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FBAで“勝手に値下げ”?Amazonで価格が意図せず安くなる理由と回避策3選

おっさん事業主
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「ちゃんと希望価格を設定してるのに、なぜか安く売れてしまった…」
FBA納品後の販売でこんな現象に遭遇したら、それは“自動価格調整”や“出品設定の落とし穴”かもしれません。

Amazonではセラーの意図に反して価格が変動するケースがあり、気づいたときには利益が削られた後…なんてことも。

この記事では、筆者が実際に経験した「FBAで商品が設定価格より安く売れてしまった理由」と、

  • 意外と知られていない価格調整の仕組み
  • 最低価格設定の盲点
  • 具体的な回避策と設定チェックポイント

を整理して解説しています。

これからFBA納品を始める方、「思ったより安く売れてしまった…」と不安を感じた方へ、“価格を守るための仕組み理解と対策”をお届けします。

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「それ、私じゃん…」と思ったあなたへ

このページを開いているということは…

・FBAで販売している
・価格設定には気を使っている
・なのに、なぜか安く売れた

そんなモヤモヤに悩まされているのではないでしょうか?

私も、最初は「価格追従ツールのバグ?」とか「誰かに勝手に変更された?」と疑いました。
でも原因は、もっとシンプルでした。

FBAの商品が安く売れた“3つの主な理由”

① 海外発送時の“消費税差し引き”

海外の購入者には、日本の消費税がかかりません

そのため、11,000円で出品していても、実際には税込価格(例:11,000円)から消費税を引いた金額(約10,000円)で処理されることがあります。

トランザクションの表示に「商品代金」として出る金額が、この税抜価格になっていることが多く、これを「売値が安くなった」と誤解してしまうんです。

② トランザクションの金額表示の“罠”

Amazonのセラーセントラルでは、「トランザクション」や「トランザクションレポート」で売上詳細が見られますが…

表示されているのは純粋な販売価格ではなく、手数料や税の影響を受けた金額なんです。

つまり、「あれ?安く売れた?」と思っても、よくよく見ると問題がないことがほとんど。

③ プロモーションや自動値引きの適用

FBAには、自動プロモーションの設定が有効になっていることがあります。

「気づかないうちに10%オフキャンペーンが走ってた…」
なんてことも。

セラーセントラルの「広告」「プロモーション」タブを確認しましょう。

確認するべきチェックリスト

確認項目見るべき場所
海外発送の有無設定 > FBAの設定 > 海外配送の設定
実際の売上金額の内訳トランザクションレポート(CSVダウンロード)
プロモーションの自動適用広告管理 > プロモーション設定
価格追従ツールの最低価格設定使用しているツールの管理画面

実際の体験談:11,000円が10,000円に!?

私も、同じように11,000円で設定していた商品が、トランザクション上で「10,000円」と表示されていて焦りました。

でも、トランザクションレポートをダウンロードしてみると…

  • 海外発送だった
  • 消費税が除かれていた
  • 実際の入金額も問題なかった

…というオチでした(笑)

利益を守るが大事

Amazonでの販売は、単に商品を出せば売れる時代ではありません。
細かい仕組みや設定の理解が、利益を守る最大の武器です。

焦らず、まずはトランザクションレポートを見よう

設定価格より安く売れたように見える原因は、主に以下の3つ。

  1. 海外発送による消費税免除
  2. 手数料や税の差し引きによる金額表示の違い
  3. 自動プロモーションの影響

「なんで?」「損してる?」と焦ったら、まずはトランザクションレポートを落ち着いて確認しましょう。

正しく理解して、ミスを防いで、利益を守っていきましょう。

この記事が、「それ、私じゃん」と感じた人の力になれたらうれしいです。

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ABOUT ME
おっさん事業主
おっさん事業主
急に事業を始めた人
40代半ばに原因不明の体調不良で会社を退社し、しばらく休んでも回復する兆しがないので、出来そうなことから小さく事業を始めました。 何か大きなことを成し遂げたわけではないですが、事業をやってみて気が付いたことを、記録として残していきます。
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