフリマで、と使い分けるのが効率的です。
禁止行為にも注意!
ヤフオクとPayPayフリマに同一商品をそれぞれ別に出品することは禁止されています。
これは「重複出品」と見なされ、アカウント停止などのペナルティを受けるリスクも。
まとめ
知らないと損するポイントを簡単におさらい:
項目 | 内容 |
---|---|
なぜ同時出品? | 条件を満たすと強制的にフリマ掲載 |
設定で止められる? | できない(2025年6月時点) |
対応策は? | 条件を外す or PayPayフリマへ直接出品 |
手数料の差は? | フリマ直出品:5%、ヤフオク経由:最大10% |