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著作権・商標・意匠権の違いとは?中国輸入やAmazon出品で絶対に知っておくべき基礎知識

おっさん事業主
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「えっ、それって出品しちゃダメだったの?」
中国輸入やAmazon販売を始めたばかりの方から、よく聞かれるこの言葉。

実は、「著作権」「商標権」「意匠権」など、知的財産のルールを知らないまま出品してしまう人が後を絶ちません。
さらに、「技適マーク」や「PSEマーク」などの法令に基づく表示義務を知らずに商品を仕入れ、アカウント停止や罰則に発展するケースもあります。

これらの知識が抜けていると、
→ アカウント閉鎖
→ 在庫没収
→ 最悪の場合、損害賠償請求…
なんてことにもなりかねません。

そこでこの記事では、

  • 著作権・商標・意匠権の違いと見分け方
  • 輸入時に注意すべきPSE・技適・商標ルール
  • 初心者がやりがちな「思い込みによる失敗例」

をわかりやすく解説します。
「知らなかった」では済まされないポイントを、今のうちにしっかり押さえておきましょう。

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著作権・商標・意匠権の違いと見分け方ガイド

「なんとなく知ってる」では危険!3つの権利の違いとは?

中国輸入やAmazon販売を始めるとき、多くの人が混同してしまうのが「著作権・商標・意匠権」の違いです。
この違いを理解していないと、知らずに“違法出品者”になってしまう危険性があります。

著作権とは?

文学・音楽・イラスト・デザインなど「創作された表現」に自動的に発生する権利。

  • 例:キティちゃんの顔、アニメのキャラクター、J-POPの歌詞
  • 特徴:登録不要で自動的に発生。保護期間は作者の死後70年まで。
  • よくある誤解:「商標がない=使ってOK」ではありません。

商標とは?

ブランド名やロゴなど、商品やサービスを他と区別するための権利。

  • 例:「ハローキティ」のロゴや、「Nike」「ユニクロ」という名称
  • 特徴:出願・登録して初めて効力が発生。
  • よくある誤解:商標登録していなければ使ってもいい、は誤り。

意匠権とは?

製品の「形状・模様・デザイン」に対する権利。

  • 例:キャラクターの立体フィギュア、ボトルの形、パッケージデザイン
  • 特徴:出願・登録が必要。保護期間は最大25年。
  • よくある誤解:「平面は著作権、立体は意匠権」というわけではありません。

意外と知られていない落とし穴

  • 著作権は「登録なし」で自動的に発生 → コピーすれば即違法の可能性
  • 意匠が切れていても、著作権が有効な場合がある
  • 商標は「似ている名称・ロゴ」でも権利侵害になることがある

PSE・技適・商標などの知識を最低限学ぶ

「仕入れたのに売れない」トラブルを避けるために

中国輸入をしてAmazonで販売する際、見落としやすい法規制があります。
以下のマークや制度は、知らなかったでは済まされない“販売禁止商品”を見分ける基準です。

PSEマーク(電気用品安全法)

  • 対象:ACアダプター、電化製品、充電式ライトなど
  • 内容:日本の安全基準に適合していることを示すマーク
  • マークなし=販売禁止&Amazonで削除対象

技適マーク(技術基準適合証明)

  • 対象:Bluetoothイヤホン、Wi-Fi機器、無線付き商品
  • 内容:日本の無線通信ルールに合っている証明
  • マークなし=電波法違反で罰則対象

商標チェックも必須

  • 商品名・ロゴが他社の登録済み商標に一致していないか確認
  • 確認方法:J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)で検索可能

よくある勘違いとリスク

勘違い実際のリスク
「PSEマークなしでもAmazonで売ってたからOK」数日後に削除+アカウント警告
「技適マークは海外製だから関係ない」電波法違反で罰金の可能性あり
「商標がなければキーワードとして使ってOK」検索用キーワードだけでも削除対象に

まとめ:無知はリスク、正しい知識が武器になる

  • 著作権・商標・意匠権の違いを押さえておくことで、知らぬ間の権利侵害を防げます。
  • PSEや技適マークのチェックを怠ると、売れないどころかアカウントリスクに直結します。

今すぐできるアクション3つ

  1. J-PlatPatで出品予定の商品名を検索(商標侵害の確認)
  2. 手元の電化製品の裏にPSEマーク・技適マークがあるか確認
  3. 「これって意匠権?著作権?」と思ったら弁理士に無料相談も検討する
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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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