欧州の空が止まる?「残り6週間」の航空燃料ショックと、逆風を突き抜ける「国産SAF銘柄」の衝撃
皆様、こんにちは。
今、まさに刻々と変動するエネルギー市場の数字を睨みながら、この原稿を緊急で書き進めています。かつてのオイルショックを経験した方なら、この「嫌な予感」が現実味を帯びてきていることを感じているはずです。中東の動乱、そしてホルムズ海峡の封鎖。これが今、遠く離れた欧州の空を完全に麻痺させようとしています。
欧州を襲う「残り6週間」の衝撃、航空燃料ショックの本質
日本経済新聞の報道によれば、欧州で深刻な航空燃料不足が発生しており、6月にも欠航が拡大する危険水域に達するとのこと。IEA(国際エネルギー機関)のビロル事務局長は、欧州のジェット燃料の備蓄は「残り6週間程度」と警告しており、まさに過去最大のエネルギー危機が空の便を直撃しています。
この危機の裏にある本質は、単なる「燃料不足」ではありません。トランプ政権によるイラン船舶への封鎖と、それに対抗するイランの小型艇部隊による「蚊の艦隊」がホルムズ海峡を実質的に麻痺させている点です。さらに欧州は環境規制によって域内の精製能力を削ぎ落としてきた経緯があり、この地政学リスクに対してあまりにも脆弱な構造を露呈してしまいました。
日本の「精製能力」と「SAF」が世界を救うシナリオ
私自身の相場観として、この欧州の悲鳴は、日本株にとって「歴史的な転換点」になると見ています。これまで日本は原油の9割を中東に依存する「弱点」ばかりが指摘されてきましたが、逆説的に言えば、日本が維持してきた高い石油精製能力と、国策として進めてきたSAF(持続可能な航空燃料)の技術こそが、今や世界の「命綱」として浮上しているのです。
かつて「脱炭素のための努力目標」に過ぎなかったSAFは、今回の危機を経て「エネルギー安保の国策」へと格上げされました。政府が掲げる「2030年に燃料の10%をSAFに」という目標は、もはや単なる環境対策ではなく、空のインフラを守るための絶対条件となったのです。
過去、地政学リスクやエネルギー危機のニュースが出るたびにテーマ株へ飛び乗り、激しい乱高下の中で何度も売買を繰り返した結果、「利益はしっかり出たはずなのに、かさんだ取引手数料でトータルマイナス(手数料負け)」という非常に情けない失敗をやらかしました。こうした有事のテーマ相場の初動では、状況に応じた細かい利確と損切りが命綱になります。だからこそ、私は現在、激しく動くテーマ株をアクティブに狙うための「実戦用口座」として、1日の取引コストを極限まで削れる環境をメインの戦場に据えています。テーマ相場の熱狂を確実な利益に残すために、私が絶対に手放せない武器がこちらです。
激動のエネルギー相場で、今こそ注視すべき「本命」の動き
巨大な精製キャパシティとSAF量産への先手
まず、このテーマで避けて通れないのがENEOSホールディングス(5020)です。日本最大の精製能力を持つ同社は、欧州向けジェット燃料輸出の最有力候補。さらに和歌山製造所での年間40万KLというSAF量産体制の構築を急いでいます。私個人としては、原油高による精製マージンの拡大と、SAFという国策テーマの「二重の恩恵」を享受できる、非常に強固なシナリオを感じます。
日本初の量産プラントが動き出す、実力派の追撃
次に注目すべきはコスモエネルギーホールディングス(5021)。2024年末に堺製油所内で日本初の大規模SAF量産プラントを完工させ、2025年4月から主要空港への供給を開始したばかりという、まさに「今」が旬の銘柄です。さらに1,000億円規模の追加投資を決定しており、中堅ながらその攻めの姿勢には目を引くものがあります。
