[Amazonせどり]FBA納品できない危険物解除方法

Amazonせどり
店舗などで商品を仕入て、FBAサービスを利用してAmazon販売を行っていると、必ず遭遇する壁が沢山ありますが、今回はFBA倉庫に納品できない商品の解除について解説します
危険物のため納品できない
化粧品や塗料などを扱おうとすると、利益商品を見つけても、FBA販売セラーがゼロ、セラーアプリに危険物の為、審査が必要だと表示されることがあります
- バッテリーを含む商品
- 危険物だと判断される薬品を含む商品
自己配送なら販売できる
危険物扱いされますが、自己配送なら販売可能になっているものが多い
ライバルも少ない
Amazonセラーを利用する業者は、扱いにくい商品だから、ライバルも少なく販売価格も高めです
危険物を解除できれば
FBA納品できない危険物審査を解除できれば、売り上げに貢献して、自分だけの利益商品だと考えます
実際に、危険物解除を行う手順を紹介します
危険物解除方法
FBA納品するための危険物解除方法は以下になります
- 商品を見つける
- 危険物解除方法の説明を読む(動画を見る)
- 製造メーカーに危険物が安全であることの書類を書いてもらう
- 申請書類と共に安全証明書をAmazonへ送る
- 審査後、問題がなければ危険物解除
- FBAでの販売可能になる
この流れを行うのですが、3番が特に面倒なので、解除をするセラーは少ないと思われます
1.商品を見つける
これは、通常の仕入と同じなので、問題なし
2.危険物解除方法の説明を読む
Amazonセラーサイトには、FBA危険物解除について動画付きで解説がありますので、それを読んで、内容を理解します(分からないのに販売するのは危険)
3.製造メーカーに書類を書いてもらう
安全基準に適合した商品である書類を求められると、メーカーは発行する義務がありますので、問い合わせ窓口に相談します
作成してもらう書類について
- 商品名と同じ
- メーカーによっては開発名で発行されるので、書き替えてもらう必要あり
- 容量が同じ
- 商品の内容と間違いがないか確認する(バリエーションがある場合注意)
4.申請書類とメーカー書類を提出
申請する商品について、間違いがないように記入し、提出します
バッテリーを含む商品の場合
商品にバッテリーを含む場合は、3番が必要なく、4番の商品に記載されているバッテリーの種類や容量などを正しく記入した申請書を作成すれば、申請可能です
5.申請受理
メーカーから書類をもらって、項目違いがなければ、問題なくFBA危険物解除してもらえます
6.FBA販売開始
FBA危険物解除が完了すれば、通常通りFBA倉庫へ商品を送れます(パートナー輸送は使えない場合が多い)
危険物解除のデメリット
FBA危険物解除を行ったら、商品を販売できるメリットに対して、発生するデメリットがあることが、経験して知りました
ライバル増加
FBA危険物解除は、申請者だけに対してではなく、セラー全員に対して行われますので、出品者が増えます
誰でも販売可能
同じような条件で商品を探している”Amazonせどり”を行うセラーが同じ商品を見つけて、販売を始めることが出来ます(相乗り出品)
値下げ合戦
ライバルが増えた結果起こることは、我先に商品を売ってしまおうとする値下げ合戦です
何度か危険物解除を行いましたが、一気にライバルが増え、値下げ合戦が起こりました
2ヶ月も経つと、希望する金額の半分程度で売れたらいい方でした
解除できるのは1つだけ
FBA危険物解除を行っても、申請した商品だけが解除されるので、それに関連したバリエーション商品は解除されません(容量違い)
割に合わない
メーカーに相談して書類を書いてもらって、やっと販売できるようになっても、すぐに値下げ合戦が始まり、希望する金額で売れなくなるので、私は申請作業を行わくなりました
数個程度を売るための労力を考えると、タイパが悪すぎるので、Amazonせどりでは割に合わない
まとめ
AmazonセラーのFBA危険物解除について解説しました
申請手続きは大変
書類を書いて送る程度なら簡単なのですが、製造メーカーに安全書類を書いてもらうのが最大の壁(書類不備に対して厳しい)
Amazonせどりにはオススメしない
危険物解除を行って、自分だけ解除されるのなら、一生懸命書類を用意するのですが、セラー全員解除になるので、結果起こるのは値下げ合戦です
希望の価格で売れない
2週間以内位に売れる商品(出品する複数個)なら、希望価格で利益を得られると思いますが、すぐにライバルが乱立して、実質売れない商品になってしまう危険があります(体験談)
交渉が大変
製造メーカーの担当者がすぐに書類を書いてくれたらいいですが、事情説明を行って、書いてもらうのに、数週間かかるのは普通にありました(知らない誰かが申請しているのだから当たり前ですよね)
タイパ最悪
販売を行おうと思ったタイミングから、書類を用意・Amazonの審査を待ってから、やっとFBA納品できるようになるので、とても時間がかかるので、タイパが悪い
数を用意できない
申請を行って、この後も同じ商品を定期的に仕入れられないなら、労力に合わない
判断は自分で
私の経験から、Amazonせどりを行うユーザーには、FBA危険物解除申請は向かないと思います。しかし、それを判断するのは本人なので、今回の記事が考えるきっかけになれば幸いです