Amazonで売れない原因は“カートボックス”にあった!獲得条件と改善ポイントを徹底解説

「自分の商品が全然売れない…」
「他の出品者より価格も安いのに、なぜかカートに入れてもらえない」
そんな悩みを抱えていませんか?
実はそれ、「カートボックス」を獲得できていないのが原因かもしれません。
Amazonで販売するうえで、売上に直結する最重要要素。それが「カートボックスの獲得」です。
ここでは、なぜカートボックスが重要なのか? そして どうすれば獲得できるのか? をわかりやすく解説していきます。
そもそも「カートボックス」とは?
カートボックスとは、Amazonの商品ページで「カートに入れる」ボタンを表示させる出品者のこと。
複数の出品者が同一商品を扱っていても、基本的にこのカートを獲得した出品者の商品が売れる仕組みになっています。
購入者の約8割は、カートに表示された商品をそのまま購入すると言われています。
つまり、カートボックスの獲得 = 売上アップに直結するのです。
カートボックスを獲得する5つの条件
では、どんな出品者がカートを獲得できるのでしょうか?
Amazonは明確な基準を公開していませんが、実際にカートを取れているセラーの共通点から以下のような条件が見えてきます。
① FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用している
FBA出品者は、配送スピードやカスタマー対応でAmazonの基準を満たしているため、カート取得率が圧倒的に高いです。
自己発送の場合は、FBA出品者より価格を下げないとカートは取りづらいのが現実です。
② 価格が最安、または相場に近い
同一商品で競合がいる場合、価格が重要な決定要因になります。
ただし、最安でなくてもFBAを使っていたり、評価が高ければ獲得できるケースもあります。
③ 出品者評価が高い(ポジティブ率98%以上が理想)
評価が低いと、たとえFBAでもカートは取れません。
「評価率98%以上」「過去12ヶ月で低評価が少ない」などが理想です。
④ 注文不良率が低い
注文キャンセル、返品、苦情などが多いとカート取得率が下がります。
Amazonが信頼している出品者ほど、カートを優先的に表示します。
⑤ 在庫が安定している
在庫切れが多いと、Amazonはカートを回してくれません。
継続的に在庫を保っている出品者が有利です。
売れないと悩む前に「カート」確認を!
自分の商品ページで、「カートに入れる」ボタンが表示されていないなら、それはあなたの商品ではなく、別の出品者が獲得している証拠です。
そんなときは、以下をチェックしてみてください。
- FBAを使っているか
- 商品価格が競合より高くないか
- 出品者評価が落ちていないか
- 在庫切れを起こしていないか
カートを取れば売上は自然とついてくる
Amazonで稼げるセラーは、例外なく「カートボックス」の獲得に力を入れています。
ただ安くするだけではダメ。
配送、対応、評価など、総合的な信頼性が問われるのがAmazonです。
カートボックスを攻略すれば、「売れない日々」は今日で終わり。
これまでの努力が実を結ぶようになりますよ。