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【注意喚起】「ハローキティのノーブランド品」をAmazonに出品する前に知っておくべき3つのリスク

おっさん事業主
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「Aliexpressで仕入れたキティちゃん柄の商品、ノーブランドで出せばOK?」
そんなふうに考えていたら、アカウント停止や多額の賠償請求につながる危険性があります。

本記事では、実際に寄せられた出品者の質問と、それに対する経験者・知識者の回答をもとに、著作権や意匠権に関する落とし穴とAmazonの対応姿勢を解説します。

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よくある誤解:「ノーブランドなら問題ない?」

ある出品者は、次のような商品を扱おうとしていました。

  • ハローキティ柄の商品(明確なロゴ表記なし)
  • Aliexpress仕入れ、納品書やブランド記載なし
  • 荷札・シールもサンリオの記載なし
  • 他にも同じような商品がAmazonで売られている

そしてこう考えました:

「ロゴもブランド名も書いてないし、ノーブランドで出せば大丈夫じゃない?」

しかし、それは大きな誤解です。

絶対に知っておくべき3つの知的財産リスク

① 著作権は自然発生的に発生する

  • ハローキティのデザインはサンリオの著作物
  • 誰が使っても著作権侵害になる可能性がある
  • 手続きがなくても、創作と同時に発生する権利

著作権の保護期間は「作者の死後70年」
→ ハローキティの場合、2044年まで保護対象とされています。

② 「意匠権」は別のリスクライン

  • デザインの「形状や模様」を守るのが意匠権
  • 保護期間は登録から25年
  • 意匠権が切れても、著作権が残る場合がある

③ 「ノーブランド出品」でも違法になりうる

  • ロゴがなくても、キティの顔や形そのものが著作物
  • 「似てる」だけでもNGになるケースがある
  • Amazonでは通報により即アカウント停止・出品停止になる可能性あり

知っておくべきAmazonの姿勢

Amazonは、知的財産権の侵害に非常に厳しいプラットフォームです。

  • 「ノーブランド」として出品しても、デザイン自体が著作物ならNG
  • 一度でも通報されると、真贋調査や権利侵害調査が始まる
  • FBA在庫が破棄対象になることも
  • 過去には、法人に対して数千万円~数億円の賠償事例も

こうすれば安心!合法的に販売する3つの道

1. 正規ライセンス品を仕入れる

→ 日本の公式サプライヤーやサンリオと提携している卸業者から仕入れる。

2. ライセンス契約を取得する

→ サンリオなどの権利元と契約を結ぶことで、意匠の使用許可を得られる。

3. 完全オリジナルのデザインで勝負する

→ 著作権や商標に触れない自社キャラクターやデザインで展開。

中国輸入で絶対にやってはいけない商品とは?

中国輸入では「安く仕入れて高く売る」が魅力ですが、絶対に扱ってはいけない商品ジャンルも存在します。以下の商品は高リスク商品として知られ、アカウント停止・法的トラブル・在庫破棄などにつながる可能性があります。

絶対に避けるべき商品ジャンル

商品カテゴリリスク内容
有名キャラクター品(例:キティ、ドラえもん、ミッキーなど)著作権・商標権の侵害リスク。たとえノーブランドでもNG
ブランド品の模倣(例:NIKE風、Apple風)偽物扱いで真贋調査の対象に。税関で止まることも。
技適マークがない電子機器技術基準適合証明がないと販売違反。Amazonは特に厳しい。
医薬品・サプリ系薬機法・食品衛生法の問題で厚労省レベルの規制対象
バッテリー内蔵製品PSEマークが必要。規制未対応品は販売不可・破棄対象

中国輸入初心者が守るべき「鉄のルール」

  1. キャラクター・ブランド品は絶対に避ける
  2. 「安いけど怪しい」は扱わない
  3. PSE・技適・商標などの知識を最低限学ぶ

「他にも出品されている」ことは言い訳にならない

Amazon上で「同じような商品」が売られていても、
それが合法とは限りません。

通報されたり、税関で止められたりした時に、
「他もやってた」では通用しません。

今すぐやるべき3ステップ

  1. 「ノーブランド×人気キャラ」商品の出品を中止する
  2. 過去に出品していた場合は速やかに削除・返送
  3. 知的財産権について最低限の知識を学ぶ(著作権・意匠権・商標)
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まとめ:知らなかったでは済まされない時代です

キャラクターやブランドに関わる商品を扱う際は、
「仕入れ元に書いてないから大丈夫」ではなく、「法的に大丈夫か?」で判断しましょう。

アカウント停止や高額な損害賠償を防ぐためにも、
キャラモノは“合法ルート”か“完全回避”が鉄則です。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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