ENEOSやコスモのような国策の根幹を担う大型銘柄を扱う際、私は過去に「少し値下がりして怖くなったから」と微損で早々に手放してしまい、その後の壮大な上昇トレンドと長期的な高配当の恩恵を丸ごと逃すという痛いミスを犯しました。エネルギーインフラのような巨大テーマの主役は、目先のノイズを無視して中長期でがっちりホールドする戦略が正解だと痛感しています。その際、将来得られる利益や配当を税金で1円も引かれないNISA口座という「金庫」に封印することが私の絶対的なマイルールです。何年にもわたる長期投資のパートナーとして、私が心から信頼を置いている老舗の環境はこちらです。
爆発力を秘めた「低位株」と「技術屋」の視点
赤字からの脱却、バイオ燃料の「顔役」が見せる底力
低位株の中で異彩を放つのがユーグレナ(2931)。2025年12月期に営業利益が前期比900%超という驚異的な回復を見せました。ミドリムシ由来のSAF技術は、ANAとの提携ですでに実証済み。数百円台という株価の軽さは、材料一つで一気に火がつく可能性を秘めており、個人投資家の期待を一身に背負っています。
ユーグレナのような数百円台の低位株にテーマ資金が向かったとき、相場はまさに秒単位の戦いになります。以前、私は絶好の初動を捉えたにもかかわらず、スマホアプリの操作にもたついて注文が遅れ、目の前で株価が急騰・急落していくのをただ見送るしかなかった悔しい経験があります。それ以来、低位株特有の激しいボラティリティを信用取引の機動力で強気に攻める際は、アプリが直感的で、かつ約定スピードに絶対の信頼が置ける口座を「短期決戦用」として使い分けています。一瞬のチャンスが命取りになるトレードにおいて、私が実戦で頼りにしているのがこちらです。
SAFプラント建設の「知恵袋」として
また、直接的な燃料供給だけでなく、プラント建設の技術を持つ東洋エンジニアリング(6330)にも注目しています。CO2と水素から燃料を合成する高度な技術は、海外からの引き合いが急増するでしょう。
結論:エネルギーの自給こそが最大の投資テーマ
今回の欧州燃料ショックは、私たちが当たり前だと思っていた「移動の自由」が、いかに脆いエネルギー基盤の上に立っていたかを教えてくれました。
投資戦略としては、単なる原油高メリット銘柄だけでなく、「SAFの量産能力」をすでに持っている、あるいは建設している企業に資金が集中すると見ています。この「空の脱炭素」という巨大な国策の波、乗り遅れるわけにはいきません。
ここまで「航空燃料ショックからSAFへ」という壮大なテーマの読み解き方をお伝えしてきましたが、恥ずかしながら昔の私は「エネルギー危機らしいから、とりあえず原油関連を買えば上がるだろう」というSNSの噂頼みのギャンブル投資で大火傷を負った張本人です。そこから這い上がれたのは、目先の表面的な情報に振り回されるのをやめ、世の中の構造から資金の流れを読む「プロの思考法」を体系的に学ぶ決意をしたからに他なりません。もし今、ご自身の投資判断に少しでも迷いがあるなら、かつての私がそうしたように、まずは無料の体験講座で一生モノの「相場を見る目」を養うことから始めてみてください。
- コスモエネルギーHD(公式リリース): SAF製造設備完工のお知らせ(2025年1月10日) (※堺製油所内でのプラント完工を公式に告げる最新の一次資料です)
- コスモエネルギーHD(2025年最新リリース):国内初となる国産SAF大規模製造設備の竣工式を開催(2025年3月7日) (※2023年の着工から、ついに大規模製造設備が完成したことを告げる最新の一次資料です)
- コスモエネルギーグループ(特集): 持続可能な未来に向けたCOSMOの国産SAF (※プラントの着工から完工、2025年度からの供給開始までの全容が網羅された特設ページです)
- 日揮ホールディングス: SAFFAIRE SKY ENERGYが製造するSAFを供給開始へ (※共同出資会社による、DHL Express等への具体的な供給開始に関するリリースです)
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